年末から 年始にかけて 母もの 2本 観ました。
『母の身終い』は あまりに 切ないので。。。 多くを語れません。。。
ぜひ ご覧ください。
親子とは 命とは 寿命とは ~ 考えてしまいます。
脳血管性認知症と診断された 森﨑 東 監督 86歳が 記憶が薄れていくこと
と闘いながら、 最後の映画 ! と メガホンをとった作品。
たくさんの友人 弟子が 作品創りに参加してくれた。
それだけで 観る前から 感動 ☆
撮影監督 浜田 毅さんの言葉 「森﨑さんは、主人公の岡野みつえさんには
記憶を失わせないんだ、取り戻させるんだ っていう明確な意思があったと
思う」 記憶とは つまりは 愛 ~ だからこそ 記憶を失わせるものに 抗う ~
森﨑 監督の こだわりである。
森﨑監督のお兄さんは 終戦翌日 割腹自殺した。
監督の中で 戦争は終わっていない。
「決着できるもんだったら 決着の努力が実りそうなところの寸前まで 自分の目
で見たいという欲望ですね。いやもう やぼなことは言いません。
とにかく やってみます」
最後の最後に お兄さんをモデルにした映画を撮る 森﨑 東 監督。
今年87歳。
『ペコロスの母に会いに行く』 ベテラン俳優さんが たくさん出演されていました。やはり 年輪を重ねるのは いいですね。
佐々木すみ江さんの何気ない巧さ !
『ペコロスの母に会いに行く』 監督 森﨑 東 主演 赤木春恵