戦争はこの世から無くならない
世界中で戦争が起こっている。国内は政治不信だらけだ。人類の希望は地に落ちた。と、ニュースを見聞きするたびに思う。だが、こうした状況は今年始まったわけではない。ずっと昔から変わらない。多分これからも変わらないだろう。
世界はますます劣化している
今や情報は、私たちに希望をもたらしてくれることよりも、憂いや悲哀をもたらしてくれることの方が多い。人間が賢くなっているわけではないのだ。世界のリーダー国たる米国や欧州の先進国たる英仏独の国内情勢を見ても、お金が唯一の価値となっている限り、ますます人間は低級になっていくようだ。中国やロシアのような倫理感の乏しい国が幅を利かせている限り、良質な世界が実現する気がしない。
コロナ自粛でお金が貯まった？
今年、後期高齢者に仲間入りした。ゼロ歳児が健康で過ごせる平均健康寿命の年齢に達した。あくまでも平均だが、余命は12年という。私自身としては、もはや健康で過ごせていられるだけで丸儲けだ。どうせ事実を知ったところで、節制する気はないので健康診断はもうしていない。残念なことはコロナで蟄居したこの3年間だ。多くのことを止めたり諦めた。コロナがなければ、多分海外旅行へ3回は出かけていただろう。それまでの実績から国内旅行も含めて旅行費用年100万円×3年として計300万円が貯まったはずだ。が、預貯金は例年と同じペースで減った。とんだ捕らぬ狸の皮算用だ。思い返してみると、旅行に行かないからと、キッチンやフローリング、エアコンなどを交換していた。結局、旅行の代わりにそれ相当の出費をしたことを忘れていた。
平和なニッポンが一番
私のこの一年もなんだかのんべんだらりとして明るさがなかった。だが、冷静に考えてみれば、生きるということは、別に楽しいことでもなければ、苦しいことでもないということが一番普通であり、正常なのだ。だから有難う、ニッポン。
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