1日1曲ずつオカリナを演奏しています。 今日の曲はなごり雪です。 このブログの最下欄にリンクが張ってあります。
任天堂のファミコンが発売されて40年以上が経つ。私はその第一世代だ。ゲームは楽しい。余暇として楽しむ分には気分転換になる。だが、4歳の幼児がコントローラーを手に何時間も画面に見入る影響は空恐ろしい。過ぎたるは及ばざるがごとしだ。
ラジオに耳を傾けた時代が懐かしい
ラジオしかなかった昭和30年代までの夜の過ごし方といえば、将棋やすごろく、七並べ、福笑いなどを家族みんなでやった。夜9時には寝ていた。せいぜい遅くても10時だ。今は楽しみが多すぎる。中でもコンピュータ・ゲームは、面白くて楽しい。 いくらやっても飽きない。4歳の孫がインストールだのセーブだのという単語を口にしているのが、空恐ろしい。子供たちへの影響は心配だ。大人たちでさえもハマったら抜けられない。
ゲーム機を5倍値上げすべきだ
ゲーム機やゲームソフトの値段を、タバコに嗜好品税を課した時の様に、今の5倍にすべきだ。5千円のゲームソフトは、2万5千円だ。ゲーム機も同じだ。 また、使用時間もひと月100時間までとしそれ以上使用したら、スピード違反のように超過の程度に応じて罰金を科すべきだ。子供であろうと容赦すべきでない。 インターネットの接続サイトを監視したり、ゲーム機の電源投入時間の累積データを常時モニターすることなど、今の技術の中で実現可能だ。
自主規制だけでは禁煙はできなかった
10年以内にこうした法律を成立させないと、そのうちにいろんな問題が沸きあがって手が付けられなくなるだろう。かつて、健康に悪いタバコの例を見ても、自主規制だけでは禁煙は無理だ。 ゲームは思考力を高めるなどと効能を挙げる人もいるが、それは一部の話だ。こうした娯楽品を各人の選択にゆだねるのは、特に判断力の未熟な子供たちには荷が重すぎる。
便利で面白過ぎるのが問題だ
パソコンやゲーム機の前にいる時間が長過ぎる理由は、それが決して苦痛ではなく、むしろ有益で楽しいと思うからだ。頭は使う、知識は増える、専門的興味は広がる、発見する喜びがある、創作ができる、在宅のままで必要な買い物ができるなどと、思い付く利便性はいくらもでもある。 彼らがその中に溺れない方が不思議だ。やはり利用することをほどほどに留めてやる必要がある。それが責任を放棄して自主規制に任せるのではない、大人の思慮というものだろう。
なごり雪(伊勢正三作曲イルカ唄) |