自転車日本一周旅 -3ページ目

【自転車自叙伝】道の章・ショート編

またまた久々の更新になってまいました( ̄▽ ̄;)

そんな久々なのに、内宮は短く軽い感じで。


よく知らない道を走ってると、

交差点の標識の行き先の地名に引き寄せられて
曲がっちゃったりするのですが、
これがかなり危険。


なんせ、彼の伝える相手は車であって
自転車は想定してないことが多い。


バイパスやトンネルなんかの車専用道に行き着いたり
距離は短いけど、めっさ山道にたどり着いたり。


明らかに方角と書いてる先が違う場合も要注意で

立体交差やくねくね道なんかで
自分の方向感覚が走ってるまにぐるぐる変なになることもしばしば。


時間的にゆるい旅ならともかく
迷った気になったら、すぐ地図、もしくはGPSです。

走ってきた道と、さっき通り過ぎた都市の名前を思い出し
方向を間違わなけりゃ、なんとかなりますよ。


今日はあやうく奈良市内で迷子になるとこだったのですが、
北がどっちか標識に書いてあったので
事なきを得ました。


東西南北、わかってるつもりでも
いつの間にかぶれてるもんですね。


ほいじゃあ、また。

【自転車自叙伝】第1章・天の巻、その4

また間が空いてしまってましたが、

いよいよ第1章、天の巻のラストです。


雨、雷ときての、天候の話をしましたが

天から降ってくるのはそれだけに限ったことではありません。

今回は頭上の脅威について。


カラス、カモメ、ハト、オウム、スズメ、etc...


カラスなんかは人間を襲ってくることもあるので

存在そのものが頭上の脅威ですが、

身近な困り者は彼らの落し物。


自転車で走っているのになんで?ってくらい

高確率であたるような気がします。


彼らなりの保身&復讐なのかもしれませんが。



自転車日本一周旅-大間の鳥

あと、カラスは知能が他の鳥より発達しているそうで、

たまに貝や胡桃など硬い殻を高いところからアスファルトに叩きつけたり

車に轢かせて砕くことで中身を食べることもするそうで

道端に急にその手のものが落ちてくるなんてこともありました。


ヘルメットはそんなときにも必須です。



話は変わって、落石注意の標識。


上から落ちてくるかもしれない石なんて

注意しようがないじゃないですか。


ジェットエンジンでもついてる車なら気づいて

よけられるかもしれませんけど。


あれって何であると思います?



そんな危ないところを通ってることへの自己責任追求?

もしくは石が落ちてきたときの腹積もりの声かけ?



勝手な解釈なんですが、


あれって、きっと落石後の石が転がってるかもしれないので

前方を注意しててくださいねって要素もおっきいのだと思ってます。


カーブの向こうがでっかい石で埋まってるかもしれませんよっていう。



実際、落石によって通行止めになる前に

そんな状況に出くわしたことありますし、

そのときは緩めのスピードにしててよかったってな気持ちになりました。



天からの落ちてくるものは

雨や雷のみにあらず

ヘルメットはやっぱ必須だって話でありました。


〆が中途半端な気もありますが、

次は次章、道の巻へと続きます。


【自転車自叙伝】第1章・天の巻、その3

自転車日本一周旅-DCIM2621.jpg

雨の話が2回続いての後の第3回目はさらなる荒天、雷です。


雷、いまだに当たったことはありませんが、
過去にニアミスは何度となく。


特に怖いのは峠や高原、南に浮かぶ平らな島とかを走ってるときに出くわす場合です。

平らなとこに突っ立つアンテナ状態になっちゃいますから。


対処法としたら、もう雷雲が立ちこめて来たら雨宿りできるとこを探しましょう。


ただ、峠付近の場合は必ずしも得策じゃなくって、
全力で駆け抜けちゃう方がいいかもしれません。


雷雲は上昇気流で発達するので
峠の近辺だけに留まり、時間とともに猛烈に成長しちゃうことも。


峠なら越えてしまえば道は下りですしね。


あと峠越えをするときはなるべく早朝がよいです。
経験則ですが、雷雲が大きく育ってくるのは大概朝の10時を過ぎたあたり。


山の天気は変わりやすいので、天気予報だけで安心することのないように。


そんで最終手段、雷雲の真っ只中に入ってしまって逃げ場も見つからない場合には
自分には絶対落ちないんだって思い込むことですかね。


自転車はいろんな準備や機材の知識は必要ですが
エンジンがついてるわけじゃないので
最後はメンタルなとこが一番きいてきます。


ともかく一大事の中で止まれなかったら逃げるしかない。

路肩があればアスファルトに寝るのも手かもしれませんが、
雷対策にはなったとしても、
雨とアスファルトに体温奪われてもっとひどい状況になっちゃうかもしれませんし。


一度山林にて道横に寝そべって雷雲をやり過ごしたことはありますが、
そのときは夏真っ盛りでしたので。


ただそんなときに限って車通りの少ないであろう道に
追い付いて来た車のドライバーさん。


ことさらに心配されて
ひどく肩身が狭く恐縮至極となったのを思いだします。


そして気持ちをキープできて、命からがら安全なとこまで逃げつけたときには
そんな自転車の存在がドライバーさんに迷惑をかけてしまってることに反省したもんです。



ともかく雷雲については
突発的なものを除いては
天気予報などで避ける努力は最大限にしましょう。


そいでも雷鳴を聞いたり
稲妻を目にしたら
すぐに落雷の場所を携帯などで調べるようにし

迂回路が見つかれば臨機応変にコース取りは考えましょね。



ちなみにこんだけ雷について言うのは
乗鞍岳の近くを走ったときに
出会った自転車乗りの方から聞いた話によります。


その方の言を借りると
毎年落雷で命を落とす方が
少なからず乗鞍ではいるそうでして。


日本の舗装道路の最高地点である乗鞍の畳平。

名前の通り、近辺は平らな地形なんですが、かつかなりの高所なんで
回りには避雷針がわりになるものも少ないのでしょうね。


そのときに落雷がすぐ隣にある恐怖であることを実感したわけです。


なお、雷で印象に残ってるのは
岐阜でのこと。


ゲリラ豪雨に遭いかけ
岐阜の駅にて自転車を畳みつつあったとき
駅前の銀行の避雷針でしょうか。

バリバリガラガラドッシャーン!!!


地響きを起こすような轟音に
背筋も凍る思いがしました。


こんな怖い思いをしながらなんで自転車乗ってるんでしょねえ。


う~ん、もはやマゾヒスティックの境地といったとこでしょか(ーー;)


ともかくも次で天の章も最終節です。


では。