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空色ノートのブログ

こんにちは、空色ノートと申します。このブログでは日記や詩を中心に、たまに旅行記も書いています。
映画、音楽、写真、旅行、漫画が好きです。美術館、博物館、神社、お寺など、時々出かけています。毎週の楽しみは、私の愛した歴代ゲゲゲ、薬屋のひとりごと。

大山忠作美術館(福島県二本松市)で開催中の、第25期展示『描かれた動植物~幽玄・華麗な姿を留める~』を観てきました。


特に、夜明けを思わせる《白牡丹》、優美な印象の《花篝》、燃え盛る情念のような《華炎》が良かったなぁ…と。

以前観て好きになった作品、《荷花》《花霞》《夏日(晩夏)》も展示されていて、嬉しかったです。

会期は、9月25日までとなっています。
郡山市立美術館(福島県郡山市)で開催中の、『横浜美術館所蔵 日本美術院の作家たち展』を観てきました。


この展覧会では、横浜美術館のコレクションより、日本美術院に所属した21作家48作品が紹介されています。

特に、
横山大観《雲揺ぐ》(自分の姿がガラスに映り込み、滝行しているよう)
横山大観《霊峰不二》(さすがの貫禄)
下村観山《闍維(じゃい)》(眺めていると切ない気持ちに)
木村武山《観世音寺炎上之図》(凄みを感じる)
小林古径《草花》(葉の形が面白い)
安田靫彦《松風》(悲しみが印象に残る)
安田靫彦《窓》(明るい色合いに心も軽く)
中村岳陵《砂浜》(カラフルな小石?が楽しい)
が良かったなぁ…と。

時間をかけてじっくりと鑑賞、見応えがある展覧会でした。

会期は、6月5日までとなっています。


常設展 2022年度 第1期 では、
梶田半古《蝶》(優雅な屏風画)
が特に気に入りました。

サー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ《フローラ》
サー・ジョシュア・レイノルズ《エグリントン伯爵夫人、ジェーンの肖像》
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス《フローラ》
は今回も並んで展示されており、華やかな雰囲気が漂っていました。

こちらの会期は、7月18日までとなっています。


島川美術館(宮城県仙台市)で開催中の、島川美術館 春の特別展『花・華の展覧会』を観てきました。


花と華の名品が多数紹介されている、今回の展覧会。
森本草介さんの作品は、
《ジャーマンアイリス》《グロキシニア》《パンジー》《アルティシモ》《薔薇》《華》《布を纏う裸婦》《窓辺》《Mのポートレイト》
9点の展示。洗練された美しさを感じます。

そのほか、
中島潔《桜》(ほのぼのとした雰囲気)
岸田劉生《椿花図》(暖かみのある静物画)
村上華岳《椿》(優しさが滲む)
東山魁夷《緑苑》(新緑の香りが漂ってきそう)
速水御舟《りんどう》(凜とした佇まい)
が、特に良かったなぁ…と。

加山又造《しだれ桜》、舟越保武《たつこ像》、横山大観《霊峰不二》、速水御舟《木瓜妍春》《躑躅図》など、好きな作品も観ることができ、嬉しかったです。

心の中も花で一杯になるような、大満足の展覧会でした。

会期は、6月19日までとなっています。