
この展覧会は、斎藤清の生誕110年・没後20年を記念して企画されたもの。《会津の冬》シリーズ全115点を含む、約230点の作品と資料が紹介されています。
特に、お寺の庭園を間近に眺めているような《石庭》、はつか大根が生き生きと描かれた《地の幸》、ちらちらと降る雪が瞬く星にも見える《会津の冬(51)》、白鳥の群れが可愛らしい《会津の冬(68)猪苗代》、雪とお地蔵様の組み合わせに懐かしさを感じる《会津の冬(??)》が良かったなぁ…と。
《会津の冬》シリーズは、雪の柔らかな丸みや、ずっしりとした重さ、ひんやりした空気まで伝わってくるようでした。
エントランスホールには、《かすみ 慈愛》《凝視(猫)》の撮影スポットが用意されていました。


期間は、12月10日までとなっています。