我が家の近くのヤマト運輸
郡山大町宅急便センター。
ヤマト運輸は細かくセンターを置き、佐川急便はドカンと大きく支店を置いている模様。
佐川急便は本宮にあるのに郡山支店を名乗っているので郡山市内にはないのかな。
30年ほど前は、佐川急便なんかで働いたら一年だか半年だかでフェアレディZが買えるんだなんて話を聞いた。それがいまやどうだろう。
物流は国民生活・経済を支える社会インフラであるが、運送業で従事する人々はその困難さと低い賃金から離職しようという動きがある。荷受け時間、荷待ち時間、休息できる場所がないなどなどいろいろなことで、運送業は問題を抱えている。そこで、物流産業を魅力ある職場というわけでの法律改正がなされようとしている。
流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律及び貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律案(213国会閣19)
そして来月からは、というよりはもう四日後であるが、働き方改革に関する法律が本年4月から適用される「2024年問題」が来る。
コンビニなんかは弁当を毎日数度配達されるわけで、ものすごい量の運送量になる。ローソンなんかはこの先を考えていて、冷凍のおにぎりにして配達回数を少なくしようと試みている。
賞味期限120倍でフードロスをゼロに!!ローソンの冷凍おにぎり
今後の人口減少社会に伴い、運送業の仕事を減らすためのことも考えなければならない。どうやって人手不足を埋めようかということの中には、なるべく仕事をさせないという方法もある。冷凍の弁当にすれば配達回数は少なく済む。それはひいては流通に依存しない経済社会を作ることではなかろうか。
食料安全保障においては、他国に依存せずに自給率を上げていくという政策が好まれるようになった。以前はそんなことは非常識とされたが、今後はそれが常識になるだろう。それと同時に、国内においても遠くの品を無理に流通させて経済の循環をよくするというのは、すこし緩ませて、地産地消を原則とした経済社会を作っていくのも手である。