GODIVA ゴディバ ゴダイバ 御台場 | 閲覧注意:木湯辺レイの怖いピアノブログ

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2024です。何がいつ起こるか、知る人は知ってるので、知らない人はただ待つしかない。松しか。

ラテン語さん のラテン語紹介本、前に出してある部分についても書かなくちゃだし、こいのぼりの「あかるいそら」もやらなくちゃだけど、

 

新しいことがあると、そっちからやりたくなるので、、、すんません、やらしていただきます。

 

またしても、ラテン語さんの本から以下、転載。

 

 

 ゴディバのロゴをご存じですか?裸の女性が馬に乗っているというものです。なぜ、このようなロゴになったのでしょうか?

 この女性はゴディバ夫人という、中世イングランドに生きた人物です。マーシアの地方長官レオフリックの夫人と言うかなり高い身分にありました。なぜ彼女は裸で馬に乗ることになったのでしょうか?

 それは中世にウェンドーバーのロジャーという人によってラテン語で書かれた Flores Historianum 『歴史の花』という年代記に記されています。

 そこに書いてある物語によれば、ゴディバ夫人はコヴェントリーという街の住民たちが重税に苦しむのを見て、住民の生活を楽にしてほしいと夫に頼み込みました。

 最初は夫も妻の言うことを素直に聞き入れず、もうこの問題を持ち出すなと取り合いませんでした。しかし、妻の方はあきらめず説得を続けました。夫はとうとう怒ってしまい、このように妻に言い放ちました。

 【ラテン語原文部分割愛】

 「裸で馬に乗って、人を集めて町の市場を端から端まで通り抜けよ。戻ってきたら、望みをかなえてやろう」

 

 そこでゴディバ夫人は裸で馬に乗り、結んだ長い髪をほどいて体全体が隠れるようにして市場を通り抜け、家に戻りました。そこで夫は約束通り、重税を免除することになりました。

 『歴史の花』が作られたのは13世紀なので、ゴディバ夫人が生きたとされる11世紀よりかなり時代が開いているため、この話が本当であったかどうかは疑わしいところがあります。

 けれども何百年にもわたり現代まで語り継がれたことで、世界的企業のロゴにも採用されることになりました。

 

【転載終了】

 

まず、中世イングランドに生きた女性の名前ですからとうぜん「英語」である Godiva の読みは、「ゴディヴァ」ではなく、「ゴダイヴァ」でした。なんらの言及無しにフランス語読みゴディバで通しています。

 

 

 

 

次に、「本当であったかどうかは疑わしい」話はえんえんと載せながら、GODIVA の文字を一瞥しただけで素人でも直観できる基本事項には、全く触れません。

 

GODIVA は、GOD と DIVA の合成語ではありませんか??? DIVA はもともと、ラテン語ですが???

 

 

 

さて、試みに、「ごだいば」と打って変換すると、最初に「御台場」と出ます、私のスマホだと。

 

Godiva の読みをなんで日本語では「ゴディバ」のみに統一したのか、よくわかりますよね。(海外ではゴダイヴァ と言うらしいですよ)

 

ヤツラは実は、語学系翻弄愉快犯 なんです。長いこと外国語がごっつう不得手なふりをしてきましたがね。バラバラアンテナ、とか言ったりしてね。



オマケ:

ゴダイヴァ夫人を覗くpeeping Tom