リテラシーとは? | hello-candy-candyのおかりなブログ

hello-candy-candyのおかりなブログ

ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

 1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

  今日の曲は「アメージング・グレース」です。

  このブログの最下欄にリンクが張ってあります。

 

 

  オカリナの上達に音楽リテラシーは必要か?

 

 

 「ナウい」は早や死語になった感がある。「バズる」は、急速に衆人の耳目を集めるようになること、だと何となくわかる。「ディスる」は、想像できないので調べると、ディスリスペクト、即ち、尊敬しないから転じて馬鹿にする、という意味のようだ。「リテラシー」は、理解力、読解力を意味する。「音楽リテラシー」は、音楽理解力とでもいうことになる。

 

  感性と理屈は両輪

 

 植田先生推薦第二弾の本がまさに「楽譜を読むチカラ」(ゲルハルト・マンデル著)という本だった。さっそく読んでみた。この本のまえがきに、音楽を勉強する人教える人のために書かれたとある通り、内容はやや専門的だ。私が理解できたのは凡そ次のようなことだ。

▶演奏に知識は必要か?「直観」による方がうまく音楽を習得できるのではないか?知識で「頭でっかちの演奏」はしたくない?などと思う人は多い。が、作曲者が曲を書いた時の歴史的、個人的背景を知ることはその名に値す演奏に絶対に必要だ。

▶演奏は語りだ。自分がどう理解したのかだけを演奏で語る。だからこそ演奏者による解釈や語る内容が魅力的になるのだ。

▶楽譜を見てイメージを描くことは大切だ。楽譜を演奏するのではない。楽譜を読み、それからいろんな方法でそれを解釈せよ。そうすれば、理想とすべき演奏が見えてくるだろう。

▶音楽の仕組みを知って演奏しよう。

▶身体の動きは感情表現であり、動きと感情はコインの両面である。顔の表情も身体の動きだ。身体の動きを付けて演奏してこそ、個性を表現することができる。

▶頭の中だけで演奏できるよう訓練せよ。スキージャンプでは飛ぶ前に飛翔経路を記憶することが絶対に不可欠だ。実際のジャンプでは予め記憶したことからの逸脱を察知し、瞬間瞬間に体の動きを補正してこそ転ばぬようにできるのだ。以上。とまぁ、実行は難しいが、頭の片隅に留めておいて損はないだろう。
 


▼Myオカリナ演奏

ダウンダウンダウンダウンダウン

アメージング・グレース