『不完全燃焼だった俺が、人間界で出会ったバトラーロンリーウルフ！いけすかねえヤツだったが、全力でぶつかったお蔭で俺のやるべきことが見えた！またいつか会う時が来たら、勝負しようぜ！ロンリーウルフよ！』
・ブライダン城
女王が指輪の回収のため、新たな戦力を増強すると言う……
連れて来られたのは往歳巡！？
「使い捨てるには惜しい人材だ……」
ーーーそやつは我がしもべとなった……我の声以外は届かん……
ブーケは「なぜこんなことを！？」と反論するが
「大獣神、あのおもちゃを操れるのは彼だけだろう？」
「だからってこんなやり方は……⁉」
ーーー我に逆らうつもりか……？
ーーー慈愛のブーケ、お前の愛は我に向けられるべきもの……
そのしもべを使い、示してみせよ……
女王はブーケを力で従わせる……
・
禽次郎がダンスしながら歩いていると
ーーー大人気、キヌアチキンサラダ付き弁当はいかが！？
「……げ！？」
ハイクラス名探偵が禽次郎を見つけて大慌て……
「スミぽよ！？もしかして、ここのお弁当屋でバイトしてるのか！？」
「……私は令和のハイクラス名探偵……今日限定の潜入捜査に決まってるでしょ！」
しかし、客から「いつもの」と言われレトロ弁当ご飯大盛漬物抜きを渡してしまう……
「……は！？」
「もう角乃ちゃんもここのバイト、長いもんね～話が早くて助かるよ！」
「……」
一番知られたくない人に知られてしまい……
・客が弁当を持って歩いていると
ーーー昭和レトロは好きか？？
「うわああああ！？」
突然異空間から謎の声が！？
・
「探偵業だけだと、まだ家族を養えないの！だから掛け持ちしてるってだけ！文句ある！？」
「家族を養うためにお弁当屋さんでバイト！いいねえ、昭和っぽくて！」
「バッカにしてんの！？いい？このこと絶対他の奴らに言わないでよね！」
「分かったけど、昭和は褒め言葉だぞ！？」
ーーーそうだ、昭和はスバラシイ！
突然ノーワンが乱入！？
「我こそはノーワンワールド、昭和ナンバー1！昭和100年の今こそ、令和の世に昭和の素晴らしさを教えてやる！」
昭和ノーワンの攻撃で周囲の様子が変化！？
・
テガソードの里。
吠にコーヒーを差し出す竜儀。
「……サービスだ。お前にも……厄介な家族がいるんだな？」
「……ああ。ありがとう？」
「あの時、お前の兄に連れ去られた往歳さんが気になる……無事だといいが……」
吠は往歳の行方に心当たりがある様子？
・
昭和の街に興奮する角乃。
「すごーい！？まさかこれが幻の昭和ってヤツ！？本当に存在したんだ！エモすぎ！？」
「幻って！昭和はつい最近だぞ！？」
写真を撮ろうとするが、スマホは黒電話に！？
「ちょっと！？スマホがないのは許せない！」
ノーワンにクレームをつけにいく角乃。
「昭和には人情があった！おおらかで、暖かな時代！今の人類に必要なのは昭和だ！」
「そもそも！なんでノーワンが昭和知ってんのよ！」
「口答えするなー！」
ノーワンはちゃぶ台クラッシュ！
これが昭和名物の頑固オヤジ！？
「パワハラくさ！？禽次郎どうにかして！？」
「相手が悪かったな、こちとら見た目は高校生でも、中身はシルバーエイジ！昭和対決なら負けない！」
「ならば猛烈に、シロクロはっきりさせよう！」
昭和ノーワンとナンバーワン対決！
・
子供たちがメンコで遊んでいると
ーー昭和の遊びは、弱肉強食！
「勝った奴が、メンコ総取り！」
「ひど！？」
そして英語の勉強は睡眠学習……
『I love 昭和ベリーマッチ!』
「……今のでホントに学習できんの？」
「できない！だがそれが昭和だ！」
「どっちも地味に愉快！？だが負けないぞ！」
漫画雑誌の裏拍子によく乗っていた健康器具でマッチョに……？
「バネのしなる音こそ、昭和の赴き…… そしてやっぱりコレ！」
昭和の仇花、ゴーゴーダンスを踊る禽次郎(と角乃)
「……ナウいぜ！ 見たか、これが昭和だ！」
「なかなかやるな！さあ、判定はいかに！？」
『WInner 昭和ノーワン!』
「はっはっは！当たり前田のクラッカー！」
「どうして僕の負けなんだ！？納得いかないぞ！？」
電話をかける時の様子を聞くノーワン？
正方形に番号を打つ動きをする禽次郎だが……
「馬鹿め！昭和ならば！」
黒電話をダイヤルするときの動き！？
「しまった！？」
「そこショック受けるとこ！？」
「分かったか！？そのように若返って、令和を謳歌しているキサマは、昭和スピリッツを忘れているのだ！つまり、昭和人でも令和人でもないキサマは、時代のはぐれ者！私に勝てるはずもない！普通の男の子に戻りたいなんて、無理な話なのだー！」
立ち去るノーワン。
さらに禽次郎もどこかへ……？
・
昭和のあぜ道を歩く角乃。
「このままじゃ、タワマンもヒルズも消されちゃう……！？」
ーーー角乃姉ちゃん！
「碧君！？嫌だよねこんな街……昭和って不便だし、価値観古いし、何にもいいことない！？」
「ちょっと不便だけど……でもね？ほら！」
碧の指差す方には夕日が……？
「このあたりは住宅地だったんです…… でも昭和に戻ったことによって、空き地に戻って……」
「こんな大きい空、初めて見た！」
もちろん角乃にも目新しい光景……
・
夜、川辺で禽次郎を見つける角乃。
「まさか、こんな昭和のはじっこにいたとはね……いつまで落ち込んでるの？」
「僕は……いや、わしは時代のはぐれ者……」
「……ふーん、だったらあのノーワンと一緒に、ずっと昭和にいたらいいじゃん？」
「それは、そうだが……」
「そうしないのは、令和に夢を見てるから？今なら気持ちちょっとわかるかも……昭和も捨てたもんじゃないなーって、さっき思っちゃったし……」
「ファビュラスでゴージャスなスミぽよが！？」
「あんな綺麗な空、見せられたらね……」
「ここから見る、令和の景色も綺麗だ…… スミぽよ、力を貸してくれないか？」
禽次郎の作戦とは？
・
吠によると、ノーワンワールドと人間界は円の形で繋がっている……？
「はずだったんだが……」
石柱や自転車には何もなし？
「それらしきものは全然見当たらないぞ！？本当なのか！？」
ーーーーこんにちは、ゴジュウジャー。
「指輪をいただきに参りました！」
ブライダン幹部の女が出現！
「ほら見ろ！な？ よお、てめえなら往歳がどうなったか、知ってんだろ！？」
「ええ、知ってますよ。だけど教える筋合いはありません！」
アーイー隊をけしかけるブーケ！
ゴジュウウルフ、ティラノVSアーイー隊。
ウルフデカリバーで兵たちを倒していくが……
ブーケもジェネレイティブで銃を召喚！？
「キリがねえ！？」
「いやさか！？」
・
コタツでヒーロー番組を見るノーワン。
「ズバッと参上、ズバッっと解決！ やはり怪傑ズバットは、名作中の名作！先日のヒーローショーに行けなかったことが悔やまれる！」
そして弁当を食う……
「昭和ノーワン!もう一度僕と勝負しろ！」
「何度やっても同じこと！」
「じゃあ、これでどう！？」
角乃の携帯には、ノーワンと怪傑ズバットが写っている写真が！？
「これは!?いったいどうなってる！？」
「今の時代、こういった写真も簡単に撮れるサービスがあるんだ！」
「更に！昭和にはなかったグッズも！」
怪傑ズバットのシャツやフィギュア……
「イカすーーー！？こんなグッズまで！？これは家宝だ！？」
そしてノーワンの食べていたのり弁……
「昭和と言えばのり弁！俺はこれしか認めんぞー！？」
「なら、これはどうかな！？」
ベルの音と共に配達員が…‥‥
「どうもバーバーイーツです！」
「だ、誰！？」
なつかしのり弁、韓流のり弁、激辛のり弁、ノリノリのり弁、タルタルのっけのり弁……
「出来立てのり弁がこんなにいっぱい！？」
「スミぽよに教えてもらったんだ……今やスマホ一つで、たくさんののり弁と出会うことができる！令和の今だからこそ、もっと昭和を楽しむことができるんだ！令和と昭和、二つを合わせた強さを……」
「「見せてやる！」」
禽次郎と角乃でゴジュウジャーに変身！
『昭和、平成、令和を駆け抜けし伝説のパリピ！チャララっと行こうよ！ゴジュウイーグル!時代は僕についてくる！』
ナンバー1対決再び！
「令和なんか認めんぞー！！」
ノーワンのベーゴマ攻撃！
ゴジュウユニコーンがドリルで、イーグルが弓で応戦する……
「令和が何だ！？いくら便利になったところで、昭和の不便さがいいんだ！」
「アンタ、忘れてない！？昭和の人達は、昭和が不便って思っていたわけじゃない！」
「そうだ！あの頃は、皆、前を向いていた！未来をよくしようと頑張っていた！だから今の令和がある！昭和とはつまり、前に向かう精神！過去にすがるだけのお前こそ、昭和スピリッツを忘れている！僕は今の時代を生きる!過去の思い出と共に！」
ノーワンの技をユニコーンドリルで防いでいる間に、イーグルが空から攻撃！
中から弁当屋の客を救出した！
「僕こそが、昭和ナンバー1！」
「with 令和女子！」
昭和ノーワンを撃破成功！
・ウルフたちがブライダン隊と戦闘中
ーーーやあ、困ってるみたいだね！
百夜陸王がテガソードで援護に入る……
「青い、テガソード……！？ やっぱりアンタだけは、許せない！」
ゴジュウレオンを恨むブーケは、ブラック大獣神を召喚！？
「お望みの往歳巡よ！でも今の彼は、敵と味方の区別もつかぬバーサーカー……永遠に、さようなら！」
ブーケは撤収。
「僕からのプレゼントだ！……何！？」
テガソードブルーのガトリングを全てシールドで防ぐ大獣神……
そのまま反撃されて投げ出される陸王……
「おい大丈夫か！？」
「あれって大獣神！？なんか黒くなってるし！？」
―――敵は手強い。これを使え。
テガソードが指定したのはニンニンジャーのリング！？
吠がアカニンジャーの姿に……
「何だ、この感覚…… アツい！アツいぜ！」
ーーー昭和バトルの余波で、昭和のバイタリティと、指輪の忍タリティが呼応し、究極に高まっている！
「なんだかよくわかんねえけど、燃えてきたああああ！」
巨大忍シュリケンにより……
「テガソード様が5体！？」
「これはまさに、イケイケドンドンの奇跡だ！」
「お前ら、邪魔すんじゃねえぞ！」
テガソードレッドが先陣を切り、大獣神のシールドを弾き飛ばす！
「吠君だけにいい恰好はさせないよ！」
ブルーがガトリング、ブラックがドリル、グリーンが弓、イエローがハンマーと得意技を叩き込む！
「往歳！少し我慢しろよ！」
そしてテガソードレッドのクローパニッシャー！
ブラック大獣神に風穴を開け撃破した！
「お前ら……」
他の4人は好き勝手にポーズ……？
「何してんだよ！？ここは決めるとこだろ！？ はあ……」
仕方なく一人で雄叫びをあげてキメる吠。
・元に戻った往歳。
「どうやら、君らとテガソードに助けてもらったみたいやな？」
「ケガはないですか……？」
「ああ。よく覚えてへんけど、暗闇の中で君らが、手を差し伸べてくれた気がした。さすが、俺が見込んだ戦隊や！俺の願いは、もう充分すぎるぐらい叶った！ここらで、幕引きや!頑張れゴジュウジャー、応援してるで？」
「……まあな？」
往歳と握手する吠。
(本当ならジュウレンジャーの指輪貰えるはずが取られちゃったから。。)
・
後日、また弁当屋でバイト中の角乃。
「さあ、本日のおすすめは懐かしののり弁！昭和の味ですよー！」
「もしかしてスミぽよ、昭和にハマっちゃった！？」
「べっつにー？ って言うか、この店来ないでよ！キンじい！」
「キンじい！？せっかくあだ名で呼ぶなら、キンちゃんって呼んでよ！？」
「のり弁一つで680円です！キンじい！」
「買うって言ってないし……！？ ってか、キンちゃんって呼べ!?」
「2つで1360円です、キンじい！」
「じゃあ、2回キンちゃんって呼べ？」
「3つで、何円だ思う？キンじい？」
「3つもいらん！？」
「キンじいー！？買ってよキンじいーー！？」
キンじいは走り去っていった……
(2040円？)
ーーーーーー
たまに来る戦隊昭和回ｗ
でもノーワンは最後には戦って勝っちゃうんだなｗ
(人間素体だからそうしないといけない事情もあるｗ)
昭和街でも一度外に出たらスマホなんかも元に戻るのねｗ結構ルール緩いｗ
ってか吠―竜儀の周りは昭和化されなかったのかｗ
5人で昭和対決してるところも見たかった気がするｗ
オムライスもそうだけど結構1話の中で分割して色々進めていくｗ
50戦隊(ユニバース戦士)出さなきゃいけないからスケジュールがキツイのかしらｗ 往歳さんもう戻って来たしｗ
(後は映画の撮影の関係？)
次回はガオレンジャーの戦士登場？
そして動物系戦隊のリング？