地元の都バス停留所から葛西臨海公園へ、JR京葉線 葛西臨海公園から新木場へ、東京臨海高速鉄道りんかい線 新木場から東雲、東雲から徒歩で15、16分のところに有明アリーナがあります。
暖かな日曜日の午後、所々にある満開の桜🌸の側を素通りしつつ向かいます。東雲駅から有明アリーナに徒歩で向かう人たちでしょうか、まばらです。
以前、有明アリーナに出向いたのは、齋藤飛鳥さんが卒業される直前の乃木坂のライブ。調べると、2022.12.20Tue 「ASIA EMOTIONAL MUSIC FES 2022」でした。席は天空席のようなもので、当時ステージは遠く感じました。
有明アリーナはライブに向いているかと言われると、果たしてどうでしょう?って感じでしょうか。キャパはMAX15,000席です。
今回は2階席でしたが、ステージからは離れ、体を45度近く右に傾けないと見えない、がそもそも45度傾けるのは無理です。右席がなく通路なら大丈夫でしょうけど。
「月と猫のダンス」は独り舞台の劇〜朗読劇〜で、ヨルシカさんの音楽はその劇中歌とも言えます。音楽のパフォーマンス時には、曲ごとにMVが映し出されます。
そもそもヨルシカさんのステージは薄暗くて、顔にはライトを当てず、特にボーカルのsuisさんの顔は遠くからでは全く見えません。双眼鏡もNG!なので、ライブだけ聴くだけ盛り上がるだけなら、座席の位置はそんなに問題ないのですが、舞台に2つのビジョンを観るにはやはり座席の位置は重要です。
ただ、席はともあれ、ヨルシカさんの音楽は私のタイプなので。いつも満足して帰れます。
suisさんの湧き上がるような透明感のある伸びやかな歌声。時に優しく、時に激しく。縦横無尽!ライブ、生の歌声は格別です!いつ聴いても素晴らしい!
n-bunaさんのギターも大好きで、私が昔よく聴いていたFusion Musicを思い出させてくれるほど、心地良いサウンドなんです。バックミュージシャンもテクニシャン揃いで、素晴らしい!ヨルシカさんの楽曲は難解不明な?詞にスポットライトが当たりがちですが(私は詞も個性的で好き)、ライブでの演奏もとっても素晴らしいんです。
今回のセットリストです。
これが2023のセットリストです。比較してみましょう。
昨年の「月と猫のダンス」のセットリストとは全く同じではなく、
「老人と海」「パドドゥ」と「夏の肖像」が消え、「雨とカプチーノ」「ただ君に晴れ」「斜陽」と「春泥棒」に入れ替わり、曲順も変わっています。曲数も1曲増えました。
乃木坂5期生 井上和さんが「新・乃木坂スター誕生!」で歌唱した「ただ君に晴れ」を聴くことができ、それも本望です。「雨とカプチーノ」、この季節にピッタリの「春泥棒」も好き。私の中では名曲です。
セトリの変化に気づいた時、「昨日(土曜日)も来たかったな」と思いました。私の脳?感覚?記憶力?は映画も舞台も1度だけじゃ伝わらない。ライブも。1度の「パフォーマンス」で感動を得ることは出来るのですが、理解するには時間がかかるのです。理解とは「からだに刷り込むこと」とでも言うのでしょうか。
だから、いっぱい観たい!聴きたい!周りたい!笑
話は戻って、舞台の演者さんによって、ライブそのもののイメージが変わります。昨年は5公演で3人の方がいらっしゃったと思います。今回の演者さんは上手かったですね。通してひとりのはずが、最後の朗読に出てくる元カノをsuisさんが演じたことは、嬉しい驚きです!上手かった!
昨年のツアーでの俳優さんたち。やはり3人でした。
そして、今回の俳優さんは昨年の愛知、大阪に続き村井成仁さんが演じられました。
2024.4.8付
※村井成仁さんX より 転載させていただきました
退場は規制退場でしたが、座った座席が最後の退場。会場を出るのに30分近く待たされました。仕方のないことですが…いつも思うんですが、良席の方を最後にして欲しいと。良い席だったと納得できますからね。待ったとしても。例え、撤収のためとわかっていても…
夜に浮かぶ有明アリーナ
ヨルシカさんのライブは絶対と言っていいほどハズレがない!と言っておきましょう。今年も全国ツアーがあれば是非伺いたいものです!
楽しかった!