彼の運転する車を追いかける。

まるで別荘地の様な場所だ。

家と家の間隔がとても広い。

中には馬を飼っているお宅もある(笑)

凄く羨ましい!!

キョロキョロしている内にバイク仲間の家に着いた。

大きい!!

しかも豪華な外見!

まずはガレージへ。

バイクを止めなければならない。

ガレージに案内された。

まず目に飛び込んで来た物。

カヤック。

幾つもある!

明日このカヤックを持って湖へ連れて行ってくれると言う!!

凄い!!

人生初のカヤック!!

楽しみだ!!

バイクを止めると

「さぁ家の中へ入ろう」と家の中へ案内された。

「おいおい…(^_^;)」

完全に別荘地に来てしまった感じだ。

しかし彼は普通ここから仕事に行ってるし、至って普通の家だと言う…

しかし…(^_^;)

そんな彼が凄く羨ましくなった…

しかも!

よ~く話しを聞くと…

全て自分で作ったと言う…

おいおい…あなた、正気ですか?

思わず「俺にも作ってくれ!」と言ってしまった!

そう言わざるを得ない程の堂々とした建物…

本当に素敵な建物である…

全く…

やる事のスケールが違う…

中には石で組まれた暖炉も設備され、天井にはくるくると回る、

空気を「かくはん」する物も設備されている。

ここは超豪華な山小屋と言った所である…

なんと!!

外にはハンモックまで…

見晴らしも抜群である!

近くには山もあるので空気がとても美味しい!

そして静かだ。

部屋の中、外を出たり入ったりしていると(笑)

まずはBeerで乾杯しよう!!

と言われた!

そりゃ、ごもっともな話しで…(笑)

珍しいチェコのBeerで乾杯をした!

う~ん!濃い!!!

しかし美味い!!

それを飲み干すと…

次から次へとBeerが出てくる(笑)

そして何と…

「汚れた服があるだろう?」

と、洗濯までしてくれた(笑)

そしてこれから夕食の準備をすると言う。

「嫌いな物はあるか?」

嫌いな物を一通り述べると…

「(笑)OK」

それと、寝室とシャワールームへと案内してくれた。

ここも非常に贅沢な作りで本当に驚いた…

本当に凄い…

こんな所で寝れるのかぁ…

一人ではもったいない…

「ここを好きな様に使っていいよ。」

だって…

とりあえずシャワーをたっぷりと浴びた。

シャワーを浴びるとさっぱりする!!

そして又Beer(笑)

美味い!!

夕食を待つ間に先ほどのハンモックに寝っころがる。

いやぁ………

人生初ハンモック…

…気持ちいい……

しかもここから見る景色の素晴らしさと言ったら…

そろそろ夕焼けだし…

いやはや何とも贅沢な時間……

少しほろ酔いだし…(笑)

緩みまくっている自分(笑)

ハンモックに静かに揺られながら、カリフォルニアの夕焼けを眺める…

そのうちにとても良い香りがして来た!

料理も楽しみだ!!

しかし招待されたとはいえ、こんなに伸び伸びとしていて良いのだろうか…(笑)

「夕食が出来たぞ!」

と、まずはBeerで乾杯(笑)

何本飲むんだか…(笑)

肉にパスタにサラダに色々出てきた!

どれも美味しい!

食事しながら明日の予定も聞いた。

まずは朝一番で湖。

カヤックをすると言う!

楽しみだ!!

他にも色々と話しをした。

家族の話し、故郷の話し、彼の子供と奥さんの話し、バイク、アメリカの話し…

本当に贅沢な時間を過ごしている…

夕食と話しを終え、再びハンモックへと戻る(笑)

今度は星空だ。

ハンモックに揺られながらカリフォルニアの星空……

生まれて来て良かった…

自然とそう思える…

こんな素敵な体験が出来るなんて…

そう思うと視界が一気に曇ってきた…

目から流れる透明の液体…

それは頬を伝っていく下へと流れていった…

夢の様な時間…

………

つづく…Harley Davidson 北米大陸一人旅  シャスタ&セドナ編-画像-0003.jpg
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さてさて。

日も徐々に落ちてきている395号線…

住所のみが書かれた小さな紙切れを握りしめハイウェイをひた走るK君…

目的地は

「Truckee」

カリフォルニアのど田舎にある小さな目立たない街。

ここら辺では都会と呼べる街である灼熱のRenoを抜けると段々と、

自然が姿を見せる様になってきた。

荒涼とした景色に少しずつ川などが混じる様になってきた。

幾つもの橋を渡る。

これかな?

と思わせる看板を見つける度にバイクを停め地図で確認をする。

少しずつ近付いている。

それ程複雑な道では無いので助かる。

「町に着いたら連絡をいれる」

それだけ約束をしてある。

先方にしてみたら「本当に来るのかな?」と思うであろう。

もし自分が逆の立場だったら…

自分の地元にアメリカから友人がバイクで訪ねて来ると言う…

土地勘など無いのに…

自分の日常にいきなりバイクで遥か北米の地から友人が来る…

半信半疑になるかもしれない。

だから途中で現在地をメールしたりしておいた。

頼りはこの住所を書いた紙のみ。

完全に夜にならない内に着きたい。

ハイウェイのサイン通りに道を進んで行く。

すると、町外れに辿り着いた…

町である事は間違い無い。

その町は唐突に現れた。

急いで現在地を確認する。

その町の名は

「Truckee」

目的地だ。

無事に着いたのだ。

まだ充分に日もある。

再会出来る喜びで嬉しくて仕方ない!!

本当に来たのだ!!

5年前のTexasとNew mexicoの州境での約束が本当になったのだ!!!!!

口約束では無く本当に実現したのだ!!!!!

自分でも凄いなぁ!!と思った!

仲間にメールを入れた…

返信が待ち遠しくて仕方ない!!

返信が来るまで数分だったがとても長く感じた!!

5年振りの再会!!

この場所から近い所にメインストリートがある、と言う。

そこの一番大きいパーキングで待ち合わせする事にした。

メインストリートに行けばすぐにわかるパーキングだと言う。

メインストリートを走るととても素敵な町と言う事がわかって来た。

お洒落なバーや土産物屋、レストランが何軒もある!!

バーでは仲間通しで楽しそうに飲んでいるのが見える!

バーの前には何台かHARLEYも並んでいる!

映画みたいだ。

…というか、自分も映画みたいな事をしている…

とても素敵な体験をさせて貰っている…

そのうちに待ち合わせ場所であると思われるパーキングが見えてきた。

そこで待つ事数分…

キョロキョロと辺りを見渡していると…

ん?

見覚えのある顔が…

お互いに直ぐに判った!

「おぉ~!!!!!」

二人とも満面の笑顔で握手、ハグをした!

5年前の社交辞令で終わってもおかしくない約束が…

こうして果たされた…

現実となった。

とても不思議である。

人生と言うのは何が起こるか、何が幸いするかわからない。

とてつもなく巨大な北米大陸のTexasとNew mexicoの州境でのちょっとした出会い。

何分の一の確率であろうか…

人生とは面白い。

自分史と言う物に新たなページが書き加えられるのだ。

出会いによって…

広大な西部での出会い…

HARLEYが引き寄せた出会い…

自分の行動力にも驚かされる(笑)

でも自分で一歩踏み出さなければ何も生まれやしない。

向こうからはやって来ないのだ。

行動あるのみ。

それが人生を面白くする。

その一歩が面白かった!

そして又次の一歩を踏み出す!

どんどん広がって行く!

どんどん楽しくなって行く!

そしてある時にふと振り返ってみると…

自分がとても豊かになっている事に気付く。

目に見えない財産を沢山沢山!持っている事に気付く。

Truckeeに話しを戻そう。

感動の再会を果たしたK君!

まずは家に行こう!と言う話しになった。

彼の運転する車の後をついて行くK君。

Truckeeのメインストリート…

あの光景は目に焼き付いている。

又訪れたい場所だ。

つづく…Harley Davidson 北米大陸一人旅  シャスタ&セドナ編-画像-0002.jpg
次の目的地

「Truckee」

ここにバイカーの仲間がいる。

Lake Tahoeの近くだ。

地図で場所を確認していざ出発!!

…しようとしたが…

シャスタの泉の水をどうしても汲みに行きたい!!

目的地は泉とは反対方向なのだ…

え~い!!

泉へ行ってしまえ!!

いずれにせよ、道中に水は不可欠なのだ。

空のボトルも何本かあるし。

油断すると流れ出してくる涙を一生懸命堪えながら(笑)泉へと向かった。

この涙は何なのか?

オーナー「…K君。その涙は歓喜の涙なの。魂がとても喜んでいる証なのよ。」

確かに涙が溢れ出した時の心境は全くの平常心。

悲しいとかいった感情は無かった。

いきなりの涙だった。

人生で初めての経験であった。

あんな事が起こるとは…

しかしこれで終わりでは無かったのだ!

歓喜の涙…

この話しは後半で書くのでお楽しみに。

さて。

泉へと向かったK君。

まずは泉に手を入れてみる。

冷たい!!

とても気持ちが良い!

泉が醸し出す柔らかい波動にこのまま何時間も包まれていたい!!

しかし、それを振り切るかの様に立ち上がり、ボトルに水を詰めていく…

次はいつ来れるかなぁ…

いや。

必ず戻って来る!!

そう思えば良いのだ。

必ずシャスタに帰ってくる!!

よし!!

じゃあ、仲間のバイカーが待つTruckeeへ行こう!!

泉から出発だ!!

ここからハイウェイは近い。

だけど折角ならば森の中を走ってみたい!

89号線から44号線、そして395号線を走って行くと大きな街、

「Reno」

に着く。

ここからTruckeeは近いのだ。

因みにRenoはカジノが出来る。

小規模なラスベガスみたいな所だ。

街の作りもラスベガスに似せている。

余談だがラスベガスに似せた作りの街はミズーリ州にもある。

その街の名は

「Branson」

街のあちこちで様々なショーを展開している街だ。

Irish danceやMagic show、自分が居た時はディビッド カッパーフィールドさんが居た。

話しを戻そう。

シャスタの泉のほとりにずっと居たい!

と言う強い気持ちを何とか断ち切り鉄馬に跨った。

泉から出てシャスタ シティを抜け89号線へと向かう。

今日も最高の天気だ!!

大好きな真っ青な青空!!

木々に囲まれた真っ直ぐの道!!

空気も新鮮だ!!

初シャスタはとても楽しかった。

離れるのは本当に寂しいが仕方ない…

シャスタはどんな所?

と、聞かれると答えに詰まる時がある。

う~ん…

自然が沢山あって…

と、伝わり難い表現となってしまう。

でも一度行くと皆口々に

「シャスタに帰りたい!!」

自分もその一人なのだ。

「シャスタに帰りたい」

帰りたくなる場所…

カリフォルニアにある、小さな田舎町。

これがシャスタだ。

だけどこの山の持つエナジー。

深い。

とても深い。

そして…温かい。

一度体験してしまうと…

大変だ(笑)

心の中の「何か」に触れてしまうらしい。

しかし一度でもシャスタ山と繋がればどこに居てもエナジーは感じられる様になる。

本当に不思議な場所だ。

このシャスタ旅も人生の本当に大きなターニングポイントとなった。

ここでも人生の舵が思い切り変わった。

生まれる前から決まっていたのだろうか。

今生でシャスタ山に訪れる事が…

「今生でやりたい事リスト」にシャスタ旅行が入ってたのだろうか(笑)

しかし、行きたいと思えば行ける環境にある…

本当に有り難い…

感謝。

これからも思い残す事が無い様に生きたい。

そして所変わって89号線…

両脇には大きく育った木々がそびえている。

信号など無い。

最高に気持ち良い!!

89号線はシャスタ山に近いせいか、沢山の自然溢れる場所だ。

44号線を通り395号線に入ると視界が開ける。

車の姿も少しだがちらほら見える様になって来た。

44号線を走っていると139号線にぶつかる。

看板が出てくる。

「←Mt.shasta
Reno→」

自分は右側、すなわちRenoへと向かわなければならない。

ここを左に行けばシャスタだ!!

ここで少し葛藤してしまった(笑)

いや。

でも待ってくれている仲間がいるのだから…

と、シャスタへの想いを振り切りアクセルを再び開けた。

ここまで来ると辺りにはシャスタ山の雰囲気が無い。

アメリカの広大な景色が広がっている。

映画に出てくる様な典型的な田舎の景色だ。

395号線を走っていると途中、Honey lakeと言う美味しそうな名前の湖も出てくる。

確かに黄色っぽく見える湖だ。

家も点々とある。

かなり古びたガスステーションとMotelもある。

OpenしているのかCloseしているのか…

おそらく…Closeであろう…

最後に来た客はいつなのであろうか…

田舎の道を走るのは楽しい。

全ての景色が新鮮だ。

とくに西部の道。

走りながら色々と想像してみる。

あの古びたMotelも開店当初は賑わっていたのだろうなぁ!

とか考えると面白い。

しかし荒涼とした景色が広がるこの地域…

ここに住む少数の住人はどの様な生活スタイルなのであろうか…

周りには本当に何も無い。

荒涼とした景色のみ。

だけど星空は目茶苦茶綺麗に見えるであろう。

西部を走っているとこの様に点在してる町がぽつんぽつんとある。

本当に小さな町、綺麗なMotelもある少しだけ大きい街…

この発見がたまらなく面白い!!

気に入れば一泊してみたりもする。

意外とお洒落なレストランもあったりするので迷わず入って食べたりする。

典型的な西部の田舎道を走っていると車が少しずつ増えて来る。

何やらラスベガスを真似た看板も見えて来た(笑)

完全にパクりだろ~と言う看板もある(笑)

いよいよRenoに入ったと言う事だ。

一瞬カジノに心惹かれたがベガスに帰れば又思う存分プレイ出来るし!

と思い直した。

さて。

段々とTruckeeに近付いてきた。

なんせ住所を書いた紙のみで全く知らない土地へ来てしまったのだから行く先の看板を

見逃さない様にしないといけない。

2~3度引き返したり迷ったりした。

まぁ焦る旅では無い。

が、段々と日が落ちてきている(;^_^A

さぁ…

K君は明るい内に辿り着けるのであろうか!!!

つづく…



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