【龍三と七人の子分たち】3.0/5.0
解説
数多くの個性的な作品を世に送り出してきた北野武監督が、ユニークかつ異色の設定で放つコメディータッチのドラマ。オレオレ詐欺の被害者となって憤慨する元ヤクザの組長が子分を引き連れ、孫のような若さの首謀者たちを成敗していく。藤竜也、近藤正臣、中尾彬らベテランや実力派俳優たちが世直しに息巻く血気盛んなヤクザを快演する。高齢化社会や詐欺犯罪といった社会問題を巧みに盛り込んだストーリーに加え、バスの暴走などハードなアクションも見もの。
あらすじ
組長を引退したものの、ヤクザの性分が消えないために普通の老人として生きていけない龍三(藤竜也)。そんな毎日にいら立ちを募らせる中、彼はオレオレ詐欺にだまされてしまう。人々をだます若い連中を許すわけにいかないと、龍三はかつての子分たちを召集して世直しをすることに。年齢に関係なくまだまだいけるとオレオレ詐欺のグループを倒しに向かう彼らだが、行く先々でとんでもない騒動を引き起こしていく。
今日は北野武監督『龍三と七人の子分たち』です。
北野作品では「アウトレイジ」というヤクザもの、がありましたがこっちはコメディ雰囲気はまったく違いストレスなく観られる映画でした。でも北野監督やくざもの好きですね。
結構、評価は好みによって割れているようですが個人的感想言いますと、気楽に観れるけどそんなに面白いって感じはしなかったな。
キャラクターはそれぞれ個性的な爺さんたちで、面白そうな設定ではあったんですけどね。
ラストのいわゆる殴り込みのあたりは笑えたシーンもあったけど、全編が面白い作品だったとは・・・ちょっとね。
他にも書かれてる人いましたが、北野作品はシリアスな方が個人的には好きですね。
これ観て改めて感じたな。それこそ、「アウトレイジ」のほうが好みですね。
まぁでも評価はまずまずになってたので、気軽に観られる雰囲気だし機会があればどうぞ。
とことで。。。