経営者・リーダーは「ハロプロから学べ!」
キズカスカンパニーの加藤です。
当社はエステをはじめ、サロン系のコンサル依頼を
いただく機会が多く、日頃から10~20代の女性スタッフさんと
接することが多いです。
サロンで働く彼女たちを見ていて感じたことを、ハロプロ研修生を
例に挙げ書きたいと思います。
ということで今日のブログ・・・
『研修(試雇用)期間は、最大でも半年が限界』
と題してお送りいたします。
ハロープロジェクト(以下、ハロプロ)には【研修生】という制度があります。
デビューするまでの【勉強期間】として、踊りや歌のレッスンを受けています。
会社で言えば【試雇用の期間】ですね。
研修生の中には、メジャーデビューできないまま、
2~5年間の研修期間を修了(=退職)されてしまう方も、
いらっしゃいます。
会社であれば、研修期間内に【仕事の適正】【仕事の効率】【処理能力】
などから判断し、正社員として採用するかの可否を決めます。
それと同じく、ハロプロ研修生の場合、毎年2回【研修生発表会】という
自分の実力を試す機会があり、そこに照準を合わせ、日々スキルを磨いています。
研修生発表会の模様は、下記をご覧ください。
先日、上記の発表会に参加されていた、3名の活動終了が発表されました。
小野琴巳さん
活動期間:2016年1月~ 約3年6か月

佐藤光さん
活動期間:2016年7月~ 約3年

出頭杏奈さん
活動期間:2017年12月~ 約1年7か月

研修生として、12歳前後でハロプロに加入して数年。
メジャーデビューできず【先の見えない】研修しか受けられなければ、
保護者としては、子供の将来を見据え活動を辞めるという選択を
せざる負えないのも事実。
女優さんを多く抱える芸能事務所によっては、10年以上かけて
人気女優に育てる会社もありますが、ハロプロで活躍できるのは【12~25歳】。
先日の、モーニング娘。15期メンバーの2人のように、
いきなりオーディションから、研修生を経験せず、ストレートで
【メジャーデビュー(グループに加入)】する人もいれば、
同じモーニング娘の13期メンバーで、約5年近く研修生を経験した、
加賀楓さんもいらっしゃいます。
鞘師里保さんは、オーディションからすぐにメジャーデューし、
センターポジションを含め、活動期間は、約5年。
10代の少女たちにとって【2~5年間】って、とてつもなく
大事な時期ではないでしょうか?
中学生1年生が、いつの間にか高校卒業を迎えてしまう。
これは私の持論になってしましますが・・・
研修(試雇用)期間は、最大でも【6か月】
入社して約3か月もあれば、本人の適性は、おおよそ分かるものです。
ハロプロは、女優ではなく【アイドル】を排出する会社。
研修生と並行して、モデル活動や舞台への活動を積極的にさせながら、
【どのジャンルで活躍できるか?】を模索しながら育てていくことも
必要ではないでしょうか。
上記の3名も、とてもスタイルがいいですね。
アイドル活動だけが、彼女たちの【特性】ではなかったかも知れません。
私が、女性の人材育成をする際・・・
【〇〇が苦手なら、次は□□をさせてみはいかがでしょうか?】
と、その全体ではなく、【個性】あった特性(特技)を
一人一人見つけていく指導を行っています。
会社が、採用したのですから、最後まで責任を持って育てる。
責任を持って育てられないから、早めに判断してあげることが大切。
ハロプロを見ていて、長年、頑張って活動(仕事)してきて
【はい。終了です】は、可哀そうな気がします。
今日は、ここまで。
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