東北歴史博物館(宮城県多賀城市)で開催中の、東日本大震災復興祈念『悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展』を観てきました。
この展覧会では、奈良・東北の寺院に伝わる宝物・約60件が紹介されています。
※期間中、展示替えがありますので、ご注意ください。
特に、
《鑑真和上坐像》(国宝) 奈良県・唐招提寺
静かに祈りを捧げているような、穏やかな表情。睫毛や髭の描写には驚きました。
『東日本大震災復興祈念 東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展』(宮城県美術館)(2020年9月鑑賞)、唐招提寺参拝(2020年10月)、そして今回の特別展。念願の鑑真和上坐像にお会いできて、感無量でした。こんなに間近で、しかも横顔から後ろ姿まで拝観できる機会なんて、生涯で一度きりかもしれないなぁ…と。
《重源上人坐像》(重文) 三重県・新大仏寺
まるで生きているかのよう。『東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り』(東北歴史博物館)(2018年5月鑑賞)ぶりの再会が嬉しかったです。
《如来形坐像》(重文) 奈良県・唐招提寺
ありのままのお姿が美しく。守り伝えてきた人達の心を思いました。
が良かったなぁ…と。
会期は、6月11日までとなっています。