チェルノブイリ25年後の放射能食品汚染 グリーンピース報告書より | さるうさぎのブログ

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原発・放射能はもとより、環境に悪いものから子供たちを守るには・・・?!

ヨーロッパの放射能汚染状況についても、もう少しつっこんで調べてみることにしました。
特に食品汚染については、ウィーンに住んでいる者としては気になるところです。
楽しい話にはならないだろうけど、チェルノブイリ由来の放射線物質ならあと4年がまんすればセシウム137の半減期がくる、と、半元気(!?)にがんばります(しょうもないおやじギャクです)。

http://www.greenpeace.org/austria/Global/austria/dokumente/Factsheets/atom_RadioaktivitaetUndLebensmittel_2011.pdf
より翻訳転載

チェルノブイリの不運な事故により降り注がれた放射性物質に関してだけ言えば、今日でもヨーロッパの多くの箇所で高線量のセシウム137が検出され得る。
例えば2009年になっても、イギリスで
セシウム137に高濃度に汚染された地域に(合計19万頭の羊がいる)369の農家が存在する。フランスのヴォージュ県では1997年の時点でもきのこのセシウム137含有量が規定の40倍上回った。2010年、バイエルンの森の5つに1つでは、射殺されたいのししから600ベクレル/キロが検出され、摂食禁止となっている。いのししはセシウム137にひどく汚染されたツチダンゴ(トリュフの一種)を食べるので、放射性核種が体に蓄積される。