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♪水曜日はパノラマ写真♪

本日は1月27日の水曜日なり。♪水曜日はパノラマ写真♪

♪日曜日は内装巡り♪で、パンテオンの内装パノラマ写真がWEB上にあることを知りました。
しかし、もう2年前の2008年頃から、オランダ:ネーデルランドの会社が運営している「360cities.net」というWEBサービスもあるのですね。

いやはや、WEB世界の動向にはとてもついて行けません。(^^;)

360度パノラマレンズを使って撮影し、会員になれば画像投稿も出来るようです。グーグル・マップやアースとも連動して、現在、EU2万枚以上、米国3千枚以上、日本千枚以上のストックのあるパノラマ写真アーカイブになっています。360度パノラマレンズは10万円位するようですが、これから徐々にアーカイブが増えていくことでしょう。

このレンズの元祖。開発はEGG Solutions(仏)、「EGG Photo360°」という製品名で、日本では2002年に発売開始されたとか。現在は98000円。日本のメーカー品もあるようです。

ところで、ネーデルランドの会社が運営・・・で思い出しました・・・ネーデルランドには、なぜだかわかりませんが「パノラマで視る・視たい」の伝統があるのでは・・・500年以上前の有名な油絵です。

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アルノルフィーニ夫妻像の解説

神の手を持つ男とまで言われたヤン・ファン・エイク(Jan van Eyck:1387~1441年)のこの作品はロンドン・ナショナルギャラリーにありますが、その額装も素敵です。

さて、今日はパンテオンの外、ロトンダ広場のパノラマ写真を視てみましょう・・・といっても、残念ながらこの「コンテンツ」のタグが、アメーバでは受け付けられませんでした。
YOU TUBUとちょっと違うタグのようで・・・<object classid="・・・・・・</a>
下の画像は本家の単純な「鏡」ですのでパノラマしません。本家に訪ねてみて下さい。

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なお、貼付コンテンツ内では出来ないこともあります。本家では上の写真のお馬さんの後ろ足にある矢印をクリックすると・・・パンテオン内部のパノラマ写真のWPにリンクします。前回とは違うパノラマが閲覧できます。

この「360cities.net」内にあるアーカイブの目次と思える「World」地図上で、マークをクリックし続けて世界旅行をすると・・・延べ360日位かかるかもしれませんです。

ちなみに、日本のマークの中、奈良中心部の1枚をクリック。韓国の方が撮影した東大寺大仏殿パノラマがありました。

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こちらもパノラマしません・・・本家へどうぞ・・・

PS
なんだか癪なんで、こちらのブログで、コンテンツ貼付実験をしてみました・・・うまくいっています。
See you panorama

♪金曜日は○車に乗って♪

本日は1月22日の金曜日なり。♪金曜日は○車に乗って♪

水曜日、パンテオン全面のロトンダ広場は水があふれていました。ところが、今となっては珍しいモノがあふれていた時もありました。

それは路面電車(トラム:tram)です。

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Il 31 dicembre 1929Ultimo giorno del tram al centro di Roma P.zza della Rotonda (Pantheon)→イタリア人の研究WP「その起源から今日までのローマの都市の路面電車ネットワーク」からお借りしました。

1929年12月31日をもって、ローマ中心部の路面電車は廃線になりました。その理由はまだ確認していませんが、この大晦日に撮影した写真のようです。

ちょうど、この2月ヴァチカン市国独立をムッソリーニが承認、また世界大恐慌が始まった年でもあります。1918~1939年の真ん中当たり。2つの世界大戦に挟まれた時代です。

そういえば、第二次世界大戦後の1948年の映画ですが「自転車泥棒」にもローマを走るトラムが映像の背景に頻繁に登場していたことを思い出しました。

Bicycle Thief (Bicycle Thieves)/Ladri di biciclette Part 9  Vittorio De Sica


馬車、自動車、路面電車そして自転車。ロトンダ広場だけでなくローマ市全体に車や者があふれかえっていたのですね。

戦後の混乱期では、ロトンダ広場にアンブレラを拡げて食事をする余裕はなかったのでしょう。しかし、それから5年。1953年の映画「ローマの休日」の中で、ロトンダ広場も和やかな雰囲気になっているのがわかりますね。

ところで、自転車はこの映画の主役の一人とも言えますが、戦後ローマ市内のその数の多さ、この映像であらためて実感出来ます。現在の日本の私鉄駅前と良い勝負ですが、今のローマ市内の駐輪の状態はどんなモノでしょうかね?

さて、1929年までのローマの路面電車網・・・ハンガリー生まれのカナダ在住?EMIL SANDIさんのWPからこの路線網地図をお借りし、パンテオンの●印をいれてみました。

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この地図で、ロトンダ広場は20近くの路面電車系統が集まってくるロータリーになっていたことがわかります。パンテオンは「路面電車網のヘソ」でもあったのです。

なお、このWPでは「世界の路面電車」アーカイブを公開しています。日本の情報もありました。


マン坊舎語録
マンションの管理には駐輪場の・・・
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♪水曜日は洪水になり♪

本日は1月20日の水曜日なり。♪水曜日は洪水になり♪

1月11日の月曜日は「お水を拝み」ましたが、一方で「お水を嫌う」ことも起こります。

「パンテオンの中を舟でお参りする」なんて書きました。その洪水状態の情報が「絵」だったからでしょう・・・呑気な言い回しになりました。しかし、次の「写真」をみると呑気ではなく、怖気(おじけ)になりますね。

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Rome Segreta.it (秘密のローマ?)Alluvioni a Roma(ローマの洪水)から
写真にキャプションがないので、推測ですが1942年頃の洪水と思われます。

多くの都市文明と河川は、切っても切れない関係にありますが、ローマもテヴェレ川あっての都市文明です。

伝説によれば、ローマのそもそもの発端は、荒野を蛇行するテヴェレ川のここで、上流から訳あって流されてきたレア・シルウィア (Rhea Silvia)が産んだ双子(のちのロムルスとレムス)と雌狼の遭遇から始まったとされています。

川にまつわる伝説や神話は世界中にあるようで、日本では桃太郎伝説が有名ですね。

$マン坊舎へようこそ紀元前753年4月21日、兄弟げんかのあと、弟レムスは殺害され、兄ロムルスが王位につきました。
この地には七つの丘がありました。王はその中の一つ、パラティーノの丘に、考古学的には「ローマ方形原領域(ローマクアドラータ、Roma Quadrata)」と呼ばれている小さな砦を築きました。

La Roma Quadrata in una illustrazione del 1527 a cura del filologo ravennate
Marco Fabio Calvo(画家ラファエロの友人、言語学者・翻訳家だそうで)

「紀元前717年7月5日、ロムルス王が閲兵中、突然、目の前も見えないほどの大雨が降った。雨がやんだのち、兵たちが玉座を見ると、王の姿はどこにもなかった。八方探しても見つからず、このとき王は死んだとされた。」という伝説もあるそうです。

古代ローマ帝国初代王ロムルスは・・・「川の水の上に乗って現れ、雨の水の中に消えた)」・・・おそらくテヴェレ川の下流に流れていったのでしょう。

さて、それから2700年余りたちましたが、去年、ローマでは洪水騒ぎがあったそうで・・・今も昔も変わらない都市と川のお話。


BARCONE SI SCHIANTA SUL TEVERE IN PIENA  PERICOLO STRARIPAMENTO
ローマ市内のテヴェレ川に、大雨のために崩壊した家のバルコニーが、上流から流れてきました・・・怖気

マン坊舎語録
マンションの管理には専用使用権のあるバルコニーの自己管理の徹底も必要です。
バルコニーの雨水ドレーンが枯れ葉などで詰まり、バルコニーに水が溢れ、下階の住戸に漏水することもあります。特にバルコニーにオーバーフロー設備がないマンションは要注意です。下階のバルコニーだけに漏水したのであれば、被害は小さくすみますが、サッシュ下枠部分などから部屋の中に浸水し、被害が大きくなることもあります。
「水用心、さっしゃりましょうぅ~~汗

♪日曜日は内装巡り♪

本日は1月17日の日曜日なり。♪日曜日は内装巡り♪

さて、パンテオン建築に対する「日」(光:太陽)、「水」の出入りは何となくわかってきました。
1週間つながりで、引き続き、パンテオン建築と「火、木、金、土そして月」の関係を調べて、記事にしていきたいと思います。

さて、ここでちょっとおさらいです。ハドリアヌス帝が125年頃に建造したパンテオンには、七曜神の像が、パンテオンのインテリア(内装)のニッチ(凹)に安置してあった・・・という説がありました。どのニッチに、どの神像があったのか、興味深い問題ではあります。

北側入口正面の凹には、その左右に特別の柱があり、他の凹より際だっています。入口とこの際だった凹で南北軸を示しています。(パンテオンの平面図は記事の下の方にありますのでそれを参照)

この・凹・。南を背にしていますので、7凹の中でも、主要な第1の凹ですが、きっと太陽の光は差し込まないでしょう。太陽の光で荘厳できない凹ですが、何か他の想い(例えば北の星へのオマージュとか)があったのかもしれません。

ハドリアヌス帝は「わたしの一生をして、エレウシスの道ほど隠密ではないがそれと平行した道を辿らせたひとつの習慣について、ここで語っておきたい。それは星の研究のことである。わたしはいつも天文学者の友であったし、占星術師の顧客であった。・・・」と回想していた節があります。

マルグリット・ユルスナール(1951年初版)の「ハドリアヌス帝の回想」(白水社、多田智満子1978年訳)からですが、。ユルスナールのこの作品は歴史小説です。したがって「史実3:創作7?」と全てが史実ではない、が、でも、しかし、歴史学を拠り所にした外側からではなく「内側から設計したハドリアヌス帝の回想録」として、欧米では高い評価を受けているとのこと。

ともあれ、七曜神は、一応次のようになるようです。(テーブルに挑戦!!)

曜日神々星々
ディアーナ(月の神)
マルス(軍の神)火星
メルクリウス(旅行と商業の神)水星
ユピテル(天空の神)木星
ウェヌス(ヴィーナス 愛と美の女神)金星
サトゥルヌス(農耕の神)土星
アポロン(弓矢の神)太陽


「現在の曜日の順は、古代エジプトの1日を24時間とする時制と古代ギリシアの同心円宇宙論に基づく天動説とが結び付いて紀元前1世紀頃に占星術師によって考案されたと考えられている。」とも言われています。パンテオンの像の配置は、その占星術の影響をうけていることも考えられます。

『ローマ史』の著者カッシウス・ディオが伝えるところによれば、南を背にした第1ニッチにユリウス家の守護神であるマルス(火)とウェヌス(金)、および、神格化されたユリウス・カエサルの像が、ここにたっていたものと想像され、また、他の「六つの大きなニッチはそれぞれ三体ずつの神々の像を、八つの小さなニッチはそれぞれ1体の神像をすえていた可能性もかなり強い」という説もありました。(S.ギーディオン 『建築、その変遷』から)

いずれにしろ、先に球体という空間と何かを納めるニッチという装置によるリアルな場があって、あとは、方位や順番などお好きな解釈でニッチに神像をどうぞ置いてみてください・・・とユニバーサルに考えた方がよろしいようで。

さて、小さなニッチ、大きなニッチ、特別のニッチと3種類のニッチの違いとその並び・・・じっくり観察したいところですが、円形なので一度に見れません。

でも、パンテオンの内装(インテリア)を一覧できる360度パノラマ写真が英語版ウイキにありました。Date August 2008 Author Patrick Landy (FSU Guy (talk))
ニッチのひとつがズバリ太陽の光に荘厳された素敵な写真だと思います。

ここでは、もう一つの興味深いパノラマ写真のサワリ画像だけ掲載します。
下のリンク色をクリックして「ヴァーチャル上のリアルな現場」に訪ねてみてください。

$マン坊舎へようこそ

http://www.arounder.eu/pantheon/pantheon.html
起動に若干時間がかかりますが、前後左右自由自在のパノラマ写真です。
題して「art around you]↓こちらもすごい。
http://www.arounder.eu/pantheon/pantheonHR.mov
いずれも、画面の中でマウスを動かして場面を操作できます。ヴィジュアルな工夫のあるWPがますます増えていますね。しかも基本的に無料です。若人の知識探求に役立っていることでしょう。
団塊の世代からみると・・・羨ましいですね。

★「マワルグルット・ユルスナール」OBJECT のAmazon.co.jp くるくるウィジェットは、アメーバ本文はダメなのねむかっ


マン坊舎語録
マンションの管理には内装と外装、専有部分と共用部分の明確な区分とその共通認識が必要です。
専有部分である内装の変更は、消防上の内装制限や性能上の遮音等級制限に抵触しなければ、区分所有者の自由自在です。しかし、バルコニー等の共用部分は自由に変更できません。
窓ガラスは?網戸の網は?玄関扉のハンドルは?など専有か共有か迷う事があります。管理規約か使用細則で、具体的な区分をヴィジュアルに理解できるようにしておきたいものです。

♪金曜日は東西比較♪ その2

本日は1月15日の金曜日なり。♪金曜日は東西比較♪ その2

金曜日は「東西比較の日」になる・・・かどうかはわかりませんが、パンテオンの図面やスケッチを検索していたら、素敵なイラストに遭遇しました。

Charles Robert Cockerell:チャールズ・ロバート・コッカレル(1788-1863)という、英国の建築家が描いた「世界の有名な建築」を一堂に会した作品です。

副題は「The Professor's Dream' (1848)」とか。コッカレル氏は大学の教授でもありました。1845年、オックスフォードに立てられたアッシュモレアン博物館美術館は、マニエリスム的英国建築の代表作品と言われているそうです。

マン坊舎へようこそ

St Peter's Basilica, the Taj Mahal, Westminster Abbey, St Paul's Cathedral, Florence Cathedral, Bramante's Tempietto,The Pantheon, Pyramids, the Leaning Tower of Pisa, Crystal Palace, Victoria and Albert Museum, Arc de Triomphe and a wide variety of temples, obelisks, columns, spires and domes.
・・・50近くの各国の有名な建築が勢揃いしています。しかし、日本の建築はありません。悔しいんで、ヨコに奈良東大寺大仏殿を添えてみました。(^^;)

王立英国建築家協会(Royal Institute of British Architects)のWP関連のRIBApixというオンライン画像データーベースからお借りしました。無許可なのでRIBApixマーク付きですがあしからず。

RIBApixのデータベースについてはこちらもどうぞ →Pilgr Image★Jun Ray

もう一つ悔しいのは・・・神々のマンションは並んでいますが、人間の集合住宅であるマンションジードルンクやコンドミニアムは並んでいません。19世紀の中頃では、集合住宅という建築はまだ芸術作品として認識されていなかったのかもしれません。

ちなみに、20世紀初頭に建設されたベルリンのモダニズム集合住宅群:グロスジードルング・ジーメンスシュタット(Großsiedlung Siemensstadt)が、2008年に世界遺産として登録されました。


マン坊舎語録
マンションの管理には「過去・現在・将来」を見渡す視点が必要です。
マンションに関するWPはたくさんありますが、先の視点で勉強するにはこちらのWPがよろしいようです。非常に充実したWPです。


集合住宅博物館