下パートの役割とは | hello-candy-candyのおかりなブログ

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ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

 1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

  今日の曲は「踊り明かそう」です。

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  下パートは難しい

 

最近、美しいハーモニーを求めて、懐かしい抒情歌を二部合奏で練習している。楽譜はコーラス用を利用している。そこで気付いたことは、下パートが、やけに練習しにくいことだ。合唱では上パートがメロディーを奏で、下パートがハーモニーと下支えを担うことはおおよそ理解していた。そもそも下パートはメロディーを感じることが少ないが、それにしても上パートよりもさらに上の音程の音を、それも音符を読み間違えたかと思うほどの不協音に出会った。

 

 

  下パートは引き立て役

 

 大体、作曲者はメロディーしか作曲しないので、下パートは編曲者が編曲するはずだ。これまで何気なく下パートを吹いていたが、楽譜を注意深く見ていると、編曲者の下パート編曲時の意図には、➀上パートから一定の音程差を歌ってハーモニーを奏でる、➁上パートと同じメロディーを奏でてフレーズを強調する(ユニゾンという)、➂上パートを下支えする、➃上パートのメロディーを装飾する、の4つほどがあるように見える。が、時折、上パートより高音を歌うケースに出会う。幾ら上パートが音程が下がったからとはいっても、下パートの方が上パートよりも高い音を奏でるというのは一体どのような意図があるのだろう。こう考えるとそもそも下パートは低い音程だし、メロディーも明らかではないことが多いので、練習が難しいパートだといえよう。縁の下の力持ちという役割自体、それはそれで難しいものだが、そこがまた妙味でもあるようだ。まだ、満足できるハーモニーを醸し出せないけれど、きっと味のあるコーラスが歌えるようになると期待して練習している。
 



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踊り明かそう