妻が読んでいます その25。

 『日本一やさしい デジタル写真をとことん楽しむ方法』

 滋野由美 著

 主婦の友社







 妻は、料理や健康の本ばかり読んでいる訳ではない。

 長年、自主映画を中心に、映像系のスタッフをしている中に、自然と写真の技術も多少は学んでいるらしく、私が撮る味気ない記録写真みたいなものとは違って、ちゃんとアングルを工夫したりして、たまには芸術的とも思える写真を撮ったりする時がある。

 おまけに今年携帯の機種変更をした際に、割と良いカメラ付きのにしたようで、あちこち外出先で撮ったものを、時々私に送ってきたりする。



$西向きのバルコニーから アメブロ分室-秋の鉄塔



 今は接客業のパートやバイトに忙しい妻であるが、また撮影現場で活躍出来る日を、今も夫婦共々願っている。


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 23.

 女子A「ゴダールって知ってる?」

 女子B「知らん!」

 女子A「ゴダールっていう人が監督してる『勝手にしやがれ』って映画観てんけどな、いったいどんな頭で何考えてんねやら、何が何やらもう意味分からへんでさあ、もうこっちが勝手にしやがれって言うたりたい感じの映画やねんかあ……」


 
 近鉄長野線「喜志」駅前にて。
 夜、地下の改札口へ向かう大学生と思しき女子2人。

 喜志駅は、言わずと知れた大阪芸術大学の最寄り駅。はっきりと断定は出来ないが、この2人も大阪芸大……、近頃でいう「ダイゲイ」の学生である可能性が高い。

 しかし『勝手にしやがれ』という映画の好評悪評は別としても、また例え映画製作を学ぶ映像学科や、映画関係のクラブ、サークルに所属していない学生であったとしても、ゴダールについて「知らん」とか「意味分からへん」とか、仮にも芸術大学の学生が、果たしてその程度の認識で良いのだろうか?


 その2人が、ダイゲイの学生でなかったことを願いたいものである。



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 28.大阪市営地下鉄谷町線「駒川中野」駅前。


$西向きのバルコニーから アメブロ分室-駒川中野駅前



 府道5号線南港通北側。銀行の角を郵便局に向けて入る路地の入口に、数10センチの段差があって、そこが4段だけの階段になっている。

 階段を下りて振り返ると、道の向こう側に見えるのが、タナベキネマと田辺国際劇場。

 私が何度か行った80年代後半は、1階が一般映画館のタナベキネマ、2階は成人映画がかかる田辺国際劇場になっていたが、現在は1階がパチンコ屋で、2階部分にタナベキネマと田辺国際劇場が併設せれているらしい。

 ここで普段観られる一般映画は、公開半年から1年ぐらいの作品が大半。学校が休みの期間は、アニメ映画も上映されている。


 私がここで観た映画は……、確か今村昌平監督の『女衒 ZEGEN』と神山征二郎監督の『ハチ公物語』。『ハチ公物語』を観ながら号泣してしまったのを憶えている。
 けどこの2つの作品……、もしかすると2本立てだったかもしれない。もしそうだとすると、もの凄い組み合わせだと思うのであるが……?


 思い出せない!



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 大阪市営地下鉄谷町線「駒川中野(こまがわなかの)」駅。


$西向きのバルコニーから アメブロ分室-地下鉄駒川中野駅



 初めてこの駅を利用したのは、1980年代半ば以降、昭和60年頃ではなかったかと思われる。

 インターネットという情報収集手段がなかった当時、確か何冊かの地図やガイドブックで、市場みたいな活気溢れる駒川商店街や、名画座と呼ばれる映画館タナベキネマ、それに大きなジーンズショップ三信衣料が一堂に集まっていたのを見付けて、そのいかにも大阪の下町らしい魅力に惹かれて行ったのが最初だった。

  その後も両親を連れていったり、ひとり映画を観にいったりもしたが、後に近鉄の最寄り駅、針中野駅の方が便利だったということが判明したことや、目当てだったジーンズショップが閉店してしまったこともあり、この地下鉄の駅を利用して行くことがなくなっていた。

 それから15年程が経ち、商店街が大好きと言う妻を、結婚前にデートで連れていき、以来妻や義母と一緒に、またこの駅を乗り降りする機会も多くなっている。

 鉄道の経路を検索するサイトによれば、我が家のある富田林方面からだと、目的地によっては、近鉄針中野駅からこの地下鉄駒川中野駅まで10分程度歩いて乗り換えて行った方が、運賃的には少々お得らしい。


 外出時の行き帰り、時間の余裕さえあれば、買い物がてら商店街を通り抜けるコースも、なかなか便利で楽しいと思う。


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 妻が読んでいます その24。

 『1分間肩回しで病気をみるみる治す!』

 寺下謙三 著(医学的理論説明)
 山田友美 著(実技指導)

 講談社






 今日も、妻はバイトに出ている。
 休憩を上手くとって、軽い体操でもして、体を壊さないようにしてもらいたい。

 私のブログを携帯で読むのも、休憩中の楽しみのひとつらしい。


 今日は果たして、仕事終わりの癒しになっているだろうか……?



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 奈良県天理市(てんりし)のマンホール。


$西向きのバルコニーから アメブロ分室-天理市のマンホール


 中心に市章。

 ■ 市章の由来
   天理の「天」の文字を主に6つの円をあらわして模様化し、梅花を形づくっています。中央の円は丹波市町、外の5つの円は二階堂、朝和、柳本、櫟本、福住の合併5か町村をあらわし、和の精神を尊ぶ緊密な連けい発展の意義をあらわしています。

 (以上、天理市ホームページからコピー)。

 それにしても、全体の模様がちょっと珍しい。



 天理市のハンドホール。



$西向きのバルコニーから アメブロ分室-天理市のハンドホール


 水道仕切り弁のフタ。
 

 天理市ホームページ
 http://www.city.tenri.nara.jp/


 2009(平成21)年1月12日、同市川原城町にて撮影。



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 近鉄天理線「天理(てんり)」駅。


$西向きのバルコニーから アメブロ分室-近鉄天理駅



 私の記憶が正しければ、この駅を初めて利用したのは、確か1991(平成3)年10月13日。
 大阪森之宮から奈良天理まで、42.195kmをマラソンウォーキングした際、そのゴール地点となったのが、この天理駅前であった。

 同じ年の3月に父が死んで、人の命の儚さを痛感して、自分も命があるうちに、動けるうちに出来るだけ色々なことに、手当たり次第挑戦したくなっていた。そこで思いついたひとつが長距離ウォーク。
 ある時は戦時中戦地で行軍する亡父を想いながら、またある時は晩年NHK勤務時代に京都中を歩いていた亡父を想い浮かべながら、あちこち歩いてみたかった。
 その半年間で、何度かウォーキングイベントに参加し、既に10~20kmの歩きを経験して、その日が言わばメインイベント的な日となった。

 朝9時過ぎに、森之宮にある大阪府立青少年センター前を出発。東大阪市の枚岡辺りから暗峠(くらがりとうげ)を超えて奈良へ入り、南下して天理までの42.195kmのコース。
 私の記録は、途中休憩を挟んで8時間50分。ゴール1時間前ぐらいには、両足裏の皮が浮いてずれ、その激痛に耐えながらフラフラでゴールインした時には、もう辺りは暗くなっていた。

 初めて利用した天理駅から、フラフラヨチヨチ歩いて電車に乗り、平端~橿原神宮前~古市と乗り継いで、最寄駅の喜志駅で降りて力尽き、思わずタクシーに倒れ込むように乗車したことを、今でも憶えている。


 余談と言っては失礼かもしれないが、あの時乗った天理駅は、塵ひとつ落ちていない、かなり綺麗な駅であった。なんでも天理教の信者さんが、毎日の奉仕で清掃活動をなさっていらっしゃるのだとか。
 プロ野球、阪神タイガースで天理高校出身の関本賢太郎選手が、甲子園球場美化委員長に任命されているというのも、なるほど大いに頷ける、天理駅である。


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 妻が読んでいます その23。

 『~笑訳 歎異抄~ 逆説の幸福術』

 おかのきんや 著

 コスミック出版



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 表紙に躍る「幸運は断れ!」とか「努力する人よりナマケモノが報われる」という言葉に惹かれ、私自身も読んでみた。
 何か肩の荷が軽くなった気がして、日記の更新も放ったらかしてしまっていた。今後も焦ることなくのんびり、書ける時にだけ書いていこうと思う。

 以前ある人に、ある宗教への勧誘を受けた。
 私が浄土真宗の門徒であることを述べ、勧誘をお断りすると……。

「親鸞(しんらん)の書いた『歎異抄(たんにしょう)』ね、僕も読んだけど、あれはいかん! あれは人が死んでからの宗教や!」

 と、その人は言った。
 「門徒物知らず」な私故、その場では反論もせず、首を傾げながらもお茶を濁すに留めたが、今改めてこの本を読むと、『歎異抄』は親鸞の書いた本ではなく、親鸞の弟子の唯円(ゆいえん)が書いた、師匠親鸞の名言集みたいなものだし、浄土真宗が死んでからの宗教なんて全くの誤解だということが、明らかになる。


 人それぞれに宗教観は違っていていいと思うし、その解釈も人それぞれに違っていていいとは思う。しかし余りにも間違った解釈を人から押し付けられるのだけは、御免被りたいものである。



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 京阪京津線「京阪山科(けいはんやましな)」駅。


$西向きのバルコニーから アメブロ分室-京阪山科駅



 私が生まれて方19歳まで過ごした街、山科ではあるが、出かける時には主にバスか国鉄(当時)を利用することが多く、比較的利用頻度の少なかった京阪山科駅である。

 その歴史は古く、大正元年の開業とか。国鉄(現JR)の山科駅に隣接する駅であったことから、「山科駅前駅」と呼ばれていた一時期もあったらしい。


 私にとってこの駅と言うと、やはり遠足や社会見学といった校外学習の際によく利用した駅という印象が強い。

 小学校4年生時、山科から徒歩で逢坂山を越える「小関越え」で三井寺方面への遠足の帰り、浜大津辺りから電車に乗って、解散したのがこの駅。
 また中学1年生時の遠足で、ひらかたパークへの行き帰りに利用したことも憶えている。


 いつも集合や解散の場所として利用していた駅南側の公園は、現在はバスターミナルとなっている。



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