【京都記念・回顧】
京都競馬場で行われた京都記念(4歳上・GII・芝2200m)は、逃げ馬から離れた3番手でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の3番人気サトノクラウン(牡5、美浦・堀宣行厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、同馬の内で脚を伸ばした5番人気スマートレイアー(牝7、栗東・大久保龍志厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分14秒1(稍重)。
さらにクビ差の3着に1番人気マカヒキ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が入った。
なお、2番人気ミッキーロケット(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)はマカヒキから1/2馬身差の4着に終わった。
1着▲⑥サトノクラウン (3番人気)
2着×④スマートレイアー (5番人気)
3着◎③マカヒキ (1番人気)
3連複 1880円
3連単 16070円
京都記念を勝ったのは、香港ヴァ―ズで初のG1タイトルを手にした⑥サトノクラウン、このレース昨年につづいての連覇でした。
逃げたヤマカツライデン、そしてガリバルディがつつくような形で2頭が大きく後ろを引き離しての逃げ、これを3番手追走の⑥サトノクラウン、直線は馬場のいい外目に出して差を詰めました。
さらに後ろの内から④スマートレイアー、外に③マカヒキに一瞬差を詰められるもジワジワと差を開き押し切っての勝利でした。
昨年勝った京都記念で舞台も荒れたこの時期もあっていただろうけど、馬場も稍重の力のいる馬場と条件が揃ってたのももちろんミルコ騎手が落ち着きがあったと言うように成長もあったようですね。
それとやはり香港でG1を勝った自信というとこでしょうか。
そして、2着は7歳牝馬④スマートレイアー、勝った⑥サトノクラウンを見ながら③マカヒキがその外に出して、④スマートレイアーは内から進出、なんとか③マカヒキが2着は確保するんじゃないかと思ったのですが、なんとも最後のひと押しが利かなかった・・・しぶとく頑張る④スマートレイアーが2着は死守した。
正直、7歳牝馬でもあるしこの距離だったし稍重馬場だったし軽くみてたけど以前と比べたら自在性もでてこの距離もしぶとく踏ん張った。
3着の③マカヒキ、荒れた馬場と雪の影響が心配はされてはいたが・・・ムーア騎手は緩い馬場で最後は疲れたということでしたが、確かに外から差し切る勢いで迫ってはきましたから次は変わってくるのかな?
ただ、できれば2着は確保して欲しかったです。。。
最後に、ミッキーロケットは今日はゲートのタイミング合わず出遅れ、最後はよく伸びてきてたけど展開的にこの馬場で上りが34秒台、最速の上りをマークしたけど今日はゲートがすべてでしょうね。