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hellocqcqのメモ帳

アマチュア無線に関連した記事など

無線機のところにパソコンがないといろいろ不便なので、古いデスクトップを置いてみました。


写真左の黒い箱は、無線機の外部スピーカーとして使っているブックシェルフタイプのスピーカーです。その上に載っている小さいスピーカーは古いNECデスクトップの付属品だったものですが、わりあいに良い音で鳴ってくれます。
このパソコンは超低スペックですが、とりあえず使えます。Windows8.1が載っています。
パソコンを置くにあたって広いテーブルが欲しくなったので、使っていないキッチンテーブルと交換しました。

ターボハムログには今までの交信データを全部入れて、使えるようにしました。
これで、ファーストなのか何回目のQSOなのかすぐにわかるようになりました。忘れっぽくなって昨日交信した人も忘れてしまうので、ターボハムログは必需品です。

今までいただいたカードの受領マークもすべて付けました。
カード受領のマークを付けるために、いただいてあるすべてのカードを見直しましたが、それは思ったよりも楽しい作業でした。やはり写真はよいですね。つい見てしまうので、印象に残ります。
思いのほか手書きのカードも多かったです。手書きも良いです。
たくさんのカードが集まるわけですから、印象に残るカードを作ることは大切かもしれません。あるいは実用として割り切るという考えもあります。裏面白紙で全く問題ないわけです。

もちろん、カードはターボハムログで印刷できるようにしました。
カード印刷の定義ファイルの編集は、やってみると面白くて、時間のたつのも忘れて自分好みにカードに作り変えました。まだ充分とは言えませんが、凝ったところでたいした意味はありません。
実際に見るのは主に日付と時刻とコールサインと名前です。データ面のコールサインの文字サイズが小さいと見づらいと思います。

この編集に使うプログラム言語は、懐かしい感じの言語です。大昔にこんな感じの言語でプログラムを書いていたような気がします。
最近はエクセルやワードばかりになってしまいましたが、こういう簡易プログラムもよいものだと、改めて思いました。
ターボハムログは、長い期間にわたって改良が加えられてきたようで、使い勝手がとてもよい感じです。「よい感じ」なのは、私はまだ使い始めたばかりで、まごつくこともあるからです。

前々回の記事でシミュレーションした14MHz・21MHzの2バンド逆V型ダイポールアンテナについては、ゆっくりと進めております。慌ててやる仕事ではありません。
HFを初めて5か月足らずですが、OMの皆さんの話を聞いていると7MHzだけで楽しんでいる方が結構います。やはり国内SSBの中心は7MHzです。とはいえ、これから数年経てばハイバンドのコンディションがだんだんよくなるでしょうから、その時のためにもアンテナは必要だと思っています。

その後、使用中のアンテナW-735に21MHz用のエレメントを追加して、21MHzに出られるようになりました。詳細はこの次の記事に書いてあります。

最近たまにNanoVNAというアンテナアナライザーの話を聞きます。
ネット上にあるユーザーガイド(日本語)によれば

***********
VNA (Vector Network Analyzer) は高周波網 (RF Network) の反射電力および通過電力の周波数特性を計測するものです。
NanoVNA は以下の要素を測定します。
  入力電圧の I/Q 信号
  反射電圧の I/Q 信号
  通過電圧の I/Q 信号
ここから以下を算出します。
  反射係数 (reflection coefficients) S11
  伝送係数 (transmission coefficient) S21
これらから算出可能な以下の項目を表示できます。
  反射損失
  通過損失
  複素インピーダンス
     レジスタンス
     リアクタンス
  SWR
など。
***********
(注) I/Qの、Iは同相成分、Qは直交成分のことだそうです。

amazonでは、ABS筐体に入った最新進化版?で7000円くらいです。
たぶん中国製です。amazonで販売している会社のプロフィールを見てもよくわかりません。
実際に使ってみた感じはどうなんでしょうか? 
それに、アンテナアナライザーを持っていても、アンテナの給電点に近づけず、半波長のケーブルも用意できない場合、たぶんスミスチャートで見ることになりますから、結局扱いが面倒な気もします。
簡単に使えるものではなさそうですが、情報を集めて使い方を勉強する価値はありそうです。

モクソンアンテナの説明書きの冒頭です。
The Moxon-Beam was introduced by L. Moxon (G6XN) in his book "HF Antennas for all Locations" (RSGB- Publications, Great Britain 1993). This beam is a 2-Element-Yagi with radiator and reflector and reduced size to about 75% of a normal beam. 

ということで、2エレ八木の変形です。
商品化もされているようです。
これをMMANAを使ってシミュレーションして、どんな感じか見てみました。



  アンテナ定義

№3と№4の寸法は、元の資料では79cmでした。
地上高10mHでXが小さくなるように77cmに変えました。他は資料の通りです。
ワイヤーの半径を1mmとしたり地上高を10mHにしているので、それによって多少は長さが変わるのだと思います。



  アンテナ形状
ラジエータと反射器の構成です。


  パターン

21MHzの場合、地上高10mHでシミュレーションすると、Rはよい値になりますが、パターンはこんな感じです。
Gaは10.38dBiですから、前回の記事でシミュレーションした逆V型2バンド10mHのダイポールアンテナより3dB以上良くなっています。

この3dBの違いは大きいです。しかし、このサイズのアンテナを実際に設置したり調整したりするのは私にはちょっと無理そうです。
手頃な材料が見つかったので試作しました。リンクを貼っておきます。

モクソン風 21MHz 2エレ八木アンテナの試作
 

14MHzと21MHzのフルサイズダイポールアンテナをひとつのバランに接続して使うとどうなるかをMMANAでシミュレーションしました。

私の現在の手持ちのアルミポールが7mなので、地上高7mで計算しました。
地上高7mの場合、14MHzの水平に張ったダイポールアンテナで、Rが100Ω近い値になります。水平で100Ωだと逆V型にしても充分には下がりません。Rを下げるなら、地上高を下げるか上げるかです。どちらもやりたくないなら、前回の記事の(1:1.7)トランスを使う方法もあります。
SWRが2以下なら内臓アンテナチューナーを使う方法もあります。

7mHで検討した結果があまり良くなかったので、最後に10mHの逆V型2バンドでシミュレーションしました。データはいちばん最後にありますが、これが今回検討した中ではいちばん良いデータでした。作りやすい形ですし、普通の強制バラン(1:1)で使えそうな感じです。ただし、あくまでシミュレーションの段階での話です。


《 Xタイプ 》
21MHzがV型、14MHzが逆V型の場合です。
Vの角度についてはいい加減に調整してあります。
計算してみたら、14MHzが123.8度、21MHzが127.8度でした。



給電点からたくさん線を出すと計算がトラブルようなので、給電点付近を次に示す形状図のようにしました。



14MHzのパターンです。

Rは75Ωでした。地上高7mだとこのくらいまでしか下がりません。

次は21MHzのパターンです。

21MHzはよい値になりました。

《 平行タイプ 》

複数のバンドのワイヤーを一定の間隔で平行に並べる方法です。
実際に使うときは逆V型になるのですが、定義が面倒なので、水平で2本並べました。



給電点付近は次のような形状にしました。

線同士の間隔によって、結果が変わってきます。今回は20cm間隔で計算しました。

14MHzのパターンです。

水平設置で地上高7mだと、14MHzでは共振させてもSWRはこんな値です。

次は21MHzのパターンです。

水平設置だと、21MHzでもRは68Ωありますが、逆V型に設置すれば50オームに近づけることができるはずです。

Xタイプ・水平タイプのどちらでも使えそうですが、調整のしやすさなどを考えると、平行タイプを逆Vで設置して、14MHzだけインピーダンスを(1:1.7)トランスで下げて、バランはフロートバランにするとかで、大丈夫かな??


《 逆V型2バンド 10mH 》
上記の検討では7mHの制約がネックだったので、10mHに変更しました。
7mのポールを10mにするのはそれほど手間ではありません。ひとまわり細いアルミパイプを金物屋さんで購入して、穴加工するだけです。それに、今回は逆V なので10mより高くはなりません。


14MHzの角度を狭くしたいので、14MHzが下になります。これで開き角度は110度。
21MHzの開き角度は128度。いい加減な調整です。


形状はこんな感じです。
プラスチックのまな板を給電点に使って加工すれば、この形をほぼ実現できます。


地上高10mの場合の14MHzのパターンです。
Rが63Ωまで下がりました。


地上高10mの場合の21MHzのパターンです。
地上高が高くなるとパターンがいろいろと変化しますが、実用としてどの程度影響するのか興味があります。
なお、地上高10mですから、アンテナはご近所の屋根の上に出るので、障害物による問題はありません。

この逆V型2バンドなら、普通の市販の強制バランでいけそうな気がします。