【人狼ゲーム】★★
あらすじ
高校2年生の仁科愛梨(桜庭ななみ)は、帰り道で突然何者かに拉致され、気が付くと10人の男女が円形に横たわっていた。一同は不可解な状況に戸惑うが、村人と村人に化けた人狼に分かれ相手チームを全滅させる「人狼ゲーム」に強制的に参加させられることに。彼らはなぜここに集められたのか理由もわからぬまま、生死を懸けたゲームに巻き込まれていく。
ヨーロッパ発祥のパーティゲームで日本でも昨年流行した人狼ゲームの映画、何本か発売されてるんですけど、これが1番評価がいいので観てみました。
まぁまぁリアルな人狼ゲームなので、このゲーム好きな人は楽しめるのではないかと思います。
ただ、これって誰がどういう理由で仕組まれたのか、なぜこのメンバーだったのか。
それが不思議だったし焦点かと思ったのですが、なんかそう匂わせといて曖昧なまま完結。
やはりその辺りがあと一歩説得力がない気がしたんですよね。。。
あとは、ところどころ元気なく話すとこで演技なんですけど「なに言ってるか聞き取りづらいセリフが・・・」
でも一応、作品の評価悪くないのでこういう殺しのゲーム系好きなら楽しめるのかもね。
【メトロマニラ】★★★
解説
写真家でもあるショーン・エリスがフィリピンでオールロケに挑んだ意欲作。地方から大都会へやって来た農民たちが辿る運命を、迫力ある緊張感を生み出すドキュメンタリーチックなカット割りを用いて描いた社会派ドラマ。サンダンス映画祭ワールドシネマ部門でドラマ観客賞を受賞。フィリピンのパナウエで暮らす貧しい農民のオスカーは、生活に困窮し妻のマイや2人の幼い子供を連れて仕事を得るために大都会マニラへ向かう。ところが、あっという間に騙されて全財産を失ってしまった彼らは、スラムに身を寄せることに。オスカーは警備員の職を得、マイもバーで働き始める。そんな中、オスカーの同僚オングが大金をせしめるという怪しげな計画を持ち出し…。
戦争の映画みたいなパッケージとは裏腹にフィリピン情勢を描いた人間ドラマぽい映画でした。
フィリピンの田舎からマニラに稼ぎにでてきた一家、しかし詐欺で有り金全部持ってかれ・・・。
やがて、主人公の旦那は警備員で面倒見のいい上司に出会い仕事をはじめる。
とにかく、重い感じでさ、フィリピンて貧困な国とは色々なニュースとかで見てるけどほんとにどうしようもない惨めな気持ちがグワーってきて悲しい気持ちになってしまうね。
そして人も暴走がすごくて恐ろしいし、こうなったらやっぱり犯罪でもしなきゃ生きていけないのかな。。。
なんか本当にいろんな切ない気持ちで考えさせられるというか、まだまだ俺たちしあわせなんだなって思う映画でした。
死ぬなら最後まで闘え・・・かぁ。
でも、これ最後は家族を命懸けで守る主人公の姿が描かれてるのですがこれをどう見るか?
かなり評価は高い作品なので気になったらどうぞ。