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前回の記事↓を書いた後に植物を授けてくださる神様が思い浮かびました。
荼枳尼天 (ダキニテン)様です！
私のスマホでは漢字変換ができません
今までに神社仏閣へ参拝した中で、一番ワクワクした神様がダキニ天様
もうずっとみていたい
ダキニ天様をみるのではなく参拝者をみていたいのです もうみえないけどね
もうみえないけどね小学生の頃に父と姉と私の3人で京都へ行きました。
いくつか神社仏閣を巡って、どこだったか忘れてしまったのですが参拝したところがダキニ天様でした。
稲荷神社だと思ったのですけど、なんだか違うのです。
ダキニ天様は、妖怪ウォッチのざしきわら神というキャラに似ています。子供の頃は特にアニメチックにみえたのです
みえ方は人それぞれですから。
息子が妖怪ウォッチ好きなんですよ
このキャラ見たときに、誰かに似てるわ～と思いました。
大人になってからはリアルで綺麗な女神様にみえましたよ。
キツネに乗っていて、参拝者にキラキラ光る何かを投げていました。
キラキラした物は植物の種でした。
参拝者の頭に蒔いてくれるのです。
植物と言ってもいろんな種類があります。
麦(大麦 小麦 ハト麦など)や米(いろんな品種)、ナスやトマトやトウモロコシなどの野菜、ひょうたんやヘチマ、盆栽なのか？小さな松が頭に乗ってる人もいましたよ。
すぐに芽が出る方もいるし、変化無しの方も。その場で成長して実る方もいます。
こんな植物↓を育てるキットが流行りましたよね。こんな感じになるのです
私が参拝すると、頭に種が飛んできてザワザワと動いているような感じになりました。
自分の頭なのでみえません
父や姉の頭をみると、細長い葉っぱが生えてぐんぐん伸びていきました。
私の頭もこんなのになってるの？と思いました。
父のは米で、実がついて穂先が垂れるようになりました。緑色の葉が枯れて黄金色になると根本からザクッと刈り取られました。
この米、コシヒカリでした
この後、あきたこまちの種をいただいていました。芽が出て葉が10cm程で成長が止まりました。
米が続くこともあるようです。
姉は葉っぱが15cm程成長して止まりました。
米なのか？麦なのか？わかりませんでしたが、数ヵ月後に小麦だとわかりました。
私はザクッと刈り取られたのです。
刈り取った後の植物をみせてもらうと大麦でした。
実った種はダキニ天様が回収します。
収穫された実が福(財産)として参拝者にお金や物などが入ってくることになるようです
ダキニ天様、元々は怖い存在でした。
ダキニ天となった経緯をお話してくれたのです。
インドのカーリーという破壊神(シヴァ神様の奥様)の眷属「ダーキニー」という夜叉(鬼女)でした。
人の肉を食べないと生きられなかったのです。数えきれないほど人を喰らったそう。
大日如来の化身とされる大黒様が、生きた人の肉を食べてはいけない。死んだ人の肉を食べるようにとダーキニーを説得しました。
『死んだ人の肉は、強い鬼神が先に食べてしまうのだ。』とダーキニーは答えます。
大黒様は憐れみをかけ、人が死ぬ6ヶ月前にそのことがわかる能力を授けます。
死期がわかると真っ先に死肉を食べるチャンスができますからね。
ダキニ天様は、この力を授かり仏法に帰依しました。
人肉を食べることをやめ仏法を守る天部(大黒様が所属しています)という神様になり福の神となったそうです。
そういえばこの頃、ダキニ天様の参拝へ行く前に、大黒様の参拝へ行くようにと促されました。
大黒様から剣を持っていけといただいたのです。
なんでかなぁ？と不思議に思っていたのですが、ダキニ天様を改心させたのが大黒様だった訳ですから納得ですね。
そんなに怖い存在だったのだと包み隠さずにお話してくれたダキニ天様が大好きになりました。
『ダキニ天様にやったら、私が死んだら私の体をもらってほしいです！』と言ってしまったのです。
餓鬼に食べられるくらいなら喜んでダキニ天様に差し出したいと思います
ダキニ天様は、もう死肉も食べていないそうなんですけどね。
その気持ちが嬉しかったようです。
心臓を受けとる約束をしてくれました。
約束は反故にされるかもしれませんけどね
私の父は若い頃、愛知の妙厳寺(豊川稲荷)のすぐ近くに住んでいました。
仕事に行く前に必ず参拝していたそう。
ダキニ天様から眷属の白狐さんが来ていました。
シッポが何本もあるようでモフモフでした
その恩恵で私にも茶色の狐さんがいます。
ダキニ天様の参拝へ行ったことがある方は、いただいた種が成長して実っているかもしれません。
実るまで短時間の人もいるし、時間がかかる人もいます。
参拝へ行くと刈り取ってくださいますので、定期的に参拝へ行かれると良いですよ。
刈り取った後はまた新しい種をいただけるかもしれません。
いつも種をいただける訳ではありません。
徳積みをしていないと、種はいただけません。
人格、霊格を見極めてふさわしい種を授けてくださいます。
私はもう長い間参拝へ行っていません
いつかまたご挨拶に行きたいと思います。