読了:柚月裕子「孤狼の血」&「凶犬の眼」 | 40代!女の転職戦線異状あり

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ここ数年で、最も魅せられ寝る間も惜しみ一気に読み終えた作品

 

映画化されていたことも知らず、

書店でおススメコーナーに2種類の本が重ね置きされていて、なんとなく手にした本が「孤狼の血」。3部作の第1弾だ。

 

たまたま手にしたのが「孤狼」だったけれど、うっかり「凶犬」の方を手にしていたら、シリーズ2段を先に購入し、さっぱり理解できないところだった。あぶない、あぶない・・・。

 

読み始めると、登場人物が多く、なんだかよくわからない。ところが30ページも半ばに差し掛かると、中毒になったかのように読み進める手が止まらない。迫力、テンポのよいストーリー展開、そしてなによりも魅力的な登場人物たち。女流作家とは思えない重厚感だ。

 

物語は、マル暴、そしてヤクザのストーリーである。

作者は東北出身、しかも女性だ。

作品の舞台は広島。流暢に繰り広げられる広島弁。リアルなヤクザ語が緻密なストーリー展開で、読者を惹きつけてやまない。

 

ネタバレしたくないほど、おススメ書物なので、詳細は書かないでおくが、三部作の三部目が出版されたのが2020年。

三部目を読んだらシリーズが・・・ストーリーが・・・完了してしまう。

楽しみをまだ取っておきたい私は、2部まで読了して、いちど休憩を挟みたい。そしてできれば三部作と言わずに四部、五部まで出てくることを密かに期待したい。きっと多くの読者は三部での終わりを「よし」と思っていないことだろうから。

 

おススメ度:★★★★★

 

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