【キラーズ】(2.5/5.0)
解説
『ザ・レイド』で注目を浴びたギャレス・エヴァンス監督が製作総指揮を務めた、バイオレンスムービー。殺人の一部始終を撮影してはインターネットにアップする日本人の殺人鬼と、そんな彼に感化されるインドネシア人男性の交錯を追い掛ける。監督を務めるのは、モー・ブラザースというコンビのティモ・ジャイアントとキモ・スタンボエル。『ATARU』シリーズなどの北村一輝と『ザ・レイド GOKUDO』のオカ・アンタラが狂気の男たちを怪演する。インモラルな世界観と凄惨(せいさん)を極めた残酷描写に、ただただ圧倒される。
あらすじ
生活感をまったく感じさせない部屋に女を連れ込んでは殺害し、その様子を余すところなく撮影する野村(北村一輝)。一方、ジャカルタで政治の腐敗や不正を人々に知らしめようと奮闘するフリージャーリストのバユ(オカ・アンタラ)は、動画サイトにアップされていた殺人映像を目にする。目を覆いたくなるほどむごいものだが、目を向けずにはいられない美しさを誇る、その映像に魅了され、彼は殺人に手を染めるように。東京とジャカルタ、遠く離れた場所に暮らす彼らだったが、次第にその距離を近づけていく。
最近は役の幅を広げている北村一輝主演のバイオレンスムービー「キラーズ」を観ました。
まぁVシネは観ないですけどやはりイメージ的にはシリアスなあぶない役のほうが合う北村一輝が演じる完全に頭イカれちまったぜ!って殺人鬼。
たしかにその殺人シーンはどろどろ感溢れてるし、そのジャカルタの街の雰囲気もなんか殺伐とした感もあって震えますね。
ちょっと暗い作品の雰囲気が観てて気分が沈んだくらいに嫌な感じしたけど北村一輝の演技は良かった。
無表情でさらっと怖いこと言われると背筋凍るね。
ラストはあまり捻りはなかったけど個人的には嫌いじゃないエンディングでした。
最近の北村一輝の演技では見れない、シリアスで怖いイカれた北村一輝を見たい人はどうぞ。
