日本の神様は武術に宿る。 | 武芸心術 シン・けん。

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繊細でか弱い武術修行者の拙い気づきを綴っていきたいと思います。気が向いたらお付き合い願えれば幸いです。

日本の神様は武術に宿る。

合気道の創設に大本教が密接に関係したことは、大変有名な話です。
人間技ではできないことを、神様の力を借りて行う、と表現できるくらい、すさまじい技の世界を合気道はもっているのでしょうね。
合気道の稽古をした事もないのに、偉そうに言ってすいません(・・;)。
ちなみに、かの、ステーブン・セガール氏は日本で合気道の師範にまでなった人ですが、大本に入信していた方でもあったそうです。

改めて、武術と日本の神様とは、古来から親和性が高いものだと思います。

と言いますか、密接な関係と言った方がよいのでしょう。


皆様も、町内の、神社の奉納祭で剣術の演武が行われるのを、一般的にも、目にする光景ではないか、と思います。

ところで、日本刀が、ほぼ、私達の知っている形状になったのは、室町時代の後期なのだそうです。

さらにそこから、約500年もの歳月を費やして、この武器に相応しい術理とは、いったい、どういうものなのか、先人達によって様々に試行錯誤され続け、ようやく、日本刀を用いた、剣術というものが、が世の現れた、という事を本で読んだ記憶があります。


先に日本刀の形があって、その形にふさわしい刀法とはどういうものか、が編み出されのですね。

そこに存在する、大変深い意味を感じざるを得ません

なんと言っても、剣は三種の神器の一つでもありますし。

八百万の神様の国、この日本には、武術は一つの神事である、という思想背景があるのだと思います。


お読み頂きありがとうございました。