かしわ南蛮は期待を裏切らない旨さでした。
2023.5
相方と一緒に永坂更科で昼食にそばをいただきました。昨日の昼食もそばでしたが、
相方がまたそばが食べたいと言い、昨日と同じ「砂場」へ行こうと言ったので、
今回は永坂更科を提案してそちらに行くことになりました。私は砂場のそばが大好物ですが、
永坂更科のそばも気に入っており、砂場では冷たいそば、永坂更科では温かいそばを
いただいています。
蕎麦前に板わさと自家製つくねをいただきました。だし巻きも食べたいと思いましたが、
味が甘めなタイプは相方が苦手なのでやめました。板わさは厚みがあり食感も良く、
自家製つくねはご飯のおかずに食べたい美味しさでした。
因みに、このお店の鶏焼きも美味しいです。昨日昼食で訪れた砂場の焼き鳥も美味しいので
昼食の際に注文しようと思いましたが、夕食が「文ちゃん」でのやきとりだったので
やめました。今日は食べようと考えていましたが、朝食を食べ過ぎたのでやめました。
そばは、相方がカレー南蛮を、私はかしわ南蛮を注文しました。
相方はカレーそばを初めて食べたそうで、「美味しい」と言っていました。
とろっとしたカレー出汁に絡んだ永坂更科のそばは美味しく、私も時々注文するお気に入りの
一品です。ただ、早めに食べないとそばがのびてしまうので、少し厄介なところもあります。
案の定、食べるうちにそばがのびてしまい相方は苦戦していました。
かしわ南蛮は期待を裏切らない旨さでした。
まずは出汁を一口味わい、その旨さをしっかりと感じました。「旨いなぁ」と思いながら
そばをすすり、さらに満足度が高まりました。かしわも絶妙な仕上がりで、
久しぶりに味わえて嬉しく感じました。相方もかしわ南蛮の出汁の味が気に入っていました。
永坂更科の近くには他にそば屋が2軒あります。2軒の内の「永坂更科 布屋太兵衛」にも
時々そばをいただきに行っていました。今後機会あればまた訪れてみたいと思います。
昨日の砂場に続いて今日もお気に入りのそば屋で食事ができて良かったです。
ーPCでしか見れませんがまとめです。－
食道者 平蔵：蕎麦［麻布永坂 更科本店］
【再訪】
あまりの寒さに温かいものが欲しくなり、久しぶりにこのお店に足を運びました。
注文するのはいつも決まってかしわ南ばんです。長ねぎが見事に薄く切られていて、
それを追加でいただき、かしわとそばを食べきった後に入れて出汁を味わいます。
ゆずの香りが何ともいえない美味しさで、やや大きめの器にたっぷり入った出汁をほ
ぼすべて飲み干すため、お腹はタップンタップンです。
今は亡き祖母とよく訪れた思い出のお店です。久しぶりに立ち寄り、あの頃を懐かしく
思い出しました。そういえば、いつもお店にいたスキンヘッドに近いお爺さんの姿が
見当たりませんでした。夜の訪問だったので帰られた後だったのか、
それともご高齢だったので他界されたのかもしれません。もしそうだとしたら、
とても寂しいことです。久しぶりにいただいた変わらぬ味をしみじみと堪能し、
これからもこの味をいつまでも守り続けてほしいと願っています。
【訪問】
日本のそばといえば信州そばが有名ですが、そばの発祥地は日本全国に多く存在します。
東京で名高いそば屋といえば、亀鶴庵、砂場、更科の各系列が挙げられると思います。
それぞれが時代とともに枝分かれしながらも、各店が独自に伝統の味を守り続けていると
思います。
私が好きなそば屋の中でも、更科系では断然「永坂更科」がお気に入りです。
そば屋とは思えない立派なビル、いつでも丁寧な接客、変わらない味。初めてこのお店で
食べたのがいつだったかは忘れましたが、食べるたびに飽きのこない味に毎回満足しています。
昼でも夜でも私がこのお店で注文するものはほぼ同じです。最初に焼き鳥、だし巻き卵、
肉だんごをビールと共に数人でいただき、その後にそばをいただきます。そばは決まって
かしわ南蛮。薬味のねぎを追加でもらい、たっぷり入れて味わいます。そばとかしわを
食べ終えた後には、ねぎが浮いたかけ出汁をじっくり飲みます。丼が深めなので出汁も
たっぷり入っていますが、美味しいので最後まで飲み干してしまいます。
周辺には麻布十番に更科が二軒あり、どちらも美味しいですが、私はこのお店が
特に気に入っています。
