修験行者を真似て | hello-candy-candyのおかりなブログ

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ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

 1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

  今日の曲は「リンゴ追分」です。

  このブログの最下欄にリンクが張ってあります。

 

 

  行者とは何か 

 

  和歌山の熊野本宮大社を筆頭に吉野・熊野では、修験道の聖地としていまも多くの行者が、何日間も山の中で、自然と向き合い、人間の意思と体力の限界に挑戦しているという。そこで修行している人を山伏と言い、断食、滝打ち、火渡りなどの修行を百日、千日間、天候に関係なく毎日続けることで、自ら念力を会得し、人々に祈祷や加護を授ける人々だということを知った。

 

  体力低下は思いの外に早い

 

  今からちょうど3年前のことだ。我が家から2.5Kmほどの所に徳重熊野社という、蒙古襲来のときの古文書に人々が詣でたと記述されている延喜式内社がある。手持ちの礼服を着れる体形に戻したいと誓い、熊野の修験道の行者に習って、わたしも愛犬を供に1時間かけて、そんな熊野社へ参拝することを日課にすることを発起した。森に囲まれた社でフィトンチッドを思い切り吸うと、明日もまた来ようという気持ちになった。靴も新調し、足元を固め、かつ歩き方も意識的に足を前に出してサッサッと歩くようにした。

 だが、3年たった今、体力の低下した高齢者にとってこの暑さは確実に応える。当初の目標だった礼服が着れる体形の回復も実現できないまま、もはや継続は断念した。こうしてやれることが一つずつ縮退していくのだろう。何事も思い立ったらすぐにやるべし、だ。




▼Myオカリナ演奏

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リンゴ追分