【参考情報】テレビ◇報道ステーションで放送された詳細レポート ~転載 | 家畜おたすけ隊

家畜おたすけ隊

家畜を助けたい有志たちの、営利を目的としないボランティア組織です。2012年8月9日に(社)ふるさとと心を守る友の会になりました。

南相馬市ボランティア活動センター 様から転載させていただきました。



こちらは、「南相馬市ボランティア活動センター」のブログです。
(旧称:仲町ボランティア活動センター)

先日、テレビで放送されましたが、見逃してしまった方のために、ここで部分的に
ご紹介します(*^_^*)


◆◆テレビ放送◆◆
放送日時: 2012年7月31日(火)21:54~
番組: 報道ステーション
テレビ局: テレビ朝日
特集名: 楢葉町を来月10日から「避難指示解除準備区域」に
公式ホームページ: →こちら  
取材日: 2012年7月30日(月)~31日(火)
取材場所: 福島県南相馬市小高区 旧警戒区域 など



◆◆要旨◆◆

報道ステーションで、当センターの様子が、全国放送されました~

・二本松市の仮設住宅に住んでいて、小高区の自宅には遠いから、頻繁に帰宅できない
という被災者の声

・ボランティアさんが、津波の泥の中から思い出の写真を探してくれたと、喜んで下さっている
被災者の声

・夏休みの学生ボランティアさんが津波の泥出しで畳を運ぶ姿

・東京から来たボランティアさんが、電力の消費者として、福島県の方々に申し訳ない気持ちを
持っている心情

・1年間立入禁止だった、旧警戒区域は、雑草が生い茂り、瓦礫撤去する前に、草刈り作業が必要で、
ボランティアさんが、草刈り機で草を刈っている様子

・当センターの松本センター長が、事前の調査で、活動現場の放射能測定を行い、測定値が低い事を
確認して、ボランティアの方々の安全に配慮している様子

・当センターには、被災者からお仕事の依頼がひっきりなしに入って、ボランティア人数不足により、
ニーズの消化が追い付いていない実情を、カウボーイハット姿のセンター長が訴える様子


などが、放送されました。テレビを見た人が、たくさんボランティアに来て下さって、南相馬市の
復興が、スピードアップすることを、願っています。
みなさん、南相馬市に、ボランティアしに来てください。お願いしますm(_ _)m






◆◆視聴者の詳細レポート◆◆
視聴者の方が放送内容を部分的に書いて下さいました。
詳しく書いて下さったので、ご紹介しま~す☆



約6分間と長めでしたので、ナレーションを中心に書き起
こしました。
雰囲気だけでも感じていただければと思いま

す。松本センター長がけっこうな
時間映っておられました

。(^_^)

--
...

【警戒区域“再編”の福島 「ボランティアを」手つかず
の現場】

女性アナウンサー:
福島県南相馬市小高区というところなんですが、4月に警
戒区域から避難指示解除準備区域に
再編されました。本格

的に復旧・復興の作業が進み始めているんですけれども、
ここを含めて
福島県は他の地域に比べてボランティアの人

数が圧倒的に少ないんです。

東京国際大学 の学生さんが活動する映像が流れる)

ナレーター:
ここはかつて住民が入れない警戒区域だったところ。この
日の周辺の放射線量は、
0.12マイクロシーベルトだ。
震災から1年4ヶ月。未だ被災当時のまま手つかずの風景

広がる南相馬市小高区。この地区も警戒区域だったが、

政府は、年間の積算線量が
20ミリシーベルト以下になる

ことが確認できたとして、今年4月から避難指示解除準備
区域に指定した。

(瓦礫が放置された沼地のような場所が映し出される)

ナレーター:
ここは住民の一日も早い帰還に向けて復旧や除染などを進
めるとする区域。
現在、住民は一時的に帰宅することは可

能だが、宿泊することはできない。

(草刈りの様子が流れる)

ナレーター:
休暇を利用した会社員などが、慣れない手つきで作業に励
む。
今年、福島に入ったボランティアの数は、岩手や宮城に比
べると圧倒的に少ない。
[ボランティアの参加人数(今年1月~6月)]
岩手県:61,425人
宮城県:63,731人
福島県: 8,951人

松本センター長:
ボランティアが来ない大きな原因の一つは放射能の問題。
ここは驚くほど放射線の量はないんだよと伝えたい。

(松本センター長が放射線を計測する様子)

ナレーター:
センターではボランティアが入る際、派遣先の放射線量を
量ってから作業を始めている。

※省略(ペットを保護するボランティアや、楢葉町が8月
10日から避難指示解除準備区域に再編されること等)。

(松本センター長が依頼者から作業内容を聞く様子)

ナレーター:
南相馬市のボランティアセンターには、毎日作業の依頼に
訪れる住民が後を絶たない。

松本センター長:
現状は、平日は場合によっては5人~10人という場合も
ある。ニーズは、1日2~3件ずつ
舞い込んできますので

、依頼にボランティアさんの数が圧倒的に足りないという
のが現状です。

古舘氏:
福島でボランティアの方々をもっと必要としている事実を
お伝えしたんですが、圧倒的に人が足りないというのは、

ボランティアの方々が他県に比べて来ないからだとしては
いけないと思います。例えば、「避難指示」、
「解除の準

備区域」、といった言葉がいっぱい重なっていることが、
私は象徴だと思っているんです。
一概に年間で20ミリシ

ーベルト以下と言っても、そこはまだら模様になっていま
す。高いところもあれば
低いところもありますし。これは

一概にひとくくりにはできないわけです。それぞれの場所
で除染が
できるかできないか。除染するならどこまでをど

れくらいの人手、予算で除染するのか。
出した土はどこに

捨てるのか。どこに仮置きするのか。最終処分場はどこか
。ここをもっと早くやらないと、
何のための復興庁ですか

? と様々な問題が絡んでいるのです。