私は昔
狭い世界で完結しているパーフェクトワールドにあこがれた。
双生児のお互いを思う愛。
(変態的なものじゃなくてね…)
誰からも理解されない二人が
絶対的な愛で結ばれてる状態とか
そんなの、すごく好きだった。
世界は広くなればなるほど
邪魔者が入り
完璧度は失われていく。
そう思っていた。
幼児の私とうさぎは
ふたりで完璧だった。
きっと私はずっとウサギを求めていたのだ。
お互いを絶対に裏切らない
唯一無二の相手。
その二人で作り上げる
パーフェクトワールド。
その二人でいることが
まるで秘密基地で
大事な秘密を共有しているような
そんな気持ちを得ることができる。
私の秘密基地は
破壊されたまま
再構築されることはなかった。