相変わらず米は売られていない。
スーパーウジエ利府店。
そんな中、ご飯がススムくんはめっちゃ売られている。
米がないんだからご飯ススませたらダメだろ!
しょうがないから出来合いのチャーハンを溺愛する。
現在の食糧(コメ)事情に対する国政はどうなっているかというと、
新米“前倒し”次のコメ不足懸念 需要高まり「本当の悲鳴に…」
郡山では新米が出たが、お値段は倍額になっているとのこと。
減反政策を進めてきた結果がこれだ。
そして坂本哲志農林水産大臣は、備蓄米を解放しないという。
その坂本衆議院議員の選挙区である熊本3区の阿蘇市では、新米が、、、、
全国的なコメ不足県内は 阿蘇で新米の出発式【熊本】 (24/09/10 19:00)
コメ需要が増えてきた理由としては、さきの地震による南海トラフの備えというのが言われたりするが、それよりも常態的になったのは、訪日客によるコメの消費で二割増え、海外での日本食ブームでこれまた増え、ということらしい。
そんないっときのブームでやられてしまうということは、日本の主食たるコメについて、きちんとした食料安全保障ができていないということである。
田んぼを無理やりやめさせて、畑に転作させてきたこれまでの農政を転換する必要があるが、小泉進次郎内閣になんてもしもなったら、農政は破壊され、外国に食料を依存するような日本になってしまうだろうな。
自民党総裁選挙では、高市早苗大臣が食料とエネルギーの自給率100%を目指すと言っている。20年前にこれと同じことを私は言ったことがあるが、絶対無理という意見が圧倒的だった。しかし、やる気になればできる。食料は減反政策をやめて、災害に強いプラント栽培として、なおかつ人口は減っていくのだからそれほど難しくない。エネルギーについても、火力や原子力ばかりを考えるから海外に依存してしまうのであって、太陽光・風力・地熱・小水力ばかりでなくメタンハイドレートにも希望はあるし、ありとあらゆる科学技術が目白押しなわけであって、できないことはない。あとはやる気の問題だ。
なにしろ、食料とエネルギーが自給できない国家は、国として成り立たないということを考えるべきである。
そんなもん貿易立国として他国と仲良くしていればなんとかなるんだなんて、舛添要一という人が言っていたが、とんでもない話だ。お金は食べることができないんだから。
古代より日本人はお米を作り、生活してきた。
神話では日本は稲穂がゆたかにみのる国という意味の
「豊葦原瑞穂国」=とよあしはらのみずほのくに
と呼ばれてきた。
神棚にはお米をお供えしてきた。
そうやって生きてきているのだから、もっと国の根本を考え直すべきで、金融資本や貿易に依存する国造りには手を貸すべきではない。それはすなわち、日本を外国に売ることになる。