【シルクロードS・結果】
京都競馬場で行われたシルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)は、好位でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の4番人気①ファインニードル(牡5、栗東・高橋義忠厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、逃げ粘った5番人気⑦セイウンコウセイ(牡5、美浦・上原博之厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒3(良)。
さらにクビ差の3着に15番人気④フミノムーン(牡6、栗東・西浦勝一厩舎)が入った。
なお、3番人気⑬カラクレナイ(牝4、栗東・松下武士厩舎)は4着、2番人気②アレスバローズ(牡6、栗東・角田晃一厩舎)は11着、1番人気⑧ダイアナヘイロー(牝5、栗東・福島信晴厩舎)は16着に終わった。
1着◎①ファインニードル (3番人気)
2着…⑦セイウンコウセイ (5番人気)
3着△④フミノムーン (15番人気)
馬連 3200円
馬単 5830円
3連複 54280円
3連単 237290円
京都のシルクロードステークスは、最内の①ファインニードルが、好位の内ラチで脚を温存して直線逃げる⑦セイウンコウセイを外からかわして突き抜ける強い競馬で高松宮記念に弾みをつけました。
それにしても、余裕残しの仕上げは承知してましたがプラス18kgはさすがにどうなんだろうと思って見てましたが、今日は枠順も最内で3~4番手の追走からほぼ思ってたとおりの競馬で、ロスなく勝ちました。
昨秋のスプリンターズSではスタート後の不利はもちろん、外枠が堪えた感がしてたので今日はこの馬の競馬ができたことと、内回りコースもペース的にもこの馬に向きましたね。
2着争いは、前走で見せ場があった⑦セイウンコウセイ、これがハナに行きましたが58kgとトップハンデでしぶとい粘り腰、後続から追い上げたカラクレナイに④フミノムーンの猛追を振り切ってゴールまで残し、G1馬の貫禄を示す2着でした。
その3着争いは大外、④フミノムーンがカラクレナイをかわし浮上、セイウンコウセイにも詰め寄る豪脚でしたが3着まで。
あとは、ナックビーナスも一瞬・・・という感じはしましたが、ちょっと今日は枠が外すぎたのが伸びを欠きました。
そして4着のカラクレナイもやはり1200mならチャンスありそうな脚は見せてくれましたし流れひとつでという印象はありましたね。
そんな前々が残る流れだったのですが、1番人気ダイアナヘイローは2番手からも直線は早々と失速、スプリンターズSの大敗もありましたが、ダメージが尾を引いてるのか?あの時と同じような負け方で、16着と厳しい大敗でした。
2番人気アレスバローズも押し出されるように昨日から1番人気にもなってましたが、プラス14kgと馬体増もあってか最終2番人気、ただ、位置取りも後ろでしたが、直線は前が壁になって追えずに不完全燃焼という感じの敗戦、この馬も②番枠から前に馬が入られてちょっと逆に内枠が仇となったところもあったかもしれませんね。
非常に難解なシルクロードSでしたが、配当もなかなかいい感じでした。
こういうのを仕留められると余裕もでてくるんだろうけどね。