【忠誠編】先見の明があるから電気自動車にもっと物申せ | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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研究成果を発表する生徒
研究成果を発表する生徒

本日の福島民報郡山版

 

安積高生が「電気自動車に物申す」 研究成果を発表 福島県郡山市

 文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている福島県郡山市の安積高で9日、「SS探究Ⅱ」探究活動最終発表会が開かれ、3年生273人が研究成果を紹介した。

 「SS探究Ⅱ」は「総合的な探究の時間」に代わる科目で、2年生の時から継続して取り組んできた。1~6人で構成する75班が、2月の中間発表から学びを深めた内容をポスターで発表した。

 「電気自動車に物申す」と題したゼミの生徒は、環境性能に優れた自動車を探究した。条件が良ければガソリン車より電気自動車(EV)の方が環境に優しいが、充電の不便さやバッテリーに用いる半導体不足などの課題があると指摘。ガソリン車とEVを共存させながら徐々にEVを増やし、ガソリン車の効率的なエンジン開発も進めるべきと結論付けた。

今や電気自動車でなければならないような空気が欧米にも日本にも吹き荒れているが、本当にそれで正しいのかどうかを考えなくてはいけない。

福島県の国会議員はなにしろこの安積高校なる出身者が多い。それであるからこそなのか、これまでの常識をぶちやぶることはできていない。どうやらこの高校は偏差値トップクラスのようである。東京第三学区における西高か富士高か。

だから安積高校なんて受かるような学生は、ただ社会や教師の言いなりでお勉強ができる人ばかりなのかと思ったらそうでもないことが判明した。

多くの人が気づいているかもしれないが、電気自動車は重い。だがどうしてそれを受け入れるのかと言えば、環境問題は建前だ。中国との取引で儲かるからやっているというのが実情ではないのか。大人はお金の事情でしか考えないが、未成年はまだ知識だけのことで考えることができる。それを社会人になっても貫けるかどうか、それが問題だ。

 

いずれにせよ、ガソリン車を廃止してしまうことは危険極まりない。エネルギー問題では、ありとあらゆる種類を用意してこそ生き残れる。それは生物の進化の過程と同じだ。多様性のあることは、いざとなった場合に何かが死滅しても何かが生き残ることができるのだから。