犯罪意識と裏工作・・・首相、電力から番号制にする
菅前首相も登場するドイツのドキュメンタリー「フクシマのうそ」(http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-546.html
)
は本来ならNHKとかニュースのTBSなどが作っていなければならないものだろう。今度の原発事故に関する深い闇を暴くことこそ、メディアの役割であり、かつ日本のためになることだからだ。もうNHKは要らない。ドイツの放送局に代わってもらいたい。
ところでそこに示されているのはあらゆる手段を使って利権をあさる電力とその関係者の姿であり、私が何10年と見てきたことでもあった。電力はお金を持っている.そのお金は国民が電気代として支払ったものだが、なにしろアメリカの2倍の電気料金をなにも言わずに払ってくれる国民がいるのだから、ありがたくちょうだいし、それを広告費に回してメディアをコントロールし、天下り先を斡旋して役人を手玉にとり、政治資金をだして電気料金を保持し、研究費を出して御用学者を手なずけるなどなんでもできたのである。
どうしたら日本社会はこの闇から逃れ、電気料金が今の2分の1になり、原発が無くなるようになるでしょうか?その具体策の一つ(一つは発送電分離)を提案します。
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電力に限らず、環境省などもそうだが、「圧力をかける」時には裏口から来る。個別に電話したり、「そんなことを報道したらスポンサーを降りる」などと言うのもそれに当たる。しかし、まだ救われるのは電話してくる電力はそれが「犯罪に近く、やってはいけないこと」であることを知っている。だから、裏でやる。
人間、自分が悪いことをしているという意識があると、裏でする。圧力をかける、言論の自由を制限する、徒党を組んで特定の人を誹謗中傷するなど、ほとんどの場合は、名前を出さず、組織を明かさず、あるいは裏で工作する。もし、自分が正しいと思うことだったら、どこで公開されても問題がないし、むしろ公開された方が自分の考えが広く世間に伝わるのでよい。
それをコソコソと裏でやり、それを知っている人は少ないのだから、本来は意味が無い行為だ。でも、それが利権を守るということであり、「善良な国民」からはほど遠い。
実は意外なことに「電力の社員も善良」なのだ。善良なのになぜ悪事を働くかというと、「国民はバカだから、本当に日本のために良いことを知らない。だから、仕方なく裏工作をする」というのが実際だから面倒なことになる.人間は犯罪を犯しているというはっきりした意識があればかなり早く改善されるのだが、「悪事をせざるを得ない」と思っているとやっかいである。
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そこで、「ダダ漏れ」を提案したい。個別の人のことなどを別にして、ほとんどすべての情報を「ダダ漏れ」しても責任は問われないというシステムにすると良い。たとえば、電力から電話が市役所やNHKにかかってきたら、それをすぐネットで公開する。
なんでもかんでもネットに出てくるのだから、それは透明性が高く、誰が何をやっているのかが判る。もし、電力がどこにも圧力をかけていなければ、このような方法をとれば公明正大になるだろう。日本の発展はそこにある。
もしこれが成功したら、第二段階として、社会のあらゆるところに連続的にネットで放送できる動画を配信する。大臣室、中央官庁の会議室、市役所の市長室や部長室、審議会、委員会、学会・・・などあらゆるところにエレベータのなかのカメラのようなものが入っていて、だれでもいつでも見ることができるようにする。
そうしたら「闇」は無くなるだろう。それは絶対に日本の子供たちのために、日本を発展させることができるだろう。「ダダ漏れの明るい社会」の方が「国民総背番号制」よりも先にやらなければならないと私は思う。
国民総背番号制で国民を絡め取るより先に、指導部の方がダダ漏れで絡め取らなければこの闇は無くならないだろう。
(平成24年3月22日)
--------ここから音声内容--------
ええと、ドイツのですね、えー、ドキュメンタリービデオが日本でも見れるようになりまして、この下にそのアドレスを書きましたけども、大変にショックを受けた人が多いわけですね。別にだけど、内容的にはどうってことなくて、ま、福島の原発の前後をですね、ま、管前首相も登場してもらって明らかにしてる、と。
ま、こういうのは本来だったら、別にあのNHKがあるんですしね、昔は「ニュースのTBS」と言いましたけど、積極的にこういう問題に切り込んだ民放もいるわけですね。えー、別段その、不思議なことはありません。えー、暗い闇を暴く事こそメディアの役割であり、そのために我々はNHKに受信料払ってるわけでありますから。ま、ドイツの放送局に代わってもらったら?ってな感じですけどね。
えーまぁ、そこに示されたものはご覧なったら判るんですが、あらゆる手段を使って利権をあさる電力、それと関係者の姿であって、正に私が何十年と見てきた姿でありました。えー、まぁ国民がですね、非常に日本人は優しくて、アメリカの2倍の電気代を何の文句も言わずに払ってくれる、と。しかし、それをありがたく頂戴した電力会社は、広告費に回してメディアをコントロールしている。役人の天下り先を斡旋して役人を手玉に取り、政治資金を出して電気料金を保持するようにし、研究費を出して御用学者を手なずける、と。
まぁ、こういうことが行われてきたということをほんとに良く、まぁさすがマスコミという感じですね。さすが、これこそマスコミ!という感じですね、このビデオは。えー、しかし我々はですね、前向きに行かなきゃいけませんから、どうしたら日本社会はこの闇から逃れ、電気料金が今の1/2になり、原発が無くなるようになるか?と、このことをですね一つ、もちろん発送電分離が一つの答えなんですけれども。
もう一つの答えですね、ええと「圧力を掛ける」っていうことがあるわけです。まぁ環境省なんか盛んにやってるわけですね。えー、それは裏口から来るんですよ。大体個別に電話が掛かってきたりですね、「そんなことを報道したらスポンサー降りるぞ!」、こんな感じですね。えー、しかしこの裏口から電話を掛けてくるっていうのはですね、えー、電力会社とか環境省が「それが犯罪である」っていうことを知ってるんですよね。だから、まぁやるわけです。えー、裏でやるわけですね。
言論の自由を制限すんのは悪いとか、徒党を組んで特定の人を誹謗中傷することは悪いってことは、判ってるわけですよ。大体特定の人を、まぁ僕なんかもその一つなんですが、えー、誹謗中傷するときは、大概の場合は名前出しませんね。組織も明らかにしません。これがですね、まぁ一定の手口ですね。
だけどこれは、そのうちにはですね、名前を出さないような人の言うことはみんな信用しなくなりますから、ま、いいんじゃないか。ま、そのプロセスって言いますかね、途中経過じゃないかと思いますけれども。むしろ、まぁきちっと公開して、きちっと話をすると言うのが正しいでしょう。えーまぁ、あの、しかしコソコソやるというのはもちろん、裏でやるっていうのはですね、まぁ学校時代に多くの人が学んだように、「善良な事」ではありません。
しかし不思議なとこは次なんですよ。この“電力の社員っていうのはね、善良なんですよ”、ほんとに。真面目な人で善良な人なんです。その善良な電力の社員がです、やらせメールしたり、それから言い訳したり、電話で圧力掛けたりする悪事を働くのは何故か?って言うとですね、理由があるんですね。
「国民はバカだから、本当に日本のために良いことは知らない、我々が知ってるんだ」、 「だから仕方なく裏工作をしてるんで、裏工作自身は悪いこと知ってるけども、裏工作をやらざるを得ない状況って言うのは、国民がバカだからだ」…っていうのがですね、ええとまぁ、その根拠なんですね。
で、これがありますから、ややこしいんですね。人間は、犯罪を犯してるというはっきりとした意識があれば、まぁ改善されるんですけども、“まぁ悪いことだけど、仕方ないんだ”というふうに思うとですね、なかなか直らないんですね。で、まぁ、えー、やってることは悪い事だけども本人は善意であるという、そういうまぁ奇妙な状態を解消するために、私は一つ提案したいんですが。
「ダダ漏れ」ですね。もう全部ダダ漏れしちゃうんですよ、ええ。もうとにかくダダ漏れしちゃえば、責任は問われない。例えば、電力が市役所とかNHKに電話して、「そういうことやっちゃ困る!」とか、「そんな情報は市役所さんだけに教えたのに、何で外に漏らすのか!」なんていうことあったら、そのままネットで出すんですよ、市役所から。「えー、何月何日、何時何分。何電力から、“これは公開するな!”という電話がありました」と、そのまま公開するんですね。
何でもかんでもネットに出てきますからね、悪い事できなくなるわけですよ。それから誰が何をやってるかも判りますね。えー、「こんなことの約束は、そんなはずじゃないじゃないか!」というのが着たら、そのまま出すんですよ。そしたら、その約束って一体何だったの?つったら、陰でそれは多くの人には教えない、市民には教えない資料なんていうやつが出てきたりするわけですね。
ま、公明正大な社会の方が発展しますから。で、これは第一段階としてやったらいいんじゃないか、と。簡単ですよね、電話が掛かってきたらすぐ、ネットに出すってだけですから。ま、Twitterでも良いんです、何でも良いんですが出すんですね。「こういう事実がありました」つって。事実ですから、別に悪くない。特に、市役所なんていうのはですね、あの市役所とか大臣とか、そういうのはみんな、国民の公僕ですからね。別に出したって、どうってことないんですよ。
第二段階としてはですね、あらゆるところにですね、ええと無人カメラを設置するわけです。今、無人カメラはですね、例えばコンビニエンスストアの強盗防止とか、えー、それからあの、エレベータの中の監視とかそういうのに使ってます。これもまぁ良いですけど、それと同時にですね、大臣室とか中央官庁の会議室とか、市長室とか部長室、審議会、委員会、学会、こういうとこに全部無人カメラ付けて、全部放送してんですよ。そりゃまぁ、何万となりますけども、それは好きな人が好きなとこ見ればいいわけですね。それを全部ためといて、ハードディスクに、いつでも出せるように、検索(できるように)しときゃいいわけですね。
そうするとですね、「闇」は無くなります。闇っていうのは・・・光が照ってるところ、闇が無くなりますからね。これはもう絶対に、子供たちのためになりますよ。えー、「ダダ漏れな明るい社会」っていうのは非常に良いわけですね。
今、なんかあの、総番号制って言うんですかね、何とかつって、ええと国民に背番号付けるようなことを検討されてますけども。えー、これはね、国民に背番号付けて国民を絡め取って、全部自分たちの自由にしようっていうんですが、その前に、指導部の人をダダ漏れにして、こっちをしっかり管理して闇を無くして、今、あの…国民でまぁ、管理が簡単になるとか脱税を防ぐとか、いろんな理由があるんでしょうね。それは、むしろ指導部が先ですよ。指導部の、まぁ、毎日の言動、言ったことを全部録音して出すとかですね。ま、そういうことをして、ダダ漏れ撮影を全部して、ネットに全部出して、これから先にして。
それからだんだんだんだん、この「ま、国民もお願いします」と、「我々も透明になったので、国民も透明にして下さい」と、こうやって下さい。えー、自分たちだけが、指導者だけが不透明で国民が透明っていうのはね、ちょっと行き過ぎだと思いますので。ま、ここで一個、提案をしたいと思います。
(文字起こし by danielle)