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竜胆とかがみさんの記事はお読みになりましたか?↓
私は、小学生の頃に河童ちゃんを助けてから交流がありましたが、河童ちゃん達を弁天様に預けたので交流は終わりだと思っていました。
その後もお出掛け先で河童ちゃんと出会ったり、助けた河童ちゃんが遊びに来たりでまた交流が始まりました。
小学生高学年~中学生になった頃。
河童ちゃんがお友達を連れてきました。
薄汚れた感じの物体、透けてるようなお姿なのでよくみえませんでした
うちの眷属さん達は、悪いが家の中には入れられないとお断りしました。
せっかく来たんだから、あがってもらえばいいのにと思いなんとか交渉した結果、庭ならOKということになりました。
八咫烏のキョロちゃん達が
『テレビを複製してもよいか?そこの菓子も複製してよいか?』と言いました。
『ん?複製って何?』
『同じ物を取り出すのだ。』と言ってテレビから同じテレビを取り出しました。
えっ?どうなってるん?
テレビが2つになりました。
私の家族にはキョロちゃんも複製されたテレビもみえていませんでした。
その頃はコピーという言葉はまだメジャーではありませんでしたので、うちでは複製と言っていました。
庭に複製したテレビを置いて、お菓子で河童ちゃんのお友達を歓迎しました。
お友達というのが、魑魅魍魎さんなのですが当時の私はなんのこっちゃ?で、よくわからない存在だと思っていました。
魑魅魍魎さんはお笑いが好きなようでした。
「8時だよ全員集合」を毎週みに来ていました。
よく白い布を頭から被っていたので、お化けが出たのかと思いました
うちの眷属さんとも意気投合して、皆で仲良く庭でテレビをみるのです。
もう夜だし外は危険だと言われ私だけ家の中です。
『もう家の中に入ってもらったらええやん。』
眷属さんもOKを出してるのに魑魅魍魎さんは遠慮して入ってきませんでした。
頭巾のように布を被っていたときに
『銀河鉄道999に出てくる鉄郎みたいやなぁ』と私が言うと
『それはどんな番組ですか?面白いですか?』と初めて言葉を返してくれました。
そして次に来たとき、なんと鉄郎になって来てくれました
『わぁ~鉄郎や』
『はい。鉄郎にみえますか?実はお友達を連れてきました。』
出てきたのが車掌さんでした
『うわぁ~車掌さん。えらいちっちゃいなぁ。かわいいメーテルはおらんの?』
と聞くといませんでした。
『はい!私、メーテルやります』とうちの眷属さんが手を上げました。
ムカデのムーさんでした。
メーテルの衣装がないので、私が想像して作り出だそうとしましたがうまく出来ませんでした。
そこで、姉の友人Mちゃんに頼むことになり、Mちゃんが実際に作ってくれました。
Mちゃんは自分で洋服を作れる器用な人で、気に入ったキャラの衣装を作りハロウィンのときに着るコスプレイヤーでした
メーテルの手作り衣装を見せてもらいました。金髪ロン毛のカツラもありましたよ。
ムーさんがメーテルの衣装を複製して着ると他の眷属さんも『私もメーテルやりたいです。』と名乗り出て次々に衣装を複製して着ていました。
メーテルだらけになってしまいました
そうしてコスプレをして皆で交流を深めていました
うちに来る魑魅魍魎さんを鉄郎君と車掌さんとお呼びするようになりました。
白い布を被ってしまうと誰だかわからないのですけど
私が成長すると、みえなくなってしまいました。家にいる時間が少なかったからかもしれません
何年も経ち私が大人になったとき、私の後ろにいらっしゃる守護の皆さんの中に、白い布を頭から被っている方がいました。
誰なんだろう?
覗き込むと逃げてしまいます。
『忘れたのか?そのうちわかる。』と聞こえてきました。
今になって、鉄郎君と車掌さんなのかもしれないなぁと思うのです。
仏様と一緒に並んでいらっしゃるのでマリア観音様?鬼子母神様?なのかもと思っていました。
今年、みえる方から
『白い布を被ってる方がいるけど誰だかわからないですね。』と言われました
魑魅魍魎さんは、なんとなく悪いイメージを持っていました
誤解をしていてすみません
恥ずかしがりやな精霊さんでした。
遠慮せずにお入りくださいね