「人生の扉」 | hello-candy-candyのおかりなブログ

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ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

 1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

  今日の曲は「人生の扉」です。

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春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ
I say it's fun to be 20   
You say it's great to be 30  
And they say it's lovely to be 40 
But I feel it's nice to be 50
満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ
I say it's fine to be 60      
You say it's alright to be 70   
And they say it's still good to be 80
But I'll maybe live over 90
君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ
I say it's sad to get weak
You say it's hard to get older 
And they say that life has no meaning 
But I still believe it's worth living

「いのちの歌」といい、この「人生の扉」といい、その歌詞をこうして文字としてじっくり味わってみると、既に人生の高みに達しているようだ。現在、69歳の竹内まりやが2007年に発表した曲だから、この歌を作詞した時は未だ50歳前後の時だ。シンガーという華やかな世界にいるから思想も軽視しがちだが、人生の本質を分かり易く伝える点で、瀬戸内寂聴さんに似ている。かねてより私は松任谷由実は曲作りの天才だと思っていたが、竹内まりやもそれに劣らない人だ。この二人は、パートナーがそれぞれをプロデュースしている点でも共通している。案外こういう組み合わせが必勝パターンなのかもしれない。
 


▼Myオカリナ演奏

ダウンダウンダウンダウンダウン

                         人生の扉  (竹内まりや作詞作曲)