“嘘ちゅき!!”
肉食べよう!!
休日、私たちはまた、肉のあるほうへ向かっていた
Y“今日はなんかしゃぶしゃぶが食べたい”
わたし“ええなーー長いこと食べてへんわぁ”
自転車圏内の店で、おなかいっぱい食べた
店は2階にあり、一階は駐車場(私たちには駐輪所)
階段を下りるとき、Yが、
背中に乗れよ、というようなジェスチャーをしたため、
年甲斐もなく調子に乗ったわたしは、
Y氏に飛び乗った
Y“アイゴーーーー!!!!!!!”
絶叫する細い人
わたし“あぁ、これな
うちと肉とカニの重さやからな”
Y“イメ、、、、こんなんじゃなかったのに”
わたし“、、、へ?”
とぼけてはみたものの、
確かに、Y氏と出会ったころに比べて大分太ったに違いない
Y“アイゴー、嘘ちゅきイメー”
わたし“そやな、かわいそうにな~、
お、姉ちゃん(わたし)ち行ったら毎日飯食える~思ったら、
姉ちゃん体壊して仕事行かんくなるし、
お、姉ちゃんいい体やな~、思ってたら、
どんどん太り始めるし
まあ、外国来て騙されるってよくある話やで、はっはっはっは”
そう、これはある意味実話である
Yの介抱のおかげ、今はもう大丈夫だが、
Yと付き合い始めてから、しばらく病院通いになっていた
そして、その薬の副作用のせい、治る仮定で肉、増量!
女子は顔より体だ!と豪語するY氏、そして、出会ったとき、
いい体してるなー、と思って目をつけてくれたというが、
それはそれはもう、
つまり現在、Y氏のあらゆる下心が裏切られているのである
わたしに開き直られて、Y氏も一緒に爆笑していた
重くなったわたしを乗せて駐輪所にたどり着く
Y“ふーーー、アイゴーーー”
わたし“おつかれちゃん”
私たちはまだ笑っている
Y“ふー、、、でもな、ここでイメと会ったから俺日本で大学まで行くことに決めたし
そのために頑張れたし
俺の人生が変わったよん”
あ、おぅ、相当頑張って辛そうやったけどな、、、
Y“いろいろ生活で大変になったこともあったけど”
うん、そやろな
Y“正直、イメじゃなかったらここまでしようと思わへんかったと思う”
え、今日はそんないいこと言うんか珍しい
Y“俺はイメと一緒に居たら、やっぱりいいことあるんちゃうかな”
いつもそんな顔せんくせに
わたし“そーか、騙された甲斐があってよかったやんな~”
Y“嘘ちゅき!!”
またまたとぼけてみたわたしの、
前よりパンパンになった太ももあたりを笑いながらパーンとたたいた
いい音がしたので二人は余計に笑いが止まらなくなる
Y“薬飲んでても、運動頑張ったらまた痩せるわ”
わたし“うん、頑張ります”
ほんとに頑張ります
嘘ちゅきイメは、今日もとても幸せだったように思う