未熟に成長して十分に薄汚れた。

より下劣な行為で 自分を確かめたい 忘れてしまいたい


帰りがけに浴びたにわか雨を吸い込んだTシャツは汗と混じり

男性的な匂いの布に変わった。


騙すより騙されたフリをしていたいし それでも素知らぬ顔をしていたい。


なんとかなるよ。大丈夫だよ。そのぐらい大丈夫だよ。

そんな事を繰り返して呟いて


自分の吐瀉物を指先でつまんで嘆いた。



さあ、最低の事をやりにいこう そして自分を傷つけて


もう一度、自分を見つけ直したい。


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自宅は変わらぬあばら屋だが、オレの住所はこの辺りだ。


ここの先には駅があり この後ろには道路と灰皿がある。


エレベーターもエスカレーターもあるが よく効いてるエアコンのスイッチは見当たらない


警備員と管理人は居ないが 店の店員と同居人が居て カメラが監視をしている。


昼はうごめいているが 夜は人も近付かない



この奥に 白い川があり そこで水浴びをして 凍ったジンで身体に匂いを付ける


そして冷たい床に眠り、寝起きに手で握りつぶした、ユリの葉の汁を飲む。


記憶がゆがむ ゆがませる


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これが もっと大きな川へと続く石畳 裸足で歩くと砂が鳴り ジャニス・ジョップリンの歌声が聞こえる。