聴いて頂くオカリナを目指したい | hello-candy-candyのおかりなブログ

hello-candy-candyのおかりなブログ

ひねもす土の音(オカリナ)の響きに興をもよおせど、しばし徒然なるままに由無し事を綴りけるなり。

何事もそうだがある程度できるようになると、腕前を披露し、評価を励みにしたくなるものだ。成果発表会ならいざ知らず、音楽会、演奏会となると、聴きに来て頂いた人の労に見合うだけの何かを演奏者は求められる。

 

 

1日1曲ずつオカリナを演奏しています。

今日の曲は「卒業写真」です。

このブログの最下欄にリンクが張ってあります。

 

 

  ひとり楽しむ分には良いのだが

 

ひとりカラオケを楽しんでストレス解消を図る分には誰も何とも言わないが、ひとたび他人様に聴いて貰うとなれば、音程の確かさ、音の処理、揺れの演奏技法は重要だ。音程の確かさは合奏にハーモニーを生む。音の処理はアーティキュレーションと言われ、音の形式を整えて音と音の繋がりに表現を付ける。都はるみ演歌のこぶしや山本リンダの甘えた語尾のようにだ。揺れは、アコーギグとも言い、テンポやリズムに緩急を付けて表現豊かな演奏をすることだ。

 

 

  どういう演奏をしたいのか

 

最近、オカリナの先生から私の演奏について、それなりに吹けているがそれだけだと指摘され、誰かに聴いて貰う演奏には前記の3点が必要だと言われた。先日の特別練習会でも私たちの演奏を聴いてひと言、「で、どうしたいのか?」と問われた。何をどうしたいのかを自覚しない受け身では、教えられたことを出来なくても言い訳だけに終始してしまう、と。私たちの合奏の頭3小節を聞いただけでその全体の出来映えは推測できる、とも。経験的にそうだろう。

 

 

  個性のある演奏とは

 

絵の場合、写真のように上手く描けた絵ではあるものの、ただそれだけの絵ではなく、描きたいものが何であるかが伝わる絵を描かないとカメラで事が済んでしまって、描く意味がないとはよく言われることだ。楽譜通りに吹く学芸会の発表から聴いて貰う演奏へ、とそれを目指すかどうかは人それぞれだと思うが、私には練習の段階が一つ上がったことを実感しているこの頃だ。



▼Myオカリナ演奏

ダウンダウンダウンダウンダウン

卒業写真