ことばのいろは -10ページ目

ロシア音楽-2

ヨールカ(Ёлка)が歌う歌も、こんな楽しそうな曲があるのかと思いました。

Yolka - devochka v malen'kom pego


ロシア音楽

ちまたに、「カラマーゾフの兄弟」の新訳がブームになっているみたいですね^^;。


NHK-FM「ワールドミュージックタイム」のロシア特集で取り上げられていた曲なのだそうです。

幻想的な雰囲気で始まった曲の冒頭部分は、「喉歌 」だそうです。

ロックとはちがう、独特の音楽をお楽しみ下さい。



Yolka - Gorod Obmana

Earth at night (夜の地球)

みなさん、この写真を見て、どう思われるでしょうか?


天文ページ 夜の地球 から

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もっと、大きい画像はコチラ




石油資源にせよ原子力資源にせよ、現在(2002 August 11)エネルギーを十二分に獲得できているところと、そうでないところが、歴然としています。


勉強もしない、仕事もしない、それでいて自分の権利だけを主張する人が、この日本には増えています。

一方、中国やインドでは追いつけ追い越せで、一生懸命勉強し、安い賃金で40度を超えるところで働いていたりします。それに、中国人の一部のエリートは日本やアメリカの大学を卒業し、大概は2ヶ国語、中には3ヶ国語を流暢に使います。インド人も英語を含め10ヶ国語を話すといいます。


自分の私観ですが、ゆとり教育「みんなで勉強しなければこわくない」のようなアフォなことをほざき、24時間コンビニO.K. 学校立ち歩きO.K. 犯罪者O.K.で、権利と義務を履き違えたままで、日本人のすべてが今の生活をいつまでも維持できるとは、到底考えられないのです。みなさん、いかがでしょうか?


老荘思想

親の介護・自分の老後・福祉・医療・少子化問題について考えると、現実に基いた客観的な思考と、「こうあったらいいな」というリベラルな思考とのギャップに、日々、苦しんでいるheisenbergです。


自分の親には何時までもボケないで元気でいて欲しいとは、多くの人が思っていることです。しかし、よく考えると少子化の影響で、夫婦では9割が共働き、定年は65歳がスタンダードな世の中になってきています。

このため、親が歳をとって自分の身の回りのことがだんだんと出来なくなり、その世話を子供世代にしてもえるようになるには、20歳で子供を儲けて85歳、30歳で供を儲けて95歳まで待たなければなりません。


自分の祖父母の代には、結婚した女性の殆どが専業主婦であったし、同居世帯が多かったので、大概の人は定年とともに楽隠居・・・というのがパターンでした。しかもその世代は兄弟の数が多いので、年寄りの介護をスルーできる人達が多かったのです。


ところが我々の世代になると、兄弟の数の平均が2人を割っていますから、大抵の人が1組~2組の両親のお世話を割り当てられています。しかし我々の世代は、医療・年金の保険料や税金の割り当て金額が上がっているため、共働きでないと生活が成り立たないようになってきています。

つまり、生活資金に余裕のない場合には、自分たちが生きていくためには、物理的に親を見捨てざるを得ない人たちが増えています。


自分の家系は代々長生きで、曾祖母も其の上も90歳近く生きました。だから、ボケて徘徊をはじめると、家の人たちが仕事が出来なくなるので、格子をつけた部屋を特別こしらえて、そこに閉じ込めて仕事に行ったのだそうです。今なら、人権問題にされるでしょう。


自分の身内で、長い介護の必要な人を、子供の時からずっと見てきていて、どうして日本の社会は人の生をほっといてくれないのかと、思います。

障害者にしてもそうです。自立といいながら、健常者に介護を強いたりします。


弱者を手厚く扱いたくても、そうは出来ない社会情勢になっている。しかし、人口比率でも、議員のなかでも団塊の世代以上が圧倒的に多いために、無理な状況をあたかも可能であるがごとく、事実をねじまげています。


ちなみに、自分は「孤独死」が理想です。



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老子の一節

天地は不仁、万物を以て芻狗(すうく)と為す

聖人は不仁、百姓をもって芻狗となす。 (老子・5章)


(注釈):「芻狗(すうく)」というのは儀式のときに祭壇に捧げられる藁で作った犬の人形。祭りがすんだら、捨ててしまう。天地は自然のこと。不仁は、思いやりがないこと。


自分的解釈: 「弱者は、政治に期待するな」・・・は、一定の真理を含んでいると思います。



荘子の一節 (漁夫篇)

人、影を畏れ、迹(あと)を悪んで之を去(す)てて走る者有り。足を挙ぐること愈々(いよいよ)数々(しばしば)にして、迹(あと)は愈々(いよいよ)多く、走ること愈々(いよいよ)疾やかにして、影は身を離れず。自らを以て為(へ)らく尚ほ遅しとなし、疾(と)く走して休まず、力を絶ちて死せり。陰に処(お)りて以つて影を休(や)め、静(せい)に処(お)りて以つて迹(あと)を息(や)むるを知らず。愚も亦(また)甚(はなはだ)し。


(意訳):ある人が自分の影をこわがり、自分の足あとのつくのをいやがった。影をすててしまいたい、足あとをすてたい、それからにげたいと思って、一所懸命ににげた。足をあげて走るにしたがって足あとができていく。いくら走っても影は身体から離れない。そこで思うのには、まだこれでは走り方がおそいのだろうと。そこでますます急いで走った。とうとう力が尽きて死んでしまった。この人は馬鹿な人だ。日陰におって自分の影をなくしたらいいだろう。静かにしておれば足あともできていかないだろう。



儒教や西洋哲学では、人間の自律的、自発的な行為に意義を認め、またそれが有効であり、人間の持つ理想を実現する見込みがあると考えるのに対して、老子や荘子は、自然の力は圧倒的に強く、人間の力ではどうにもならない自然の中で、人間はただ右へ左へ振り回されているだけだ・・・という「自然無為」の処し方を説いています。

キリスト教の「王権神授説」「博愛主義」「原罪」とは違った、物事の道理をそこに感じませんでしょうか?

ケニアの暴動について

先進国の、開発後進国への直接的間接的関与は、開発後進国が先進国の植民地から独立した今も、大量虐殺劇といった結果を招いていることは、否定すべきではない事実であるとはいえ、複数の部族の利権が複雑に絡み合いこじれにこじれてしまった現在、だからといって今更白人が介入しても、また何もしなくても、こうした悲劇は拡大していくような気がいたします。



AFP通信から

ケニア暴動、死者600人に、事態沈静化に向けた直接会談も

【1月8日 AFP】大統領選挙の結果をめぐり暴動が続くケニアで、大統領選に敗れた有力野党候補のライラ・オディンガ(Raila Odinga )氏は7日、国際社会の仲裁活動が本格化してきたことを受け、同国全土で行われていた抗議活動を中止すると発表した。事態の鎮静化に向けムワイ・キバキ(Mwai Kibaki )大統領側から直接会談の提案が出されるなか、前年12月27日以来続いている暴動の死者数は600人以上に達している。

 野党側は8日にも首都ナイロビ(Nairobi )で抗議集会を予定していたが、新たな国際的仲裁活動が開始され、野党側と再選が決定したキバキ大統領側の双方に対する譲歩への圧力が強まったことから、オディンガ氏は集会の中止を決定したとみられる。

 また、オディンガ氏は、アフリカ連合(African UnionAU )主導による仲裁協議が9日に開始されることも明らかにした。これに関し、ガーナのジョン・クフォー(John Kufuor )大統領の側近も、AU議長と同大統領が9日に仲裁のためケニア入りすることを明らかにしている。

 さらに、ケニアの大統領報道官は7日、キバキ大統領が大統領選挙後初めてとなる直接会談を行うためオディンガ氏を招請したとする声明を発表した。会談は、ほかの5つの党の指導者も参加して11日午後2時30分(日本時間同日午後8時30分)に行われる予定で、事態の沈静化や国民融和について話し合われるという。

 一方、ケニア入りしている米国のジェンダイ・フレーザー(Jendayi Frazer )国務次官補(アフリカ担当)は7日、ナイロビで記者団に対し「ケニア国民は自国の政治指導者たちや国家機関に裏切られた」と語り、同国政府を非難した。

 国際社会による仲裁が本格化するなか、暴動による死者数は依然として増え続けている。地元警察当局幹部は、「少なくとも600人以上が死亡している。衝突が発生した地域の茂みの中などには、まだ遺体が放置されている」と語り、暴動による死者が劇的に増えていることを明らかにした。

 国連(UN )機関からは集団虐殺の様相を呈しているとの声もあがっている。また、これまでに約25万人が避難を余儀なくされているという。(c)AFP




対立抗争の原因は、極東ブログ 様から引用させていただきます。

3日付けニューヨークタイムズ”Ambition and Horror in Kenya ”(参照

Tribal resentments have long played a role in Kenyan politics. They flared anew after Mr. Kibaki and Mr. Odinga fell out over the spoils of the 2002 election. Mr. Kibaki comes from the long-dominant Kikuyu group, Kenya’s largest. Mr. Odinga comes from the Luo, a smaller but politically important tribe. Much of the violence of recent days has involved these two groups. In rural Eldoret, some 50 Kikuyu were burned to death inside a church where they had sought refuge. In the vast and tribally mixed urban slums of Nairobi, rival militias have been waging open warfare.


 問題の根にはキクユ族とルオ族の対立があり、これは2002年の大統領選時点の不和に根を持っている。AFP記事では単にケニアの民族人口比を挙げたが、現実の政治状況では単純な民族構成比が問題となるのではなく、民族間の優位が問題になる。その意味で、ルオ族を"a smaller but politically important tribe"として捉えている点はニューヨークタイムズの視点の深さがある。また、民族間対立で引き起こされた悲劇的な事件についても触れている。
 こうした点から今回の暴動を見直すと、政治的な構図の背景に民族的な対立の構図が大きく横たわっており、問題の根はそれゆえに深い。
 なお、今回の暴動があったとき、私が気になったもう一つの視点は印僑の存在だった。結果からすれば印僑への暴力はなかったようだが、インド関係の報道がすぐにこの視点を取り上げていたのは印象的だった。


(引用終り)


ケニアは、オバマ氏の父方の出身地でもあります。ルワンダのツチ族とフツ族の2部族間の対立構造ではなくても、キクユ人、ルヒヤ人、カレンジン人、ルオ人等の多部族国家でもこのような悲劇が起るのかと思いました。


<参考>

外務省:ケニア共和国

日本語版Wiki

押尾コータロー その3

ケニアの惨状についての情報が、インターネットを通じて入ってきています。

今夜はこれについてふれたいと思っていたのですが時間がないので、最近すっかりすっかりハマッテしまった押尾コータローの曲で、一服。



押尾コータロー Big Blue Ocean

ヒラリー・クリントンのH.P.

こちらのH.P.もなかなかです。WIKIでひらりーの経歴や政策 をみると、本当にしっかりしてます。

これに比べると、ブッシュなんてくそくらえですw。ブッシュはTOYOTAなどの企業にとっては、おいしいのでしょうが。


ひらりーのH.P. は、出来過ぎです(お金をだしてプロに頼んだっていう感じです)。


Her Latest VIDEOS

久しく、エキサイト

WIKIでオバマ氏のことを、調べていたら、下の方に、

バラック・オバマ氏 応援サイト (日本語) - 日本サイト。」

っていうのがありました。


日本語訳付きのBBS まであります。

えー、これって大統領選に参加できなくても、あっちの人とcontactとれるってことチョキ





参考 Barack Obama’s Anti-War Speech
http://100voices.wordpress.com/2007/10/06/barack-obamas-anti-war-speech/

オバマ氏

単純な理由で、オバマ氏が米大統領になるといいなと思っていますw。


民衆が変化を求めるのならば、

ダルフール問題に取り組む、

ERのダグ・ロス役のジョージ・クルーニーが応援する

民主党のオバマ氏がいいと密かに思ってます。

アングロサクソンでない方が、中東やアフリカの紛争解決に、一役買うような気が致します。




ジョージ・クルーニーインタビュー(2006年):ダルフール問題





朝は、ゆったりとした曲で

寝覚めが悪い方なので、朝はゆっくりスタートします。


Boyz II Men - End Of The Road


子年の子は困敦=混沌=chaos という意味だそうです。

chaosの意味を英和辞典で調べてみると、大したことが書いてなかったので、

英英辞典を引いてみました。


[chaos]

① complete disorder (無秩序); confusion (混乱)

② the shapeless empty space before the world began (天地創造)


数学のカオス理論 (カオスりろん、Chaos theory)は、決定論 的な動的システム の一部に見られる、予測できない複雑かつ不規則な様子を示す現象を扱う理論なのだそうです。


詳しくやろうとすると、非線形微分方程式やハミルトニアンを取り扱うようになります。これは、物理学科の3~4回生のカリキュラムに該当しますし、究極的には未だ解明されていません。つまり未だに、3体問題で実際に(実験上)粒子がどのように振舞うか、数学的には正確に予測(記述)出来ないのです。


が、地震(プレートテクトニクス)や天候(大気)などの自然界、経済動向や人口の増減などの社会的なシステムは、カオス的な動きをするそうです。


昨年から今年にかけて、政界も経済界も予測がつきにくく(一寸先は闇といっている人もいますが)、不安と期待を同時に抱いている方々も少なくないのではないでしょうか?

米民主党のオバマ候補がアイオワ州で快勝したのも、より良い方向への大きな変化が求められているのだと思います。


カオス理論をまともに受け取れば、昨年・今年のような情勢を考えると、一人一人は、本当に小さな力かも知れないし、大したことは出来ないかも知れませんが、小さな力でも大きなうねりに変わっていくことを期待してみたくなりました。