・『世界中に指名手配され、捕まる寸前のギラだったが......ンコソパの王、ヤンマ・ガストに連れ去られる。世界の勢力図をひっくり返す秘宝を狙う、地帝国バグナラクに対し、ギラとヤンマは共に戦い勝利する。だが勝利の余韻に浸る間もなく、二人はゴッドカマキリに捕まってしまうのだった!とさ......』
・
ゴッドカマキリに乗って着いたのは花畑の国?
そこで待っていたのは豪華な衣装の美女。
「ようこそ!絢爛のイシャバーナへ!」
「ヒメノちゃん......!」
「手荒な歓迎だな?」
「怪我でもした?治せばいいじゃない。ここは美と医療の国なんだから!」
ヤンマは「足が痛い」と進み出るが、ヒメノが近づいたのはギラ?
「私は、あなたに興味がある。セバスチャン!」
執事のセバスチャンが、ギラに手錠を!?
「うわ!?」
「参りましょうか。」
・
イシャバーナのフラピュタル城。
謁見の間で吊るされたギラ。
「貴様!ただで済むと思うなよ!」
「ゴッドクワガタを渡せば、すぐにでも解放してあげる。」
「なぜクワゴンを必要とする!?」
「愛でるために決まってるでしょ?」
「じゃあしょうがねえな!渡せ、タコメンチ!」
「意味が分からん!ただのわがまま娘じゃないか!?」
「あ!?ヒメノちゃんに何て口利きやがる!?」
ヤンマのこの態度、まさかヒメノに気が......!?
「はっはっは!?そんなんじゃねーしー!?」
「ヒメノ様、何かと交換というのはいかがでしょう?」
「嫌。この国の全部が私のお気に入りなんだもの。言うこと聞かないなら、ラクレスに突き出すからね?指名手配犯さん?」
「......そうだ!今すぐラクレスに突き出せ!我こそは、那由他の罪を犯した邪悪の王!放っておけば、あらゆる悪事を働いてやろう!」
このいつもの演技はヒメノ達には「何を言っているのか分からない」「むしろ捕まりたがっているのか」と評されてしまう。
「おい!レインボージュルリラはあるか!?」
「何それ?」
「食べれば天にも昇る、究極のごちそう......それを寄越せば、クワゴンに相談してやってもいい!」
ヒメノからは「ついていらっしゃい」の返答。
「どうやって!?」
ヤンマだけは「あなたは帰ってもいい」と言われてもヒメノに付いて行く......
「だから僕はー!?」
・
バグナラク城。
「人類をコロセ......己が死すともコロセ......!」
「100人死んでも、101人コロせば、問題なし......!」
「死を恐れるな......チキューの秘宝、3代守護神を手にし、チキューを我らが埋め尽くすまで......」
名乗り出るのは怪ジーム:フンジーム。
「俺が奴らを汚しつくしてやろう......アレを食わせろ!」
「巨大化ですか?容赦ないですねえ。......進軍は美と医療の国、イシャバーナ!!」
沸き立つバグナラク兵たち。
・
民衆から花束を受け取るヒメノ。
しかし、道に泥がはねると倒れてしまう!?
「......私に、この穢れた道を歩けと!?」
「す、すぐに綺麗にいたします!」
セバスチャンが道を掃除する......
すると花畑を見て立ち直るヒメノ。
「綺麗!やっぱりあそこは、お花畑にして正解ね?」
「昨日おっしゃって、一晩で用意したので、あれが限界でした!」
「......気に食わんな。無理難題を強いる王に、民が付いて行くものか......?」
「はっ!強さとカリスマ性がありゃ、何したっていいんだよ?ヒメノちゃんには、それがある!」
次は民家に注目するヒメノ。
「あの家どけて。」
「家はどきません。」
「じゃあ、壊して!」
「民の生活を蹂躙する気か!?」
「い、いやいやいや、流石にホントにやるわけねえだろ......女王だぞ?」
するとセバスチャンが住民に話を着けに行き......
「何とか、分かっていただけました!」
「せーの、ドン!」
ヒメノがスイッチを引くと、民家は跡形もなく......!?
(ここニンニンジャーの初回?)
「は、はは......やっぱ、ないわ。帰るぞ。」
流石のヤンマもこれには幻滅らしいが、ギラは「レインボージュルリラの後でも遅くない」と逆に興味が......?
・
「この国一番のシェフに作らせたレインボージュルリラ。とくと、ご賞味あれ。」
先ほどの一件がショックのヤンマは一口でたいらげ、手拭きを投げ捨てる。
「......ごっそうさん。」
「......汚らわしい。」
「......いただこう。......美味だ。だがこれは、レインボージュルリラではない。」
「セバス!?」
「も、申し訳ありません!ギラ様の話を元に、忠実に再現させたつもりでしたが......!」
「そもそも実在するんでしょうね!?」
「幼いころに食したきりだが、忘れるはずがない。あれを小童共に味合わせる......そのために、俺様は世界を支配する!」
「餓鬼どもがレインボージュルリラを食える平和な世界を作るために、王様になるってよ。......帰るぞ。」
「ご立派な、指名手配犯さんね?でも、あなたがクワガタをくれるまで、解放しない☆」
再びギラの手に手錠が......
「あなたはもう帰っていいわよ?」
「あ!?俺もアイツに用がある!俺に色仕掛けは通用しねぇかんな!?」
「何も仕掛けてないけど。」
「へ!?」
・
歩いていると、一人の男に呼び止められるヒメノ。
「おい女王!絶対治るというお前の手術を受けたのに、娘は歩けないままだ!この子の夢も、未来も、お前が潰したんだ!お前は無能の道楽娘だ!」
車椅子の少女に呼びかけるヒメノ。
「......貴女は、それでいいの?」
少女は黙ってうつむいてしまうが......
「......ヒメノ様より、特別援助金です。」
「......金で解決できると思うなよ。」
しかし裏では......
「......よし、これで今月も生き延びた。全部お前の足のおかげだ......情けないパパでごめんな?」
「よかった......謝らないで。」
足が治らないことで、生活費として援助金を貰っているのか......?
・
イシャバーナの夜。
「あんたも大変だな?何年ここで執事やってんだ?」
「3年です。こう見えても私、25歳ですから。」
「!?どう見てもよぼよぼの老人じゃねーかよ!?」
「特殊メイクです。執事っぽくしろとの命令で、名前もセバスチャンに改名させられました。」
「無茶苦茶だな......何であんな超絶わがまま女が、王様やれてんだか?」
その時、街にバグナラクの襲撃が!?
ヒメノは既に出撃したという。
ギラも自分を連れて行くように願い出る。
「承知しました......お二人はまだ、ヒメノ様の全てをご覧になっていない......」
・
巨大フンジームがイシャバーナに襲来。
クワガタ、トンボオージャーがサナギム兵を倒していく。
そんな中、車椅子の少女:エッダが狙われた!?
エッダを庇うヒメノ......?
「怪我は!?」
「お召し物が......!」
「こんなの、新しく作ればいい。でもあなたは、そうはいかないでしょ?......走って逃げて!足は治ってる、私が治療したんだから!」
「でも!」
「わがままになればいいじゃない!貴女の望みは、誰でもない、貴女にしか叶えられない!夢も、未来も、わがままから始まるの!そして世界を、貴女の思うままにしてやりなさい。......我が名はイシャバーナの女王、ヒメノ・ラン!ただ我がままに、我が道を往く!散ることを知らぬ花、その気高きを知るが良い!!」
ヒメノは王鎧武装で黄色の王、カマキリオージャーに!
サナギム達を圧倒しながらも、花は決して踏みつけない戦いをするカマキリオージャー。
「......私、ヒメノ様みたいになりたいです!」
「何て我がまま!?私には、敵わないけど!......ゴッドクワガタを頂戴!この国の全部が、私のお気に入りなの!誰も、死なせない!」
「......面白い!貴様の我がまま、付き合ってやろう!」
キングオージャーに今回は3人搭乗。
「見ろ!デカいフンだぞ!」
「んなことどうでもいーだろマカロニボーズ!?」
「前見なさい!」
巨大フンジームを剣で切りつけるが、弾かれてしまう......?
「もう嫌!美しくない!......?」
視界に新しいガーディアンウェポン、スネイルを見つけたヒメノ。
「カワイイ!おいで?」
スネイルからガトリングを連射!
「あ、ちょっとちょっと!」
「やめろタコメンチ!」
連続射撃でフンジームに大ダメージを与えた。
「すっきりした☆ありがと、つむりちゃん?......飛んで!執刀する!」
「俺に指示すんな!」
上空からキックをお見舞いし、巨大フンジームを撃破した!
・
シュゴッダムの宮殿。
ラクレスに跪くのは......?
「イシャバーナでギラが目撃された......」
「何と!ならばなおのこと、このワタクシにお任せください!」
「できるんだな?」
「はい!ギラのシュゴッドを操る能力は少々厄介ですが、秘策がございます。」
側近が男に何やら渡す......
「失敗は許されませんよ?」
男はトウフの王殿、カグラギだった!?
・
汚れてしまったヒメノの服。
「仕立て直して。」
「かしこまりました。」
カーレも、娘が歩けることに気づいた。
「お前、歩けたのか......?」
「パパ......私、自分の足で歩きたいの。」
「悪かった......お金はパパが稼ぐから......」
早速、セバスチャンから「ヒメノのドレスを仕立てる」仕事が。
「精一杯、働かせていただきます......」
・
「ヒメノ様のこと、分かっていただけましたか。」
「イシャバーナは、美しさで人の心を豊かにする......」
家が消えた少年も、新しい家を建ててもらえることに!?
「それにあの時気づいたのだ......民を想う姿を、とうに見せられていたことに......あの女は我がままだが、それに救われる者もいるのだな?......やはり貴様、俺様の仲間になれ!」
「......黙って。怪我人は全員城へ。私が治療します。」
しかし、その時新しいシュゴッド:ゴッドカブトが襲撃!
クワゴンが間一髪、ギラたち3人を救出して飛び去るが......
ーーーーー
ラクレスパート削って、バグナラクとの戦いに集中したらだいぶすっきりしたかな?
ヒメノ様のキャラ、特定のオッサンたちには受けがよさそうな。。w
(DQかFFで言えばマリベルさんとかセリス将軍かな。。?)
車椅子の女の子の「やりたいこと」って何だったんだw?
怪我を理由に援助金受け取る父親がいるところ、リュウソウとかドンブラっぽいなと思ったw
困ってそうな人には過干渉でも突き放すでもなく、その時が来るまでお金 (とちょっとした言葉による促し)で支援するヒメノ様、は良かったけどw
怪我人治療する前にヒメノ様連れ去ってよかったのかな。。w
(そしてカブトの襲撃で更なる怪我人が。。)
ヤンマ総長がヒメノに惚れ直す話、後であるのかw?
次回はトウフの国?
(今回リタがイシャバーナ見てた件は、4月までお預け? )