本日もヘミンスキーの城へ
ようこそお越しくださいました。
光の案内人でございます。
それでは物語の続きをどうぞ
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小鳥のさえずりが聞こえる。
エミリアは朝のまどろみの中にいた。
(変な夢を見たなぁ…)
そしていつものようにハッと目が覚めた。
「早く朝ご飯の支度しなくちゃ
夫に叱られる!」
勢いよくベッドから飛び降りたエミリアは
目の前の薄い大きな布に引っかかって
バランスを崩した。
「うわわーっ!」
ビリビリッと布の裂ける音と共に
床に倒れ込んだ
ズデデーン!
「イタタタ…夢じゃない」
私、お姫様みたいなネグリジェを着てる!
そして天蓋付きのベッドで寝てたんだ!
何が現実で 何が夢なのか
自分でもよく分からなくなっていた。
大きな物音にマリアンヌが驚いて
すぐに飛んできてくれた。
「エミリア様! 大丈夫ですか?
お怪我はありませんか?」
「だ…大丈夫です」
幸い怪我はなかったが…
天蓋の布が破けてしまっていた。
それ見てマリアンヌが言った。
「お部屋、チェンジした方がいいですね。
すぐに別のお部屋をご用意いたしますので…」
その言葉を聞いた途端 ふいに
身勝手な夫に振り回されていた
過去の自分がよみがえった。
夫は人の善意につけ込んで
アレが良いコレが良いと
次から次へと要求をエスカレートさせ
私はそれに応えることに辟易としていたのだ。
(私は夫のようにはなりたくないし
これ以上周りの人に迷惑をかけたくない)
そしてマリアンヌの有り難い申し出を
思わず断ってしまった。
「あの…このままで大丈夫です。
天蓋を壊してしまったのは私ですし
何より私がこの部屋を望んだのですから」
「えっ?本当にこの部屋で宜しいのですか?」
「はい!」私は迷いなくキッパリと答えた。
(私は図々しい女だと思われたくないのだ)
「…そうですか。では仰せのとおりに」
一瞬、残念そうな顔をしたが
マリアンヌはふいに立ち上がり
気分を変えるかのように窓を開けると
外を見ながら言った。
「今朝はとても良いお天気ですよ!
少しお庭を歩いてみませんか?」
つられてエミリアが窓に近づくと
この世のものとは思えないほど
美しい庭園が目の前に広がっていた。
「昨夜は暗くて何も見えなくて…。
こんなに綺麗なお庭があったなんて
全く気づきませんでした」
エミリアが驚きながら呟くと
マリアンヌが言った。
「目の前にあるのに見えないものって
意外と多いかもしれませんね」
それから思い出したように付け加えた。
「お着替えが済んだらお庭にどうぞ。
必要なものはクローゼットに
すべて備えてございますので
ご自由にお使いくださいね」
そう言い残して
ひと足先に庭へ向かった。
《つづく・・・》************
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