Sさんは、そんなこと言われても信じられないし信じたくないし、Kさんの言うことはたちの悪い冗談だと思ったようです。
私はSさんの後ろにいる怖い人(黒い人影)から黒い矢が飛んできたことやKさんの予知能力の凄さをお伝えしました。
Kさんも、矢が飛び交っているのがみえたのだそう。怖くてブルブル震えながら私の腕にしがみついていました
Sさんは、数日前から体が冷えて仕方がなかったそうです。
私達と話をしていたら冷えがなくなり逆に体が熱くなってきたと言いハンカチを出しパタパタ扇ぎました。
そりゃそうですよ。カルちゃん(迦楼羅)の炎で焼かれてましたから
Sさんは真剣に相談に乗ってもらえているのだと理解してくれました。
『Kさんのようにハッキリと言ってくれる人はいなかったから、これから気をつけるしお経も頑張るわ。』とSさんは言い参拝へとむかわれました。
それから2~3ヶ月後、Sさんとお会いしたときに旦那様が亡くなられたことをお聞きしました。
突然の事故。
榊の件とKさんからの予言のお陰でSさんは何とか正気を保てたそうです。
『何も知らんかったら発狂してたわ。これからお金をかき集めて葬儀代を支払うの。もうすっからかんよ。』って泣き笑いしていました。
事故にあう数ヶ月前に旦那様の名義で生命保険に加入していたそうです。
普段なら断るのに、その時はなぜかサインをしてしまったのだそう。
『掛け金が短期間でも保険金が出るそうやから助かるわ。不思議な順序っていうのがあるもんやね。』とSさんがお話してくれました。
大学生のお子さんのためにお金を稼がなきゃとお仕事を始められたので、それ以来お会いする機会がなくなりました。
人を不幸へと陥れようとする闇の存在もあります。
守ろうとする神様、仏様、天使様の存在もあります。
普段から神仏を大切にしていると、神仏からのお知らせがあるものだと教えていただきました
少し落ち着いてから、お経仲間と一緒にSさんの家へご主人の供養に訪ねました。
その時に先輩が、新鮮な榊を選んで持って行きました。
榊のトラウマが出来てしまったらしく、また枯れてしまったらどうしようと、お供えが出来なくなっていたそうです。
この日から再開されました。
榊はすぐに枯れなくなったので、Sさんホッとされたそうですよ