ひさびさに悩む
むむむむ
ひさびさに悩んでおります。
ともかく小説と言うジャンルは
読んでもらってどうこうと言う部分も確かに重要なんですけど
新塵碕行のような、趣味の書き手としては
読んでもらうまでが本当に難しい。
うん、なんとか読んでもらって厳しい意見の一つも、もらうことが重要なんでしょうけど
それはある一定以上のレベルであって、
僕にとっては、読んでもらうまでにどういう工夫をするかも重要な課題です。
長すぎると、読み手も気を張って読まねば無くなる。
忙しい中わざわざこのブログに来ていただいた方々に
さっと内容に入っていけるものがいい。
まぁ、文章自体のレベルが低いというのは
すぐに上がるものではないのでこの際放っておいて。
いろいろ考えるんですけど、
やっぱ、ブログにするなら短編ものの方が楽しいかなぁ。
読みやすいかなぁ。読もうと思ってくれるかなぁ。
僕の書いているものはいわゆる長編ものなんですよね~。
気長に気長にと心の中に念じつつも
もっと、楽しんでもらうにはと逸る心に、新塵は最近、苦悩しております。
とか言いつつ、基本学業中心男なんですけど。
う~ん、う~ん、ちょっと真剣に考えつつも
今日も苦悩―
おそらく・・答えは出ない。
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参加中第二章 多重存在 彼女の記憶 その5 ―小説
「あのさ~、ユダ君。」
「え?」
ユダ君は振り向く。
どうしよう、やめとこうよ、私。それは駄目だ。
「今日私を誘ってくれたのってさ。」
私最低だ。
「瑠璃ちゃんのため何だよね。」
でも・・・、さ。
「そうだよね。12月はクリスマス気分だもんね。
可愛いものあげたいもんね。
ユダ君じゃ・・・・、そういうお店どこにあるかわかんないもんね。」
やだやだ、何言ってんだ。
もう止まれ。
心臓ごと止まれ。
「どうしたんだよ、吉野・・・。」
ユダ君、困ってんじゃん。
もうこのくらいにしようよ、私。
「とぼけたって無駄。」
なんで・・・こんな、わたし・・・なんで・・・。
「そんなのわかるよ~、だってさ」
なんで、隣にいるのが、瑠璃ちゃんなの・・・・。
「ユダ君、ずっと瑠璃ちゃんの歩調で歩いてるんだもん。」
ずっとそばに瑠璃ちゃんがいたんだ。
ユダ君はずっと瑠璃ちゃんと歩いてたんだ。
本当にクリスマスの予行演習だったんだ!
ひどいよぉぉッッ!
「そんなの、この吉野ちゃんにはお見通しなのだ。まいったか。」
わたしは・・・私は頑張る。
けして泣くものか。
ぜったい泣くものか。
「あはは、どうだ。賢いっしょ私。」
「おう、さすが受験生。」
もう・・・・。
そう言うことでしょ。
私がユダ君のこと好きなのなんて、彼にはお見通しだ。
だから、私にデートの理由を話さなかったんだ。
だから、嘘ついたんだ。
残酷な嘘をついたんだ。優しいウソをついたんだ。
瑠璃ちゃんのための嘘を平気で吐くんだ。
ユダ君最低だ。
最低だ。
お見通しで私を嵌めた。
その上で、尚、私のプライドを守ろうとしてくれるんだ。
酷過ぎる。
優し過ぎる。
ああ、だめ、俯かなきゃ。
泣きそうだ。
「行って・・・」
早く行って。
あなたがせっかく守ってくれた私のプライドだから。
「言いたいこと・・・それだけだから」
大丈夫・・声・・・震えていない。
ああ、そうだ。
ああ、ずいぶん『遠くに』彼が見える。
「ひゃくてーん!」
彼の優しさに、彼の残酷さに、彼のむごさに、
そのすべてが瑠璃ちゃんのためという彼のどうしようもないほどの一途さに、
私は彼を好きになってしまった。
だから、あげる。満点だ。
ユダ君が振り返る。
「何だよ!それ!」
「知るか~!」
ユダ君は笑う。ニッコリ笑って言う。
「俺んのだからな!死に目に返せよ!」
?
なんだよ・・・それ・・・。
ユダ君はそのまま歩いて行く、角を曲がって私の前から消えた。
何時だ・・・。
唐突にそんな事を思った。
携帯は確かかばんの中だ・・・・。
「あ・・・・」
減点・・・。
「・・90点。」
そこにはクリクリとしたライオンのマスコットが入っていた。
可愛い奴め。
ルール違反だ。
最低だ、かっこ悪い男だ。
うそつきめ。
うそ・・・。
「120点」
うれしい・・・。
私は泣いた。ボロボロ泣いた。
近づくなって言われたんだ。
勘違いするなって言われたんだ。
その代わりのライオンのマスコット。
夢すら見せてもらえないんだ・・・・。
うああああ
―ジッ―
―ザッ―
だから、
―だから、彼にすがったのだ―
―ジジ―
―彼のものになったのだ―
―かれのさ、そ、イ、に―
―ノッタ―