キングオージャー 第10話 | 無気力20代の平凡な日常

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『ギラの生存を隠す王たち......しかし、バグナラクとラクレスによる追跡の手が迫る......!王たちは、自らの力で国を守りながら、ギラの力を独占しようとする。だがバグナラクによってギラが捕らわれ、破滅への秒読みが始まる!5王国の繭が爆発するまで、幾許の猶予もない......もはや人類は、奇跡を待つ他なかった......とさ。』

 

 

 

『一に王、二にも王、三四が王で、五にも王!』

 

 

『序列なく、異なる高みを極めし英傑!』

 

『分かんない!』

 

『俺もそれ言いたい!』

 

『ダメ!一に王は、俺だー!』

 

 

駆け出していく子供らと、それを見守るギラ。

 

『おーい、仲良くしないと、キングオージャー呼べないからなー!』

 

『......そうでもないんじゃない?不倶戴天の仲なれど、民の為今交わらんって...... 仲悪いけど、今だけ協力してやるって意味でしょ?』

 

『うーん.....昔の王様たちは、仲が悪くてもいいよって意味で言ったんじゃないと思うけどな。』

 

 

『これ、色々と変だよね。孤高をして連帯し、王冠を戴く戦士となる、とかさ。』

 

 

『まあね。でも、王様たちがあり得ないことをやるからこそ、奇跡が起こるってことだと僕は思うよ。』

 

『あ、なるほど!だから......我ら』

 

 

 

「!?」

 

幼い日の思い出から覚めるギラ。

 

「3大守護神を呼べ!世界がひっくり返る有様を、お前にも見せてやる......」

 

今ギラの命を握っているのは、バグナラクの帝王デズナラク......

 

 

 

シオカラたち怪我人はイシャバーナへ。

 

「何とか一命は取り留めましたが......いつ目覚めるかは分かりません......」

 

「.......おい。医療の国一の医者でも無理なのか!?ああ!?」

 

 

「......全員、太い触手で絞められてた。」

 

 

「......デズナラクだ。私に責任がある。済まない......」

 

「リタ!無理はダメ!」

 

 

「ギラ殿は恐らく、連れ去られたと見ていいでしょう......皆、その犠牲になった......」

 

 

ラクレスから通信。

 

『皆お揃いとは話が早い。』

 

「見て分かるでしょ?あなたに構ってる暇ないの。」

 

『重要な話だ。5王国に出現した繭......何か触手のようなものが根を張り、守っている。以前のように、繭の状態で駆除することはできない。そこで優先順位をつけておきたい......同盟は破棄したが、私に王権を譲渡するのであれば、その国は優先的に助けてやる......。』

 

「何を!?今は政治をしている場合ではありません!!」

 

『現実の話だ!キングオージャーでは、5王国全てを平等に救うことはできない。必ず、国単位の犠牲が出る。国を守りたいなら、私情を捨てるべきだ!』

 

 

通信は一方的に切られる......

 

 

 

「......キングオージャーが使えないとなっては、もはや......!」

 

「ギラを見つければいいじゃない!」

 

「......まあ、いたところでキングオージャーの性能で、5体同時にドデカバグナラクを倒すのは不可能なんだよ......!」

 

「違う......レジェンドキングオージャー!」

 

「昔話がどうした!?」

 

 

「2000年前に奇跡を起こして、人類を救った!3大守護神がいる今、ギラなら呼べるかもしれない!」

 

「......夢や希望に縋っている暇はない。」

 

「夢も希望もなければ、諦めるしかないじゃない!?」

 

 

「......もはや、ラクレス殿の言うことを聞くしか......」

 

 

「......俺はぜってえ媚びねえ......てめえの国は、てめえで守る。」

 

 

 

ヤンマ、リタと退出していく。

 

「え?帰るんですか!?こんな時ぐらい協力して......」

 

「......それが一番、非現実的だ。」

 

 

 

「......ヒメノ殿は、美しいものがお好きかもしれませんが......私は、民の為ならばいくらでも、手を汚す男です。」

 

 

 

デズナラクの触手攻撃を受けるギラ。

 

「......仲間は、渡さない......!」

 

「面倒を省けると思ったのですが......逆に面倒です。もうコロしてしまってはいかがでしょう?」

 

カメジムの進言でデズナラクが歩み出、ギラの目を見つめる......

 

 

「......明るい。」

 

 

繭が羽化する時間に......!?

 

 

ドリンクを飲んで対処に任るヤンマ。

 

 

「......起きたか。病み上がりでも働け。」

 

「何すか?総長......」

 

「......ンコソパは、国を捨てる。」

 

 

 

「国民は避難させる......誰にも渡さない......!」

 

 

「国を出ても、いつかは戻れます。いつかは......!」

 

 

『リタ~世界中めちゃくちゃだね~』

 

「そんなの関係ない......私が何とかする......」

 

 

モルフォーニャの中にはギラの言葉が......

 

(「リタに他人の助けが迷惑かと聞いてみたのか!?」

 

「言葉にできない想いは、体でぶつけるんだ!!」)

 

 

機材を手に何か決心するモルフォーニャ。

 

 

「何が何でも、お前らだけは守ってやる......!」

 

「いっちょ前に、国民守るとか、どうでもよくないっすか?」

 

「いいわけ、ねえだろうが......!俺は、国王だ!!」

 

 

「......アンタは王だけど......その前にヤンマ君なんすよ!!てっぺんのこと諦めたら......そんなのヤンマ君じゃないっすよ!!」

 

 

セバスが起き上がる。

 

「......ヒメノ様は、守ることに囚われております。」

 

「何言ってんの.....!?私は私のものを明け渡したくない!守りたいのは、私の我がまま......!」

 

 

「いえ!失うことを、恐れているだけです!貴女の欲しいものは、我が道を進んだ先にしかございません......!」

 

 

「カグラギ殿......!」

 

「クロダ!?何を!?」

 

 

「無礼を承知で進言致します......誰もが弱虫になった今こそ!ギラ殿を独占する好機ではございませんか......!欺き、手計り、裏をかく!皆が守るからこそ、攻める!それが、カグラギ殿のやり方でしょう!」

 

 

 

 

もっふんが動く......?

 

「え?嘘だろ?」

 

『リタ~ギュ~ リタは、本当に一人で何でもできる子?』

 

「......ううん。違うよ。でも絶対中立を守らなきゃだから、辛いけど一人じゃなきゃダメなんだよ......」

 

 

『世界が終わるなら、一回ぐらい、誰かの力、借りたっていいじゃん。もっふんは、リタと一緒にいたいよ~。』

 

 

その後、4王国からシュゴッドが飛び立っていく......

 

 

地上に放り出されるギラ。

 

「見ろ。2000年積み上げた文明は滅び、下等生物は死に絶える......今、このデズナラクこそが、地球の王なのだ。」

 

「......まだ、玉座は開いていない......僕が知ってる王様は、自分を曲げない。心を折れない......!絶対に、愛する国を、民を、傷つける奴を許さない!!」

 

 

その通りに、4色の服を着た人物たちがある地点を目指す。

 

 

「何度でも死にたいようだな?」

 

 

ギラが付き落とされた荒野に数百体のサナギム兵が湧く......

 

 

しかし集まった5人の王も王鎧武装!

 

 

「雑魚どもが!ひねり潰してくれるわ!」

 

 

サナギムを蹴散らしデズナラクに接近するクワガタオージャー。

 

 

触手に翻弄されても何度も立ち向かう......

 

 

「地球を明け渡せ!下等生物......!」

 

 

カマキリオージャーとハチオージャーがカリバーで触手を斬りながら接近し、後ろからはトンボオージャーとパピヨンオージャーが合体技で援護する......

 

 

そして王たちの連携でデズナラクに大ダメージを与えた!

 

 

「......もはや止めることはできない。滅びを目に焼き付け、己の無力に絶望するがよい!」

 

 

デズナラクは傷を癒すため引き上げる......

 

 

5王国の繭から巨大デスジームたちが出現!

 

 

「......さて、こっからがノープランなんだよなあ......」

 

そこへバッタたち3大守護神が!?

 

「当たって、砕けちゃったのか......?」

 

 

しかし、今では3体とも仲良く並んでいる......

 

「......カブタン、サソリーヌ、バッタンが力を貸してくれる!今なら、伝説のキングオージャーを呼べるかもしれない!」

 

 

「奇跡を起こせってか?」

 

「チキューを救うんだから、それぐらいして当然?」

 

 

「......でも、僕は王様じゃない。」

 

「何腑抜けてんだ。タコメンチ?いつもなんちゃらの王だののたまってただろうが?」

 

 

「王と名乗れば王。我がままを通せばいいじゃない。」

 

「相手が守護神であろうと、欺いてやればいいのです。」

 

「民を守るためだ。罪には問わない......」

 

 

「......はっはっは!聞こえるか守護神!その伝説の力、この邪悪の王に差し出せ!俺様が、世界を支配する!!」

 

 

 

「一に王、二に王、三四が王で五にも王!」

 

「序列なく、異なる高みを極めし英傑!」

 

「不倶戴天の仲なれど、民の為に今交わらん!」

 

「孤高を捨て連帯し、王冠を戴く戦士となる!」

 

 

「我ら!王様戦隊!」

 

「「「「「降臨せよ!レジェンドキングオージャー!」」」」」

 

 

キングオージャーにカブト、サソリ、ホッパーが合体!

 

 

レジェンドキングオージャーが完成した!

 

 

「はっはっは!さあ、奇跡を起こしてやろうじゃないか!」

 

 

まずはンコソパのデスタニジーム。

 

「遅えんだよスカポンタヌキ!!」

 

 

続いてはイシャバーナのデスダンジーム。

 

 

「イシャバーナに、醜い者の居場所はない!」

 

 

「豊かなる実りの大地、あなたにはもったいない!疾風怒濤!」

 

「......死罪だ。」

 

トーフのデスジゴクジーム、ゴッカンのデスフンジームも排除していく。

 

 

 

「伝説を前に、成すすべなく散れ!末代まで語り継ぐがいい。新たな伝説の名は!」

 

 

「英知の王、ヤンマ・ガストだ!」

 

「絢爛の女王、ヒメノ・ラン!」

 

「豊穣の王殿様、カグラギ・ディボウスキ!」

 

「不動の王、リタ・カニスカ!」

 

「邪悪の王、ギラだ!!」

 

 

シュゴッダムのデスボタルジームも合わせ、5体まとめて殲滅した!

 

 

沸き立つ人間たち。

 

 

 

ーーー再び、人類は奇跡によって救われた。

 

 

ラクレスは、これを自らの手柄とし、4人の王は、黙認した。

 

そして、ギラ・ハスティーは姿を消す。

 

 

敗北したバグナラクは、地下深くに逃げた......かに思えた。

 

 

「デズナラク様......全ての準備が、整いました......」

 

「世界を、ひっくり返す時だ......」

 

 

笑うデズナラクと、大勢のサナギム兵。

 

 

ーーーー戦いは、終わらない。

 

ーーーおちおち、寝てもいらんねえなあ?

 

ーーーーーー

 

介人「いい最終回だった。」

 

途中からラクレスどうしてたのとか、レジェンドキングオージャーの新戦力は瞬間移動だったとか色々あるけどww

(実はラストのナレ聞いて今までの10話こそが「2000年前の神話」で、次週から更に2000年後が始まるのかと思っちまった)

 

 

近作だとありそうでなかった王道集合回かなw

特にリターもっふんの場面すきww

先週疑問だった守護神同士の関係とか、モルフォーニャさんの決心とかちゃんと意味あったのねw

(現実で戴冠式が行われた日に「王冠を戴く戦士とならん」かw)

 

 

でもバグナラクも一筋縄じゃいかなそうで。。

まだ隠し玉が控えてるのかな?

 

 

次週はギラの葬式?

そして......

 (どっかにソノイの遺影飾ってそう)

 

こっからギャグ路線に変更したりするん?