【公正編】各地の自民党員たちから沸き起こる怒り | 国政報告 おおさか佳巨 福島県[県中]の生活

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限界が来るものについては、捨てなければ生きていけないからです。

 

 

「総裁含め誰も責任取らない。いかがか」盛岡市の自民集会で ..

 自民党の裏金事件を受け、党幹部と党員らが対話する車座集会が10日、盛岡市内で開かれた。党岩手県連の臼沢勉・県連幹事長は党員から寄せられた声として「総裁自らの処分も含めて組織として誰も責任を取らないのは、いかがなものか」「けじめをつけるべきだ」とする岸田文雄首相(党総裁)の責任を求める意見を紹介した。

 集会に出席した小渕優子選挙対策委員長は「重く受け止め、党の改革に生かしたい」と述べた。

 

今に始まった話ではないが、自由民主党が信頼されない理由の一つに、この「重く受け止め、党の改革に生かしたい」と言うだけ言って何も行動しないことがある。少しは行動することもあるが、ほんのちょっぴり動くだけで、あとは時間待ちで国民の忘れ待ちを願う体質が確実に存在しているのが自民党だ。

 

長野県でも同様に、

混迷の自民…県連幹部が“首相退陣”要求も 「責任取って、けじめつけて」 裏金問題の「車座対話」で厳しい意見相次ぐ

自民党県連・西沢正隆幹事長:

「国民に見える形で執行部を変えてほしい、私の個人的な意見。(総理総裁も変わった方がいい?)はい、個人の意見でそう言わせてもらった。(退任すべき?)責任とってもらった方がいい。けじめをつけてもらった方がいい」

 

県連役員からも総理総裁の「退陣」を求める声が上がる混迷ぶり。福岡参院政審会長は「意見は党本部に持ち帰り、党再生につなげたい」と述べました。

 

と言っているが、本当に党本部に持ち帰っているのか。というよりも、いちいち党本部に持ち帰らなくても自分らで気づけよということなのである。

 

神奈川県では、

自民神奈川県連、党処分の甘さに厳しい声…車座対話で「おとがめなしの感覚が理解できない」

党本部から政治刷新本部副本部長の平井卓也衆院議員らが出席した。1時間半にわたり行われた意見交換では、政治とカネの問題を巡り、日頃有権者らの批判の矢面に立つ県連側から「500万円未満の不記載でおとがめなしの感覚が理解できない」「納税意識が低下する」と処分の甘さなどを指摘する声が上がった。

 

 19日に投開票された小田原市長選で自民が推薦した現職が敗れたことに触れ、次期衆院選や地方選への影響を懸念する意見も出た。

 

国民の声を聴かないばかりか、自民党員の声も聴かずに突っ走る岸田政権は、もうそろそろ終わるだろう。これまで起きた政権交代というのは、国民が野党に期待して実現したことは一度もない。

 

自民党の支持者が投票に行かないことにより政権交代になったことが二度ある。今まさにそうなっているのではないか。つまり常に自民党を軸に考えられているのだ。

 

それは自民党が不正を働き、国民から不信を受けた時だ。宮澤内閣における政治改革失敗、麻生内閣における自民党不信。これはいずれも彼らが政治改革をしたり、不正をしていなければ起きなかったことである。しかし彼らはそれができなかった。できなかったのは悪いと気づいていないからだ。

 

公正に生きていこうとする政治家が欠如していれば、自らのやっていることについておかしいとも思わなくなる。感覚が麻痺する者だけで自民党議員たちが成り立つ。ただ、展望があるのは自民党を支持してきた人たちは、国民の側に立っている人がほとんどだという点だ。

 

もちろん、野党も国民の側に立って政治資金規正法を見ている人も多い。ただ彼らは政権を取ると豹変する。マニフェストなんて簡単に裏切るのである。それは自民党がそうであったように。そのような場面は間近で何度も見てきた。

 

その結果、「ああ自民党のほうがまだマシだった」という結果をこれまで二度も招いてきているのである。私は個人的には、野党へ政権交代をさせるよりも、自民党をまともにするほうが国民の利になると考える。ただ、それは極めて難しい。自民党政治家が欲に溺れているからである。

 

そこでさじを投げて政権交代させてしまえという気持ちもわかるが、彼らも権力を身に着けることにより、自民党よりももっとひどい権力欲にとりつかれてアホなことばかりしだすのである。それは確実に起きることだ。