不夜城ラスベガス。

砂漠に散りばめられた宝石の様なラスベガスの夜。

今はその顔を終えようとしている…

昼にはごった返すであろう、観光客を迎える為の準備が始まろうとしている。

フリーウェイ93号線。

ラスベガスを離れる。

街から少し離れただけで荒涼とした砂漠の景色が広がる。

これが本来の姿なのだろう。

改めてここが砂漠だと認識させられる。

今のラスベガスは僕が行き始めた頃から比べると格段に街が拡がっている。

毎月3000人!クラスの移住者がいるのだとか。

新しいホテル&カジノ、レストラン、でかいスーパーマーケット……

訪れる度にopenしている。

家も凄い勢いで増築していて、遂にRed Rock Canyonの手前まで家が立ち並んでしまった…

少し悲しい……

でも…街から離れた高台に行って眺める夜景がとても綺麗で好きだ。

飽きずにずーっと眺めていられる。

さて……

93号線へと話しを戻すと…

いかにもアメリカらしい一本道。

一回味わってしまうと絶対にやめられない。

行く手を遮る物は皆無。

信号も無い。

自分と会話するにはもってこいの最高の場所。

日常生活で受けてしまうストレスを全て流せる場所。

知らぬ間に溜まる心の垢も何もかも全て流せる場所。

旅は心の洗濯。

じゃぶじゃぶと洗い流せる。

フリーウェイを感じるままに走る。

時間に追われる事も明日の事も気にしないで良い。

素直なありのままの自分に戻れる場所。

たまに一本道は飽きないか?と聞かれるが、自分は何故か飽きない。

永遠に走っていたい位だ。

砂漠の景色から段々と緑が増えてる。

走っていると見覚えのある看板が出て来た。

世界的に有名なMotorcycleの看板だ。

「Grand canyon harley davidson」

迷わず立ち寄る(笑)

しばらくの間、風を感じながら気持ち良く走っていると、flagstaffのサインが出て来た。

セドナがいよいよ近くなってきた!

89Aと言う道に入り、しばらく走ると下り坂になった。

ぐんぐん下っていくとぽつぽつとモーテルが両脇に出てきた。

それにしても凄い絶壁だなぁ……と思いながら走っていると急に視界が開けた。

土の色も赤い。

凄い!!

街並みが見えてきた……

遂に!!

セドナへと着いた!

街に入り確認すると間違いない、セドナだ!

すぐに街を物色!

沢山の土産屋がある!

そんな中、ウエスタン ウェアの店へと入って行った。

すらりと背の高い女性がレジに居た。

殆どのアメリカンはフレンドリーで目が合うと「hi」と笑顔を返してくれる。

目が合うと睨まれる、どこかの国とは真逆だ(笑)

それにすっかり慣れていたのだが、彼女とは初対面でいきなり、結構な時間話し込んでしまった。

はっきり言って英語は上手じゃない。

仕事が終わったらセドナを案内してくれる!と言う!

凄い!

でも初対面なのに平気なの?と思った。

どうやら平気みたいだ。

信用してくれているらしい。

夕焼けを見に行きましょう!と見晴らしの良い場所へと連れて行ってくれた。

初セドナで美しい夕焼け!!

残念ながらその日は暗くなってきてしまったので、明日会う約束をして別れた。

しかし夕焼けが本当に綺麗だった……

その日のディナーはダイナー風のサンドウィッチ屋に入った。

ボリュームのあるサンドウィッチをほう張りながら今日を振り返った。

今日も素敵な一日だった。

明日は色々廻ってみよう!

そして次の日もとてもアメリカ的な出会いをしてしまった清青年であった。

つづく…











決して眠る事のない街ラスベガス。

まさに不夜城。

朝食を摂りに一階のレストランへと向かう。

カジノに目を向けると…昨夜と同じ台に座って、まだカジノを続けている、初老の女性。

勝っているのか、負けているのか……おそらく負けているのだろう。

ダウンタウンのメインストリートに転がるBeer瓶、ソーダのカップ、スナックの袋。

それらを慣れた手つきでテキパキと掃除している清掃員。

ディーラーと談笑する、そろそろ夜勤から解放されるであろう、屈強なカジノの警備員。

外では月と太陽が交代を告げている。

まだパーティーを楽しみたい!と言う輩もいるが、残念ながら外は明るさを増してきている。

混み始める前のレストランへ滑りこみ、ブッフェをオーダーした。

熱いコーヒーを胃に流し込む。

でかい皿に好きな物を盛る。

今日はセドナへと向かう日だ。

地図によるとラスベガスからセドナに行くには93号線に乗り、Kingmanと言う小さな街へ入り、

40号線に向かい、Flagstaffと言う街から17号線に行けばセドナへ着くらしい。

ラスベガスの母に用意して貰った資料に目を通す。

綺麗な所だ。

芸術家が移り住んでくる所らしい。

外はすっかり太陽が顔を出している。

今日も沢山の観光客で賑わうのだろう。

カジノをやらない人も、家族連れも楽しめる街へと変わりつつあるラスベガス。

当時のストリップ通りは新しいホテルの、ちょっとした建設ラッシュだった。

2杯目のコーヒーを飲み干し、ウェイターにチップを渡しレストランを出た。

さぁ!セドナだ!

どんな光景が待っているのだろうか?

ラスベガスからどれ位時間がかかるのだろうか?

ガス ステーションは?腹が減ったら?

清青年は今日、見知らぬ土地へと向かう。

全てが新鮮。

初体験。

瞳が綺麗なアメリカ人女性との出会いは!?

恋に発展か!?

結婚か!?

乞うご期待!!!

つづく…







ラスベガスの母にセドナに行きたい、と話し資料を揃えて貰っておいた20歳前半の2度目の渡米。

前回からそんなに時間をおかないでアメリカに戻る事が出来て本当に嬉しい!!

今回は二月、さすがのラスベガスも少し寒い。

真っ青な空の下、深呼吸をする。

あぁ…又帰って来れた…

あぁ…本当に嬉しい……

こんなにすぐに帰れるとは思わなかった。

前回の旅ですっかり北米大陸に魅了され、帰国してからもずっとずっとチャンスを伺っていた。

そして遂に!!!

嬉しくて嬉しくて仕方が無い!!

ここに帰りたくて帰りたくて仕方が無かった。

自分は今まさに……そこに、帰りたかった場所に、自分の足でしっかりと立っている。

夢じゃ無いよな!?

早速ラスベガスの街を練り歩く。

これだよ、これ!!

あぁ…最高だぁ……

西部の乾燥した空気が身体にしっくりとくる。

今回は僕のラスベガスの母の旦那さんと会えるらしい!

Motorcycleが好きで、ホンダのゴールドウイング、Harley davidsonと色々なバイクを乗っていたらしい。

日本びいきでもあるらしい。

結論から書くとこの旦那さんは半端無く面倒見が良い人だ。

半端じゃ無いサポートを、渡米する度にしてくれる。

アメリカの父の誕生の瞬間だった。

今では本当の息子として接してくれている。

自分も本当の父として接している。

一緒にラスベガスのアイリッシュパブによく行く。

勿論母も一緒だ。

旅の話しに戻ると……

…初対面のこの時も結局全ての準備をして貰ってしまった(//・_・//)

そして迎えた初セドナの旅。

このセドナの旅でも後々の人生に大きく関わってくる出会いをしてしまった!

綺麗な青い瞳をした、アメリカ人女性に出会った。

小顔の可愛らしい人だ。

そして、更に、ノースダコタから来たと言う、又違うグループとも出会った。

初セドナはとても濃い旅となった。

つづく……