本日もヘミンスキーの城へ
ようこそお越しくださいました。
光の案内人でございます。
それでは物語の続きをどうぞ
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エミリアが急いで庭におりると
マリアンヌは熱心にハーブを摘んでいた。
蔓で編んだ美しいカゴに品種を確認しながら
一つ一つ丁寧に並べている。
「コレ、すべて薬草なんですよ」
マリアンヌはエミリアがそばに来たことに気づいて説明を始めた。
「庭園設計士のアルヴェルト様にお願いして
一区画を特別にハーブ園にしていただきました。
私の望みを叶えていただいたのです。
ヘミンスキーの城では
それぞれが自分の得意な事をして
お互いの望みを叶え合い
それが生きる喜びとなっています。
だからエミリア様もご遠慮なく
ドンドン望んで大丈夫なのです。
お部屋、チェンジですよね!」
「えっ?なぜ分かったのですか?
今、ちょうどそれを言いに来たのです」
マリアンヌはいたずらっぽく笑って言った。
「ドレスを見て分かりました」
「マーリア〜ンヌ!」
野菜畑からマチルダが声を掛けた。
「じゃが芋のコンパニオンプランツに
マリーゴールドが欲しいの」
「ハーイ!お安い御用でございます!」
いつものように答えてカゴを脇に置くと
花の苗を幾つかバスケットに移し替えた。
マリアンヌはエミリアを連れて
野菜畑の方に歩きながら言った。
「マチルダ様はみんなから豊作の女神
と呼ばれているのですよ」
そして苗を受け取りに来たマチルダに
エミリアを紹介すると
弾けるような笑顔が返ってきた。
「マチルダです。よろしくね!」
マチルダは太陽のような存在で、
彼女が居るだけで周囲の空気が和らぎ
明るい笑顔につられてこちらまで
幸せな気持ちにさせられるのだった。
「コンパニオンプランツって何ですか?」
エミリアが尋ねると
マチルダは親切に教えてくれた。
「育てたい野菜のそばに植えてあげると
病害虫から守ったり生育がよくなったり
風味が増したりする植物のことよ!
マリーゴールドはその中でも様々な野菜と
相性の良い優秀なお花なの。
農薬や化学肥料を使う代わりに
自然のチカラを借りちゃおうってわけ!」
面白そうに話すとマリアンヌに御礼を言って
マチルダはじゃが芋の近くに
マリーゴールドを植える作業に戻った。
来た道を戻りながらマリアンヌが言った。
「この庭の薔薇やレモンの枝には
トゲがないのです。…というかトゲを持つ
必要がないと言ったらよいでしょうか」
そうであっても何も不思議ではないと
マチルダに会ったことで
妙に納得したエミリアだった。
《つづく・・・》************
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