【シリウスS・回顧】
阪神競馬場でシリウスS(3歳上・GIII・ダ2000m)が行われ、中団でレースを進め、3~4コーナーで外から進出していった武豊騎手騎乗の3番人気アウォーディー(牡5、栗東・松永幹夫厩舎)が、直線で先行各馬を交わして抜け出し、最後は2着の1番人気ダノンリバティ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒6(稍重)。
さらにアタマ差の3着には、ゲート入りを嫌がり、スタートでも大きく遅れてしまった2番人気ナムラビクター(牡6、栗東・福島信晴厩舎)が入った。
1着②アウォーディー (3番人気)
2着⑧ダノンリバティ (1番人気)
3着③ナムラビクター (2番人気)
前走、ダートに初挑戦して勝った②アウォーディーと武豊騎手が圧勝と言ってもいい伸び脚で差を広げて優勝!武豊騎手にとってもJRA重賞300勝となるメモリアルな勝利になりました。
それにしても、今日はとびきり元気の良かった③ナムラビクター、本場馬入場では飛び跳ねながら走ってたw
そしてゲートでもこの馬としては珍しく嫌がり、目隠しでのゲート入り、さらに出遅れて最後方からの競馬。
破天荒かっ!
レースはここがダート初挑戦のトウケイヘイロー芝重賞4勝の実績馬が予想通りの逃げ、人気の⑧ダノンリバティも5番手のまずまずの位置につけて流れていくがスローペースで後ろの馬は激しく隊列が入れ替わる場面もあり、そしては中団の後ろで脚を貯める②アウォーディー。
4コーナーから前を射程圏に入れようと動いた人気⑧ダノンリバティ、2番人気の③ナムラビクターは腹を括って直線勝負!
⑧ダノンリバティが逃げるトーケイヘイローとの差を詰めるが、その外から②アウォーディーも迫ってきて並びかけると一瞬、ダノンも抵抗を見せるが、逆に差を広げる②アウォーディ―!
これは、完勝!3馬身開いてのゴールイン。
交わされて脚色鈍る⑧ダノンリバティだったが、最後後方から追い上げてきた③ナムラビクター猛追で2着も危ぶまれたがここはハナ差凌いで2着確保。
出遅れたものの得意の阪神コースで直線よく差を詰めてきた③ナムラビクター、こちらも底力をみせた。
今日のダノンリバティは「ちょっと力んで走ってた」ようですが距離的にもちょっと微妙なところだったかもしれません。
しかし、ダートで新たな一面を見せた馬、2頭がいきなり重賞で1~2を決めるとはね。
他ではマルカプレジオは「ペースは絶好も勝負所でついて行けず」に見せ場なく終わった。
トウケイヘイローはゴール前で失速、今日は仕上がりもひと息な感じでしたしもう少し様子みたい気もしますね。
ということで、明日はスプリンターズS!開幕から当てたいけどね。
とこで。。。