2025年11月16日、長野県小布施町の雁田山へ行って来ました。
今回は写真をほとんど撮って無いので、詳しい登山道などは初めて登った時の記事を参考にして頂きたいです
2023年10月1日の記事です
クリックしてね😊

東京にいた時、主人が高尾山へ登るグループに入っていました。
その時の山友さんが、長野県の里山へ登りたいと希望されたので、手頃なのに展望が良い雁田山を選択しました。
私は何度も書いていますが、鬱とパニック障害を患っているので、知らない人との行動が苦手です。
登山を始めて直ぐの頃に、山岳ライターの石丸哲也さんが行った、イベント登山に1回参加しただけなんです。
その時は、まだまだ私の病気が良く無かった時で、すっごく精神的に疲れてしまい、2度と他人様とは登山をしないと、決めていました😅
でも、最近はパートにも出られるようになったし、病院や職場で色々な人とも普通に会話できるから、大丈夫だと思って参加しました。
今回のメンバーで、1人は主人も初見の高尾山6回、という経験しか無い若い女性。
もう1人は、私より少しお若いけど、お仕事が忙しいのと半月板手術をされたことで、あまり登山をされて無い女性。
あと1人は、日本百名山を残すとこ1座という、素晴らしい経験をお持ちの主人より若い男性でした。
高尾山6回の経験で、トレッキングシューズが履き慣れていないからと、普通のスニーカーを強者男性に勧められて履いてきたという。
ちょっと大丈夫かなぁ
と心配になっちゃった。
3人とも、高尾山に登る気軽な装備。
主人は雁田山がどんな山か、しっかり伝えたのかなぁ💦
里山で初心者向けとは言え、狭い岩々な所や急で岩のある下りもなのに。
そして登りでは、展望が良いからという理由をつけて、度々の休憩。😊
雁田山の山頂は、岩松院から登ると、コースの2/3くらい過ぎた辺りにあります。
本当に大丈夫
と心配になりました。
最初は主人が先頭に立ち歩いていましたが、途中で主人が真ん中に入り私が先頭に。
そして後ろを歩く初心者さんへ、足元の気をつける所を伝えたり、ストックで落ち葉をどかして、道が分かるようにしたり。
案内していると言う責任感が強くなりました
それでも展望園地までは、何事も無く登ることが出来て、そこでお昼ご飯にしました
残念ながら霞んでいて、北アルプスが綺麗に見えなかったけど、それでも喜んでもらえたので良かったです。
私は、YouTube用の長い動画と、インスタリール動画用の3分動画を撮ります。
動画を撮り終わってパンを食べてると、もう皆さんは片付け始めてて💦
今回みんなさんへは、長野県のソールフードである、ニラせんべいを作りました。
『おやき』が有名だけど、これはどこでも売ってるけど、ニラせんべいは商品になるようなものでは無いので、良いかなぁって思いました。
ちなみに『ニラせんべい』とは
お好み焼きみたいなもので、味や硬さは各家庭で違うみたいなんですけど
小麦粉・水を混ぜて天ぷらの衣より少しだけ硬めにし、ニラをたっぷり混ぜて焼くだけという簡単なものです。
何も味付けしないで焼き、マヨネーズを付けて食べたり。
衣に味噌を少し混ぜて焼いたり、塩で味付けしたり色々あるみたいです
長野県の味噌はとても美味しいので、私は味噌を入れて焼ています
東京から来た方々は、ニラせんべいを食べながら「家で少し焼いてパリッとしたらもっと美味しいかもね」って言ってて、思わず苦笑いしちゃった。
ニラせんべいは、しっとりしている物だから😅
知らない人は、そう考えますよね。
温める時は、電子レンジで数秒だけが良いんです。
さて話を登山に戻します。
下山は急な下りの続きになります。
最初は主人が先頭になり、足で落ち葉をどかしたりしていましたが、途中でストックを持ってる私と位置交換し、ストックで落ち葉をどかしながら下りました。
一部分には岩の所もあり、1番心配なのはスニーカーで来た初心者さん。
「ここ滑ります、ココ段差があります」など、声を掛けながら下りました。
しかし案の定、岩々の経験が無くてスニーカーだから、何度も足を滑らせていました
手を使って支えていたから、転ぶことが無かったのは良かったですけどね。
岩々の所辺りから、私は足が攣り始めてしまいました。
なので、時々早歩きをして単独行動に。
治まると後ろを待って、一緒に行動していましたが、その時にひざ手術をした方が
「私も全身が攣るから分かる。舌も攣るのよ」って😮
これにはビックリ
私も全身色々な所が攣るけど、舌が攣ったことは1度もありません。
そして全身が攣ると言う話も、他の人からは初めて聞いたので、なんか私だけじゃ無かったという安心感がありました😊
なぜなら、以前ドクターからも「そんな所が攣るって聞いたこと無いなぁ」とか言われていたからです。😅
そんな話が出来ていた頃は良かったけど、その後はドンドン攣り方が酷くなり、漢方の68番を飲んでも、酷くなるばかり
主人と2人なら「痛い==
痛い===
」と叫んでいたところだけど。
初見さんと一緒では、流石にそれは出来なくて、薬で治まったふりをしながら、歩き続けました。
何とか下山出来たら、目の前には素晴らしい光景が

みなさんは見上げてわぁ=
と喜び、写真を撮っていましたが、私の足はMAXの痛みになっていたので、足を止める事が出来ず再び単独行動。
駐車場へ戻る途中には、スラックラインの練習をする場所が2か所あります
GoogleのAIによる解説------------------------------------------------------------------------------
小布施町は、寺院の敷地内にスラックラインパークが作られたことがきっかけで、「スラックラインの聖地」と呼ばれるほど盛んになりました。
小布施町出身の木下晴稀選手が、2016年に「X-games」で初代チャンピオン、同年に複数の世界大会で優勝した世界的なチャンピオンです。また、同じく小布施町出身の林映心選手は、2025年のワールドカップで準優勝した実力者です。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
私も練習を見たことがありますが、幼稚園か小学校低学年くらいの、男の子や女の子も、ピョンピョン跳ねててビックリしましたね。
また、このお寺は浄光寺と言い、夏でも冷たい湧水が汲み放題。
正確には忘れましたが、神様からのお水と言う内容が掛かれています。
少しばかりの賽銭を箱に入れて、空になった水筒へたっぷりと汲んでいました。
そしてカメがいて、声をかけると首を伸ばしたり寄って来たり😮
ここまで人馴れしてる亀は、見たことが無かったので可愛かったですね
しかし
そこで足を止めた私は・・・・・
足が攣ると言う状態を通り越し、硬直しそうになってしまいました
直ぐに漢方薬68番を飲み、先に歩き出しましたが、痛みは強くなるばかり。
やっぱり今回の足攣りは、いつもの登山でつるものとは様子が違います
何だろう
なんで
どうなんてるの
自分でも焦ってしまったんです。
結果的に、この焦った気持ちが最悪な状態を招いたのです。
この時は分からなかったのですが、パニック発作を起こしてしまったようでした。
車に着いて止まった私は、痛みから動けなくなってしまいまいした。
紅葉見物の観光客も多かったから、車の後ろに回り顔を隠して、声を殺していました
少しして主人や皆さんが到着したので、私は靴を脱ぎサポーターを外し、助手席に倒れるように乗り込みました。
百名山残すところ1座の強者が、主人と話をしていても私は車の中。
帰りに温泉へ寄るんだけど、その前に農産物直売所へよることになりました。
そこはウチが、いつも安いリンゴを買いに行くお店でした。
少し座っていた私は、足が楽になったので、リンゴを買いに店へ入りました。
今年のリンゴは、全体に小さかったり傷や色が着いて無い物が多く、価格は高めです
そして味も、甘みが少なく香りが弱いなど、出来の悪い物が多いようです。
リンゴだけでは無く、全ての農作物や海産物も、年々増える異常気象で不作になってしまっていますね。
さてリンゴを買ったし・・・とここで再び足が
車に急いで乗り込むと、足の指から股関節までがビビビ
と
少しでも楽にな姿勢を取ろうと、動こうとすると太ももがガッチガッチになって。
温泉へ着いても車から降りる事が出来ず、車の中で主人や皆さんの帰りを待ってました
激攣りの連続から疲れたのか、いつの間にか眠ってしまって。
目が覚めたら、攣ってるのも治ってるか?って思ったんだけど・・・
皆さんとのお別れも、車の中に座ったままで失礼しちゃいました。
家に帰った時、荷物を持つことも出来ず、この日3度目の漢方薬68番を飲み、家の中をグルグル歩き回っていたんです。
でも薬が全く効かず、おかしい・おかしい・何がどうした?と考えながら、テーブルに手を着いて止まったら、完全に両足が硬直しました。
股関節から下が、ビクとも動かなくなったんです。
その時です
あの悪夢のような日を思い出したんです。
2024年1月7日のことです。
直ぐ主人にパニックの薬を持ってきてもらい飲みました。
すると数分で、スーと硬直が解けて楽になったんです。
昨年の1月は、能登地震という衝撃があったけど、今回は何故あの時と同じような状態なったのか
全く知らない人と、一緒に登山をしたけど、全くストレスは感じていなかったのに。
案内する立場であり、初心者さんが居たことで、少しの緊張はあったけど。
そう思いながら、夜の薬を飲もうとキッチンへ行きました。
そこで目にしたのは、キッチンマットの上にある小さな粒でした。
拾って見ると、それは私の薬でした😨
慌てて似たような薬をテーブルに並べ、主人とどの薬なのかを探しました。
そして判明したのは、鬱にもパニックにも効くという薬だったのです。
前夜の19時に飲んで、朝7時に飲んだ・・・つもりでいた薬が落ちていたのです。
つまり完全な薬切れによって、起こるべきして起きたパニック発作だったのです。
1人でアチコチへ出かけられるようになり。
病院の待ち時間に、知らない人と会話が出来るようになり。
パートで働けるようにもなり。
自分では、鬱もパニックもかなり良くなった?なんて、思い始めていたというのに。
それは幻で、薬がしっかり効いているだけだった、そんな現実を突きつけられた気分になり、翌日は仕事を休みたいと思うほどでした。
でも
今の仕事は飲食業。
私が小学生の時から、なりたかった調理師の仕事。
高校のアルバイトから、ずっと続けていた飲食業。
家を出るのは憂鬱だったけど、仕事をしたら楽しくて、帰りはまたこれまでの元気さが戻っていました。
薬を飲むときに落とすこと、実に良くあることなんです。😅
私は薬を1ずつは飲みません。
最高の時は11粒飲んでいたけど、全ていっぺんに飲んじゃいます。
飲めちゃうんですよね、カプセルがあっても🤣
でも逆に小さい粒は苦手。
指の間に引っかかったり、ヘパーデン・プシャール結節で、しっかり指が曲がらなくなっているので、隙間から落ちちゃうんですよね
出来る限り、落ちたことが分かるように、流しの上で飲むようにしています。
カランッて音がするから。
でも今の家は冬が酷く寒いから、カーペットを敷き詰めているんです。
だから、落ちても見えなければ分からない
集中力が低下しているのか、症状が出難くなっているからか、薬を飲み忘れても2時間~4時間くらいは気が付かないことも多いんです。
今回は、緊張があったことと登山ではいつも攣っていたことから、薬という考えが頭に浮かばなかったんですね。
なので完全なる薬切れを起こして、強い発作を起こしてしまったということでした。
これを機にパートを始めてから外していた、ヘルプマークを再びバックに着けました
ヘルプマークには、私の病名と対処法などを書き込んであります。
そして発作時の頓服も入れてあるから。
鬱やパニックの完治は難しい、そう言われているけど、良くなるじゃん。
そう思っていた私。
確かに症状は、すっごく軽くなりましたが、やっぱり子供の頃からあったことに、完治は無いのかなぁ
まぁ、しゃあないよね、昔は鬱とかパニックとか言葉も無かったし。
精神疾患なんて『普通じゃ無い人』で、あり得ないようなことだったんだもん。
カウンセリングなんて、言葉も無かった時代だもん。
早期治療が出来なければ、再発したら治らないんだもん。
受け入れて、病気と友達のように、仲良く付き合って行かなきゃね。
こんど皆さんが来た時は、しっかり一緒に歩いて、楽しく長野県の山をご案内したいと思っています👌✌️